木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
0947-62-3277
焚き火と外飯

お礼過剰に感謝!

2011-01-02 21:46:48 | Weblog
年末に鯛を一匹、ブリを2匹、鮭を一匹さばいた。
すべて頼まれものである。4人とも魚を丸ごと貰ったけど
最近魚屋で買い物していないので魚屋に頼めない。
それで私のところに来るらしい。それに家庭のまな板より
魚のほうがでかいので家庭でさばくのは無理だろう。
私としては数分で終わるから大したことはないのだが、
みなさん焼酎などをくれる。時間給にすれば高い。
それにみなさん「量が多いので少し取ってください」とおっしゃる。
ひとえにも二重にもありがたいことである。
芸は身を助け、他人にも喜んでもらえるのだ。
そうそう、持ってきた魚の中で鮭はすばらしかった。
でかくて、丸っこくて、脂がたっぷり乗っていた。
焼き魚用にカットしたのだが何十枚もとれた。
切り身を5枚とアラ(頭やナカオチなど)をいただいた。
早速、ころあいに切ってお湯をくぐらせ、三平汁にした。
昆布をしき、鮭、カブ、白菜にたっぷりの水を入れ、
日本酒も気前よくいれる。途中で味をみる。
鮭から出た塩味を確かめ、足りない塩を加える。
出来上がり間近に醤油を数滴たらす。
絞り生姜もたらしたいのだが、今日は無い。
鮭がでかくて脂ものっていたので甘みとコクがでた。
極上の三平汁の出来上がり。美味い!
コレはまかない料理だが先人の知恵のなせる業。
関西ではこれに似たまかない料理に船場汁がある。
塩鯖と大根でつくる汁物でこれもいい鯖だと美味い。
船場の丁稚どんのご馳走だったのだろう。
庶民の知恵に感謝、それを作れる自分に感謝(笑)
そういえば、お金のかからない美味いもの食ってるなぁ。
ありがたいことだ。ツイてる。ツイてる~。

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