禮山郡の人々との熱くて深い交流

　４月最終日、２７日からの恒例の韓国禮山郡平和友好訪問から帰宅した。四日間の熱くて深い交流の概要を報告しておきたい。 　今年の禮山郡は、尹奉吉が上海爆弾事件によって「義挙」を行って８０周年の節目に沸いていた。この禮山を訪れたのは、訪問団趣旨に賛同した石川の地方議員から私たち金沢市選出議員３人に白山市議の４古河市議、尹奉吉共の会のメンバー、月進会日本支部朴支部長はじめ県内外の在日の方々、二年ぶり参加の故朴仁祚さんの娘三姉妹、そして韓国に深い関心を寄せる市民合わせて１６人だ。賑やかで和気藹々の間柄になるのにさほど時間はかからなかった。 . . . 本文を読む

義挙８０周年の祭礼 禮山郡平和友好の旅に出る

　韓国の独立運動家尹奉吉が、上海爆弾事件に決起し、その年末に金沢で処刑されて８０周年。韓国で「義挙」と称えられる記念の日に招かれて、明日１４回目の韓国訪問に出る。１６人からなる韓国禮山郡平和友好訪問団は三泊四日の日程だ。３０日に帰国する。 . . . 本文を読む

ドイツ視察報告その１１ハンス・モドロウ氏との会見4

ドイツ視察報告が終わらないうちにデンマークにも行ってしまったわけだが、これが最終報告になる。 　ハンス・モドロウさんとの会見もクライマックスに入った。 . . . 本文を読む

低線量内部被曝の恐ろしさを学ぶ必要 金沢市からとりくみを聞く会も

デンマークから帰国し、地元後援会関係行事があって、本当に落ちつきなく日々を過ごしている。 　大飯原発３、４号機の再稼働への動きがいろんな議論を呼びながら進められている。大飯再稼働は全国の停止中原発再稼働の突破口になりかねない。私たちも、さよなら志賀原発実行委員会として、行動の提案議論を急いでいる。また金沢市でも、本日２４日、がれき受け入れ可能性検討会が第一回の会合を持った。環境局長から委員の面簿を出して貰ったが、調査にかかる議論の動向が気になる。 　 　私の関係でも、子どもを放射能から守る会・金沢（仮称）として、金沢市から食品放射能防護のとりくみを聞く会を５月９日水曜日１４：００から市議会第５委員会室で開くことにしている。これは、関心のある市民誰でもが参加できるものだ。 . . . 本文を読む

第１３３回「社民党の声」

　温かい雨の中、今朝は第１３３回「社民党の声」で地元中村町アピタ前に立った。ドイツ、デンマーク視察から学んできた私たちの社会の課題について語りかけた。 　税と社会保障の一体化改革にある隠された欺瞞、市民の反対運動が勝ち取った脱原発政策、エネルギーの地産地消への市民の積極的参画、労働組合の社会的な力により実現した世界一のストライキ実施率を背景にした労働時間短縮と同一労働同一賃金による賃金の平準化（これは消費税の逆進性を緩和する）、労働組合組織率、選挙投票率ともに８割越えという政治関心、とてつもなく厚い民主主義の基盤なくして、そうした社会は成り立たない。 . . . 本文を読む

七尾強制連行への戦後補償を実現する会発足

　５年に及ぶ裁判闘争で事実認定を勝ち取りながら、最高裁判決による個人の請求権消滅という論理によって、賠償請求が退けられた七尾中国人強制連行・強制労働への戦後補償を求めるたたかいは、七尾強制連行への戦後補償を実現する会へと引き継がれた。今日は、その設立総会があった。私は、二つの後援会総会、市政報告会の合間を縫って、設立総会にも参加した。 . . . 本文を読む

改選一周年に市政報告会

　４月２２日日曜日。丁度一年前の今日は、金沢市議選の投開票日だった。今頃の時間帯は、まだ結果が出ていなかったように思う。緊張の時間からの開放の瞬間は、２３時過ぎではなかったか。本当に多くの方々の心と行動が結び合って、私の三選勝利を勝ち取って頂いた。今、改めてそのことを思い起こしている。そして、初心と原点を見つめ直している。 　折しも今日は、中村地区後援会が総会を開催し、そこで、一年間の市政報告をさせて頂いた。また、富樫地区でも夜市政報告会を開いて頂き、楽しく懇親の場も持たせて頂いた。 . . . 本文を読む

８年ぶりのデンマーク視察から帰宅

　社民党地方議員全国会議が編成したデンマーク福祉・教育事情視察から昨日帰宅した。とりあえずの簡単な報告をしておきたい。 　この視察団は、これで第４次となるが、私は、８年前の２００４年４月の第二次視察団に参加して、目から何枚も鱗が落ちたことを今も鮮明に覚えている。当時は自由党中心の右派（デンマークではそう言われていた）政権が、新自由主義グローバリズムを導入し始めていて、デンマークの福祉社会の行く末が懸念されてもいた。 　今回は、テーマは同じだが、私は、昨年社民党政権への復帰を国民・市民が選択したデンマークの民意を知ることと、右派政権時代の政策がどう動き、人々がそれをどう評価したのかに強い関心があった。そして、私がデンマーク市民に寄せた信頼感が間違っていなかったことを実感するものだった。民主主義、連帯、自主自律・・視察先でこの言葉が何度も出てくるのだった。 　全国各地からの１０人の参加者（内地方議員が７人）が訪問した視察先は、 . . . 本文を読む

デンマーク出発を前に 政治判断に抗議！ ドイツ視察報告その１１ハンス・モドロウ氏との会見３

　デンマークへの出発の準備に追われる昨夜、関係閣僚による大飯原発３、４号機再稼働判断が行われたと報じられた。今日枝野経済産業大臣が福井県入りする。再稼働への理解を求めるためだそうだ。福島原発事故究明（地震、断層、炉心脆弱化・・）、それを踏まえた安全対策の徹底、放射能汚染拡散の実態を踏まえた原子力防災体制の確立・・どれひとつをとっても皆道半ばだ。これでどうして再稼働できるというのか。誰が考えてもわかることだ。政府の醜悪なできレースに厳しく抗議する。 . . . 本文を読む

官房長官発言撤回を求めよ～飯田哲也講演会～劇団新人類人猿「制御不能」

　４月５日に藤村官房長官が、「原子力安全協定には、地元同意の規定はない。」と発言し、再稼働には、地元同意は必要ないと受け取れると各地から批判の声が上がっている。今日、市民有志が、県庁に集まり、谷本知事にこの発言の撤回を政府に要求するよう申し入れを行った。 　ところで、来週香林坊１０９にあるシネ・モンドで話題の映画「第４の革命」（ドイツにおけるエネルギー革命が題材）が上映されるのを応援するために、金沢にやってきた環境エネルギー研究所所長の飯田哲也さんの講演会が夕刻からあった。 　そして一日の終わりは、市民芸術村。地元の劇団新人類人猿が演じる「制御不能」公演だった。福島原発災害を告発する激烈な演劇作品だった！ありきたりの説明は不可能だ。 . . . 本文を読む