木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
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焚き火と外飯

ひどい定休日(長文です)

2011-04-06 18:46:12 | Weblog
今日は定休日。
車で30分くらいの山の中腹に巨石に囲まれて「胸の観音」があります。
以前お参りしたときに、石の灯篭を対で寄贈したいと申し出たら、
それは是非お願いしますとのことであった。
それを今日一人で担ぎあげることにした。
灯篭は1基125kg(6ピース)、二つで250kgだ。
駐車場から観音様まで300mちょい。
手ぶらでも杖をつかないと上れないようなところだ。
急な斜面と階段が続いている。
それを、今日、一人で8往復した。
それも、背負子に石をからって上った。
後、一回で運び終えるときに世話人さんがやってきた。
「どこに置けばよいですか」
「ありがとうございます、会長に聞いてみます」
年配の世話人が会長に携帯で連絡をとってくれ電話を代わった。
「そういうことは会議で決まってからでないと、置けません」
「えっ!寄贈したいといったら、ありがたいと言われましたが」と私。
「とにかく、会議でみんなに話してでないといけません」
「じゃあ、どこか隅の方でも置いておきましょうか」と私。
「そうですね、下の駐車場の奥の方にお願いします」
「コレを全部持って降りるのですか」
「申し訳ありません、よろしくお願いします、会議が終わり次第、連絡します」
「そうですか、会議はもう結構です、皆さんにご足労願うのもなんですから、もって帰ります」
「わかりました、失礼します」
私は本来、短気で怒りんぼだったのですが、最近は人間ができてきた、めったなことでは怒らない、それに腹が減りすぎて怒る気もしなかった。(朝食抜き健康法をやっている。早昼11時半、遅昼3時半
晩飯7時、9時以降は固形物を食べない)
このときは午後2時間腹が減りすぎていた。
その、減りすぎた腹で重い石を背負ってまた降ろした。
半分降ろしたところで名案が浮かぶ。
そうだ、車に台車を積んでいたのだ~!
押してあがれないけど、降りるのは大丈夫だろう。
で、ガラガラと台車を引っ張って階段の手前(中央部分)へ。
残りの石を階段のところまで降ろして、台車にすべて積んだ。
これがいけなかった。積み過ぎた、平地ならOKなのだが、、。
斜面が急すぎて加速がつく、なんとか踏ん張っていたのだが、
プツンとロープが切れた。台車は凄いスピードで手すりに激突。
ひっくり返って、石は土手下へころげ落ちた。
そのとき足のむこうずねをはげしく打った。
骨には異常ないみたいだが痛い。
しばらく石を上から眺めて考えていたが、
「もういいかぁ」でそのまま車へ戻った。
駐車場の横に、夫婦杉が祭ってあって、その周りに
11面観音様や不動明王様、閻魔大王など並んでいる。
そこのおじさんに、「この灯篭あげろうか」聞いてみた。
「ほんとにくれるんですか、ください」
「はい、どうぞどうぞ」
おじさんは喜んで「お茶でものんでいかんですか」と言うが、
それどころではないのだ、腹が減りすぎている。
おじさんに事情を話す。断られたわけが分った。
「会長は石屋やけん、他所の石はいやなんやろうねぇ」だって。
我が家に戻ってすぐに足を冷やしながら、飯を食らう。
この時点で腰がだるい、太ももが張っている。
むこうずねもかなり腫れて痛い。
「明日は野グソはできんな、しゃがめんばい」
と思うオイラであった。

明日からまた、少しPCを休みます。
今度はすぐに戻ってきます。
ヨロシク!