木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
0947-62-3277
焚き火と外飯

小さな親切、大きな感謝!

2011-04-27 13:03:10 | Weblog
 (4月26日火曜日)
いつものことだが、色んなものを戴く。
別段催促をしているわけでもなく。
物欲しそうな顔もしていないつもりだが、、、。
今日も身に余る、戴き物があった。

午前10時半、手打ちうどん六玉。
(大店舗の超繁盛手打ちうどん屋の社長より)
12時半、冷麦を十把。
(ランチを食べに来た七十代のおばさまより)
午後3時、大きな鯵の開き1枚。
(五十代の素敵な奥様より)

ほんとうにありがたいことだ。
早速、出汁をひいて麺ツユをつくり、冷麦をいただく。
薬味は葱の代わりにニラを小さく刻んで食べた。
今年初物、今日は天気もよく暖かい、美味い~。
「ウヒヒヒヒ」たぶんだらしない顔をしていることだろう。
今日は半そでのTシャツを着ている、半そでに冷麦、夏近しだねぇ。
九州の田舎では冷麦のことを「冷やし麦」と呼ぶ。
たぶんオイラの住む赤村では今年一番早く冷麦を食べた人間だろう。
などと、つまらぬ自慢を一人でして、悦にいる58歳。

さて、大きな鯵の開きだが、なんという絶妙のタイミングだろう。
昨日、酒を抜いたので今日は朝から晩の酒の肴を考えていたのだ。
幸いこれも戴きものだが大根が半分残っている。
焼きたてに大根おろしをたっぷり添えて、、、。
イメージしただけで唾が出てきそうだ。

手打ちうどんは、今日も明日も出番がなさそうだ。
一つずつラップに包んで冷凍庫にしまう。
冷凍庫は鹿でいっぱいだなんとかせねば、、、。
冷凍庫の隅で油揚げを見つけた、ラッキー!
これもあぶって酒の肴に加えよう。
芹を摘んで半丁残っている豆腐と湯豆腐に。
これで質素で豪華な一人宴会のメニューは決まりだ。
かくして里山のジジィの一日は過ぎていくのであった。

小さな親切に大きな感謝。
今日も好日だねぇ。







大盤振る舞い

2011-04-27 12:35:37 | Weblog
久々の登場でごぜえます。
四月25日月曜
館の裏の竹林で竹の子を掘った。
雨の後なので、まさに雨後の竹の子状態。
掘るのは楽しい、堀りまくる。汗ばんできた。
途中であることに気づき掘るのをやめる。
そうなのだ、掘った竹の子を担いで戻らねばならぬのだ。
竹の子は重い。ほどほどにしとくべきであった。
背負子に四杯、坂道を四往復する。
すべて持ってかえり、重さを測ってみた、46キロ。
自作の七輪に火をおこし寸胴をかける。
竹の子を六本、先の方を少し切り落とし鍋へ。
米糠ふたにぎり、鷹の爪を二本入れ茹でる。
(堀りたてを茹でるのだから何も入れなくてもエグクはないのだが)
さて、残りをどことどこにあげるかが問題だ。
友人知人近所へと電話をかけまくる。
うちの竹の子は評判がいい、すぐに終了!

竹の子にはオス、メスがあるのを知っているだろうか。
メスは扁平でオスは丸いのだ。
もちろんメスのほうが柔らかくて美味い。
食べ物に関してはオスは役立たずが多い気がする。
メスで先端が黄色ければ上物だ。
オスで先端が緑であれば硬くて最悪である。

茹でたての熱々の皮をむいて、醤油につけて食う、美味い。
一杯飲みたくなるが我慢、ガマン、まだ午前中だ。
いりこ出汁で煮る。木の芽和えにする。
それらを肴に飲んでいる自分を鮮明にイメージできた。
いつものことながら涎が出そうだ。
我ながら、いやしいオヤジだこと。
でも「ウフフ、、」なのだ。
今日も好日だ~!