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時間は何をしていても過ぎる。

モーツァルト 弦楽五重奏曲 スーク/スメタナ四重奏団

2014-09-15 09:00:08 | クラシックCD
この頃、音質だとか調音などにこだわって、肝心の音楽を聴いていないのではないかと深く自省している。そこで今日は名曲、名録音でじっくり音楽を鑑賞したい。
モーツァルトの弦楽五重奏曲(#1から#6の全曲)をスークとスメタナ四重奏団が演奏したCDである。これはkazuが聴いてきたクラシック音楽のCDの全部を通じて屈指の名録音だ。
曲により、それぞれ内面的に最高に充実した性格を持っていて、kazuにはどれがどうこうと語る力もないのだが、そういう程度の聴き手であっても聴き進むに連れて感動がこみ上げてくる。目を閉じて耳を傾けていた。成熟をきわめた綺麗な旋律が次々と現われて幸福感に満たされる。また、モーツァルトの名曲には必ず付きまとっている哀しみ、諦めといった悲しい感情が自然ににちりばめられている。幸福というのは悲しみと表裏一体。うまくいえないが人間的優しさを教えてくれる名曲だと思う。優しさは悲しみを包み込むことを教えてくれる。

   

   

   

機会があればアルバム3枚、どの曲でもよいし、できれば全曲聴いてみてください。
心が洗われて、寛容さが少し増したような気持ちになりますよ。




某社の拡散資材、1個追加した。黒いの。こいつ、何個持っているのだという声が聞こえてきそう。2個しか写っていないが、全部で3個あり、面白いことに3個が等間隔でない方が自然な音響になる。



オーケストラ音楽に合わせていじくっていて、室内楽を聴いてみたら結構な美音になっていた。5つの楽器が重なり合い微妙な階層を造りあげていることがよくわかる。大木正興氏のいっていた、スピーカーでオーケストラを聴くのは金魚ばちのなかで大きなコイを泳がせるようなものだという話しを思い出した。
最後は、また音質の話しになってしまった。
コメント
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