森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

ニャンニャンレスキューを訪ねる

2009-07-26 00:01:49 | 議会活動
 湯涌の支援者から、野良猫の親子が納屋に居着いて困っているという相談がありました。猫の問題はどの地域でも苦情が聞かれ、えさやり禁止の行政指導は行われても、解決には到らない場合がほとんどです。

 ニャンニャンレスキューとは、個人のIさんが私財を投じ、猫の保護所を設置し、身寄りのない猫を引き取り、獣医に避妊手術を施してもらい、引き取り手を捜す活動です。湯涌の野良猫問題をどう解決するか、相談に乗ってもらいました。ともかくも、走り回る子猫を捕獲することが先決と、捕獲かごを借り受けて、湯涌芝原へと届けました。捕まった猫はどうするのか、これが次の問題です。Iさんの保護所で引き取ってもらえるのか、これから相談です。

 直接訪問し、小動物管理センターという立派な施設をもつ金沢市が、ほとんど殺処分しかせず、市民団体が要請する譲渡会開催にも後ろ向きであることをを聞きました。建設された手術室は使われず、広いフロアーは閑散としている。そこにゲージを入れて、一時保護所をつくる。職員数の制約があるなら、市民団体の力を借り、協力して避妊手術、一時保護、譲渡会、引き取り手捜しをやってはどうなのでしょう。

 都市化が進み、人々は孤独とストレスに苛まれる世になりました。癒しを求め、愛情の対象として愛玩動物の存在意義がかつてなく高まっていると思います。同時に、一部の不心得者が無責任に捨てる、放置する、えさをやり、近所迷惑を顧みない・・・。たくさんの不満を聞いています。
 しかし、やりかたによっては、近所との摩擦が消え、ところによっては地域猫としてかわいがる地域も現れてきました。
 行政の小動物管理事務とは、果たして殺すことなのでしょうか。施設の有効利用、市民協働、命を大切にする市民運動がマナー啓発にも役割を果たす。こんなシナリオが描けるのですが。まずは調査をしてみたいえす。小動物管理センターの実態から。

 午後は、田村・ライヒェルトを支援する会総会。北陸大学理事会による不当解雇を撤回する裁判闘争に志気は一層高まります。

 夜、山科では今年も虫送りが盛大に行われました。豊作を祈念し、子どもたち地域住民の楽しい一夜としていつまでも続いて欲しい行事です。
 

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