９月議会招集を控えて

　９月議会の招集を控え、情勢と課題について議論する日々が続いている。昨日は、夜にさよなら志賀原発ネットワークの定例会議があった。渡辺満久さんの講演会の成果「変動地形学からみるとＳ１断層は活断層と結論は出ている。再調査は必要なく、新たな活断層隠しに他ならない」をいかにして世論としていくかだ。そのために意味を持つ社民党国会調査団が不当にも北電によって拒否されている。ここを打開するために、強い運動が必要だ。また、講演会成果から独自のビラをつくって、全県で活断層隠しに対する世論形成を図ることを申し合わせた。

　金沢では、災害廃棄物中漁具漁網の受け入れと埋立処分方針が説明されている。今夜該当地域役員クラスへの説明会から、順次市民説明会が開催されていく。私は、これに反対する市民団体から、受け入れ撤回を求める議会請願の紹介議員を要請されている。放射能拡散と内部被曝による長期間の健康影響や風評被害への懸念があることから、慎重で十分な審査が必要だ。議会として責任ある対応を求めていきたい。

　ところで、会派みらいは、一期議員をはじめ発言意欲が高い。会派出身の議長への負担を考えて、発言者の調整が必要との判断も出ている。私は、９年ぶりに本会議質問を見送る方向で検討している。