玉野の1枚

随時玉野の紹介をします。

宇野港~高辺山散策2

2013年12月24日 08時55分23秒 | 観光
塩竈神社から北方面、県立玉野高校を横目に天狗山麓に観音寺がある。このお寺元は真言宗だった・?が、今は日蓮宗だ。正式には、広昌山観音寺と言い、優生観世音菩薩(人々の音声を観じて、その苦悩から救済する菩薩)を祀っている。裏山には広昌天王様と最上稲荷尊を祀っている。



ここからは、宇野港が見える眺めが良い。

さて、観音寺をあとに、南下すると北向き地蔵を祀っている。

       

四国巡礼を終えて故郷に帰る途中、旅の托鉢僧が冬の暖を取ろうとして、広潟26番塩浜で足を滑らせ亡くなった。土地の人が僧の冥福を祈るため建立。

              

浜を埋めたため、現在地に移され「北向き地蔵」と呼ばれるようになった。

お地蔵さまは、菩薩の一種で、釈迦が悟りを開くまでの修行を行っている様を模している。 また、頭を丸め、一切のアクセサリーをまとっていない。これは、衆生済度のため奔走していることに由来している。
地蔵菩薩は「一斎衆生済度の請願を果たさずあ、我、菩薩界に戻らじ」との決意で、その地位を辞し、常に民衆とともにいる。あえて人の下座にいる。つまり、北向きに配す。 ということで、地蔵尊は、北向きが本筋。 しかし、北向きは、全国でも400体ほどで、珍しいそうだ。
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宇野港~高辺山散策1

2013年12月23日 17時24分38秒 | 観光
今回は、宇野港~高辺山散策を掲載する。
先ず、産業振興ビルを出発。一番目に行くのは、愛の女神像。この像は海風ウォークで説明した。 左でん部に触り、お願いすると願いが成就する。



オッと!!第一番には、コースの地図を載すべきだった。 コース図を!!

      

築港地区の老松通り。ここの道路中央には老松があり、ここまでが海岸線だった。
昭和30年代、交通の妨げになるということで伐採された。

            

天保10(1839)年25町歩の広潟塩田ができており、その当時に陸前塩竈神社(宮城県塩釜市)から勧請した? 塩竈神社

                   

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観光ボランティアガイドの活動8

2013年12月22日 07時02分44秒 | 観光
海風ウォーク最後は、先ず玉野魚市場。08年に「海の駅シーサイドパーク」の冠をつけ、毎週木~日10:00~13:00まで、新鮮な魚介類を販売している。(今年の年末は30日まで開いている。)2012年には、「勝手にご飯会」として、毎週金~日の11時から100円でご飯とあら汁のサービスをしている。(今の時期、今年は終了している。)



宇野港の周りには多くの雁木がある。1909年築港当時の物揚場。潮の干満により、舟と岸にバタ板を渡し、モッコを天秤棒で担いで荷役をした。

      

1961年開業した宇高国道エリー。開業当時、容姿端麗な接客員が乗船しており、男性たちの目を釘付けにした。・・・・瀬戸大橋架橋の関係で、昨年10月~航路を休止している。

             

最後は、「お化け煙突」 1919年200kwの東児島電気株式会社の火力発電所の煙突。 高さ66.5m 発電機の回転音が香川県の直島まで響いていたそうだ。

                   
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観光ボランティアガイドの活動7

2013年12月21日 16時43分36秒 | 観光
今日は、旧玉野警察署について、掲載する。明治43年宇野港ができた翌年、岡山の三番にあった警察署を移転。三角帽子の庁舎を建設。 宇野水上警察署として親しまれた。
今は駐車場になっている。



宇野水上警察署が建っていた基礎

         

当時海上保安庁はなく、海の治安は水上警察が担った。

次は、大正6年に三井造船(当時は川村造船)が仮工場を建設した場所。

                
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観光ボランティアガイドの活動6

2013年12月20日 09時05分41秒 | 観光
2013年は、第2回瀬戸内国際芸術祭が開催され、玉野市が正式参加した。そのため、宇野港近辺では多くの作品が展示された。 作品の一つとして、写真家のアラーキーさんが写真を展示。 大きなビルに展示した写真で、天国と地獄をイメージしたそうだ。(因みにこの写真は地獄らしい。)



この作品は、瀬戸芸が終わっているが、今も展示している。

さ~て、次は、喫茶店?で一服!! 実は喫茶店ではなく、築港地区の雨水をポンプアップするための下水ポンプ場。 屋根の上にある「時の鐘」は、朝、正午、17時に童謡で時を告げる。

        

この写真、大正9年に宇野地区に水道が敷設された記念碑。この記念碑に「東児島電気株式会社」が彫られている。(これは後程出てくる写真に関係している。)

               
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