ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

電源プラグで“見える化”…

2012-06-12 19:56:49 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

日経ビジネスアソシエに掲載された記事の反応が
様々な経路を通して頂いておりまして
素直に驚いていると当時に、大変に感謝しております


では、本日の日経産業新聞から、2面の環境・新エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『プラグで消費電力測定
 三洋ホームズ プレハブ住宅販売』

三洋ホームズが家電機器の消費電力や設置場所の温度などを
測定できる電源プラグを備えたプレハブ住宅の販売を福島県で始める
と発表した
という記事

これは、富士通の「F-PLUG」と呼ばれる電源プラグをプレハブ住宅に採用して
プラグにつないだ家電機器や設置場所の温度、湿度、照度などを測定し
1分単位からプラグ内部のメモリに蓄積するのだそうです

居住者の生活スタイルを把握しながら居住者に情報を提供すると共に
データをいかし高齢者の熱中症や低体温症の予防につなげていくことを
狙いにしているそうです

東北地方の気候に応じた設計や間取りを採用して
平均的な価格は3000万円前後を想定していて
2012年中に30棟の建設を計画しているそうです


って、プレハブ住宅だけで9億円前後って大きすぎないか…
とは思ってしまいますが、これは少しの補助はあるようです
国土交通省による特定被災区域に対しての
「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されて
1棟あたり上限200万円の補助は出るようです…

どの程度のプレハブ住宅なのかが気になるところではありますが
これだけの費用となると、もちろん自治体側の補助がありますよね??
住宅金融公庫を利用しての一般家族での購入ではありませんよね??


将来的なことを考えて、安定した地盤でのこのような住宅の建築ではなく
特定被災区域に建築することは意義あることだとは感じます
本当に将来の“健康・省エネ・防災住宅”の普及につながっていけばと思います