木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
0947-62-3277
焚き火と外飯

無名の優品

2013-04-01 22:15:50 | Weblog
 
土曜日に野外料理の達人たちが集まった。
岡山、山口、長崎、大分佐伯、北九州から、、、。
しこたま飲んで日曜の朝飯のとき鹿の解体の質問があった。
説明している途中で大分佐伯の友達が「そうだ!」と叫ぶ、
立ち上がり車からなにやら持ってきた。
「カンちゃん、これやる」マタギ(猟師)ナイフだ。



自分はもう使うことがないからとのこと。
鹿や猪の解体は体力と気力がいるから引退したのだ。
それに彼はさばく時の臭いと血が苦手らしい。
ありがたくいただいた、嬉しい。
田舎の鍛冶屋が打ったものだろう、
素朴でステキだ、柄には木の皮が残っている。
少し錆びていたので今日砥いだ。
いい鋼だ、よく切れる、無名の優品。
「ありがたい、嬉しい、ツイてる、ラッキー!」
実用的刃物コレクションが一つ増えた、
そして楽しみも一つ増えた。
ウフフだね。


白い柄のナイフはオイラの自作。




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2 コメント

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よかですな (takibi)
2013-04-02 09:45:58
無名の優品、よかですな。
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ウフフ (赤村山羊おやじ)
2013-04-02 23:27:21
よかでしょう。
皮をはいだり、内臓を出すのに最適でしょうね。
次の獲物が楽しみです。
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