ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

危険地点 運転手に警告 天候や時間帯も考慮 パイオニアが車載機器…

2016-11-28 23:48:02 | NewsPaper
インテリジェンスな車載システムを
損保と組んで提供するのは
興味深いものです


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『危険地点 運転手に警告
 天候や時間帯も考慮
 パイオニアが車載機器』

パイオニアが、クラウドを活用して事故の発生を
未然に防ぐ運転支援システム「インテリジェントパイロット」を
開発したと発表した
という記事

天候や時間帯、運転の傾向などのデータから
事故のリスクが高い地点を予測して運転手に警告する

パイオニア自体が、カーナビから収集した大量の走行データを分析して
急減速が多発する地点などを把握済み

これらに、運転時の天候や時間帯、車の走行速度、運転傾向などの
データを組み合わせて、個々の車両の状態に合わせた事故のリスクを
予測する

http://pioneer.jp/corp/news/press/2016/pdf/1125-1.pdfより

走行データをクラウドに送り運転手に音声と画面表示で警告するために
「常時通信型IoTデバイス」と呼ばれる車載機器を新たに開発した

まずは2017年4月より東京海上日動火災保険に提供し
個人向け自動車保険「ドライブエージェントパーソナル」に採用される

http://pioneer.jp/corp/news/press/2016/pdf/1125-1.pdfより

これは、パイオニアによるビッグデータ分析の成果が
車載機器として成果になったといえるでしょうか

一つの成果に終わらず、機器とクラウドのやり取りによって
精度は向上し、さらに先進した機器が開発されていくでしょうか

その時点の最新技術を有効活用し、さらに人々の安全を守る
機器が世に出されるのか楽しみにしたいものです