田井八幡宮。この神社は田井、築港一円を氏子としている。田井地区は早くから開けた土地で、古くから神社があったが、創建年代は不詳。室町時代の豪族田井新左衛門の後裔佐々木久信が1466年に神社を再建している。
本殿横に樹齢700年余りと推定されるクスノキがそびえたっている。
見能地区に市内最大の厨子型石塔がある。延宝5(1677)年7月7日右に「高月善照逆修」左に「芳林抄香逆修」とある。もともと船乗りで、事故も多く生前墓として祀ったもの。
八重垣神社 十禅寺山2合目の祇園口にある社。宮山東端にあったものを天保7(1836)年に現在地に遷座した。見能地区の人が祀っている。祭神は素戔嗚命。
同神社本殿