駅武蔵地区で隔週金曜日定例実施しているホームレス自立支援夜回りから戻ると、丁度、NHKテレビが、厚労省が生活支援戦略を策定したことを報じていた。中間的就労、即ち一般就労に到るまでの段階的な体験型就労を就労支援員(ジョブコーチ等)のサポートを受けながら積み重ねていく就労支援事業を本格化させるという。この戦略を今後、事業計画に具現化していくとしている。
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昨日は、一日ホームレス問題を改めて考える日となった。公的扶助研究会の全国セミナーが金沢大学で開かれた。金沢夜回りの会で一緒に活動する金沢大学の杉田真衣準教授が、特別講座で「今、ホームレス支援に何が求められているか」と題した報告を行った。夜は、金沢夜回りの会の定例会議で、金沢の現状と課題について意見交換した。
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被生活保護歴3年ほどになるAさんからうれしい電話だ。「就職できることになりました。」そうだ、彼は料理人だった。その天職に就ける見通しだという。そして、応募書類として提出しなければならない健康診断書の経費が生活保護から支給されるか尋ねてきたのだ。その彼を伴って、生活支援課に出向き、このめでたい知らせに答える制度運用を求めた。 . . . 本文を読む
今朝は、金沢刑務所を出所する男性を出迎えに行った。まだ若いと言っていい年齢の男性だ。受刑が決定するまでの裁判進行への不信感から、法律相談を受けたことがきっかけで、この二年九ヶ月の間に、獄中の彼と十数通の書簡のやりとりをやってきた。その彼も、すべてを呑み込み、罪の償いの思いも秘めて、娑婆にでた。社会復帰への強い不安を訴えていた彼は、しかし資格取得と再就職への強い願いがある。それを何とか実現させて欲しいと私は願う。
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空間全体が蒸し風呂状態だ。九州地方の豪雨被害が大きい。お見舞い申し上げたい。4年前の浅野川氾濫は、7月の28日だった。災害はゲリラ豪雨の責任にされたが、今日のような間隔を空けた断続的強雨の振り方は、20年前にフィリッピンで体験した熱帯雨期に似ている。この現象が温室効果ガスによる温暖化現象とされ、原発推進の口実にもされた。温暖化は原発温排水原因説や太陽の活性化周期説も有力だ。温暖化を問題にしている内に、地球寒冷化が始まっているとの説も浮上しているらしい。
ともあれ、この雨の中、今夜も首相官邸や各地で原発再稼働反対の行動が展開されたことが伝わっている。私の隔週金曜日夜は、金沢夜回りの会の定例ホームレス自立支援夜回りだ。 . . . 本文を読む
これから2ヶ月は、野宿者にとっては厳しい季節だ。隔週金曜日のネットワークの夜回りは、食べ物の差し入れに加えて、冬物衣料の提供にもとりくんでいる。
私たちは、一昨年に厚生労働省の委託事業である「広義のホームレス支援の実態調査」に協力した。 . . . 本文を読む