ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

出張や休暇の申請 承認作業を自動化 米ニンテックスが日本法人 営業強化、顧客5倍増へ…

2015-05-21 19:15:29 | NewsPaper
現在携わっているお客様先での業務
未経験分野である個所について
最初はピンとこないことが多くあっても
必死になりながら少しずつ理解を深めております…



さて、本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『出張や休暇の申請 承認作業を自動化
 米ニンテックスが日本法人
 営業強化、顧客5倍増へ』

米IT企業のニンテックスが出張や休暇の申請など
オフィスの様々な承認作業を自動化できる
ワークフローソフトを日本で本格的に事業展開する
という記事

そもそも、ニンテックスはオーストラリアの拠点を通じて
2009年から日本市場に参入し、ワークフローソフトを中心に
ビジネスを展開する会社とのこと

米Microsoftの業務支援クラウド「Office 365」と組み合わせて
クラウドサービスとしてワークフローを利用できる
ソフトを販売していくとのこと

社員がPCで出張や休暇を申請し、上司が画面上で承認するといった
管理システムをプログラミングなしに簡単に整備できるようにしているとのこと
間接業務だけではなく、製造業の製品開発の承認などにも活用することも可能
だと謳っています

クラウド型サービスであることから、初期費用を抑え
月額6万3000円(税別)からにて、展開
1年間で40社以上の新規契約を見込んでいるとのこと


さて、ニンテックス自体は、世界で90か国5000社超の顧客を抱えているそうですが
日本では営業支援や販売サポートなどといった対応に時間がかかっていたことから
他国に比べると成長の伸びはまだまだだったようです
とはいえ、日本での事業は年率8割の勢いで伸びているそうで
いよいよ日本法人を新設し、パートナー企業を増やして
顧客サービスを大幅に強化していくとのこと

日本国内においては、大手や中小のベンダーにおいて
Office 365を利用したサービスの展開が徐々に出てきています
そこに来て海外ベンダーが本格的に参入してくることについては
脅威として捉えるのか、あるいは市場をさらに活況していくよいトリガー
として捉えていくのか、企業によって様々でしょうか
今後のOffice 365周辺市場というのはおもしろいことになっていきそうです…