昨日6日、11:00から、週定例街宣「サタディ社民党の声」で金沢市役所前に立った。原発再稼働阻止・脱原発、消費増税撤回と社会保障ビジョン、環太平洋パートナーシップ協定参加反対の三課題について、金沢、石川の実情から、三人で訴えた。私たちは、新自由主義の復権と憲法9条改悪に行き着く国家主義のい台頭に懸念を強める有権者の受け皿になるべく、小選挙区石川二区にほその祐治を擁立する。その決意も私から締めくくりに訴えさせてもらった。
さて、石川県教職員組合が設立したいしかわ教育総合研究所、略称「いしかわ教育総研」が創立10周年を迎えた。昨日午後、記念集会が開催されて、国民教育文化総合研究所副所長で、中央大学文学部教授の教育学者池田賢市さんが記念講演を行った。「教育総研の果たす役割と今後の方向について」というオーソドックスな演題で語られた内容は、軽妙差を交えてフレキシブルでありながら、日本における教育観の根元的な問題を浮かび上がらせるものだった。
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障害のある子どもの地域での共生共学を目指して活動する親たちの会「金沢つながりの会」が今年度も金沢市教委に「地域の学校で学『障害』のある子の教育保障の充実を求める要望書」を提出し、懇談した。毎年私はその場に同席している。
国連の「障害者の権利に関する条約」の批准を目指し、昨年改正された障害者基本法の理念を就学相談の段階から徹底し、原則在籍校を地域の学校とする金沢独自の基本方針を策定するよう求めることを明確にした。そして、具体的課題では、通常学級か特別支援学級かを問わず、合宿、修学旅行に出る障害児には、介助者を公費でつけて、クラスメイトみんなとともに校外体験学習に送り出していく条件整備を具体的に踏み込んで求めている。
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全国いじめ調査が発表された。学校現場では、教育委員会の指導によるいじめ調査がまた別途行われようとしている。調査調査である。私たち市政連議員による学校訪問が再スタートしたが、現場からは、子どもと向き合うために、調査の時間が惜しいとの声が聞かれる。
地元紙に掲載された記事で、私の目に留まったのは、いじめ調査の結果ではない。「教育公的支出は最下位」の見出しだ。 . . . 本文を読む
福島原発事故以降、議会内外で求めてきた放射能防護のとりくみが、ようやく動き出そうとしている。子ども、市民を放射性物質による内部被曝からいかにして守るのかは、市政の重い責任だ。これとて、国の方針、基準の域を超えていないが、アリバイづくりに終わらないよう、注視していきたい。 . . . 本文を読む
夏も後半に差し掛かって、行く夏を楽しもうと、ちょっと宿題を気にしながらも、子どもたちはあちこちで元気に活動している。私は、津幡町が主催する恒例の津幡町民レガッタ大会に金沢市議会浅野川チームで出場した。7月から、四回、かつてない実践的な練習を重ねて大会に臨んだが、予選3位で決勝には進めなかった。残念・・!それでも、この一ヶ月間いい汗をかかせてもらった。河北潟の県津幡漕艇競技場では、親子のクルー、中学校のクルーも参加していた。
19日も、私はそんな子どもたちの活動に接する一日になった。 . . . 本文を読む
17日金曜日午後から今日18日の昼にかけて、粟津温泉おびし荘で開催された県教組金沢支部執行委員会の合宿学習会に参加してきた。出身議員は特別執行委員でもある。彼らのほとんどは、各学校分会で学級担任をしながら、勤務時間外に組合の執行業務に当たる。一年交替で執行委員を務める彼らに、組合運動の原点、組織論、そして教育論の基礎を学び合う機会を毎年設けている。私も毎年参加し、語り合ってきた。 . . . 本文を読む
8月6日、67回目のヒロシマの原爆記念日だ。第144回目の「社民党の声」は、朝日を正面から受ける石引の下馬地蔵前と、土清水交差点に立った。被爆は、被曝問題の根源として、福島原発事故と結びついている。ヒロシマ記念日には語るべきことがたくさんある。自転車の若い通勤者が「暑い中ご苦労様、がんばって下さい。」とねぎらってくれた。感謝。
ところで、午後は、県教組金沢支部の教育研究集会の中間検討集会に参加した。 . . . 本文を読む
この猛暑の毎日、停電もなく日常生活が送られている。今日は、さよなら志賀原発実行委員会が、県に対し、志賀原発直下活断層問題について申し入れを行った。「県よあなたも原子力ムラの住人か」どちらに顔を向けているのか。そんな声が飛ぶ。「国が、国が、・・・」独自性と自立性のかけらも感じ取れないいつもの答弁は、佐藤栄佐久さんの福島県政との違いがあまりに際立つ。 . . . 本文を読む
大津市で起こった中学生のいじめ自死事件で、教育界が厳しい批判にさらされている。教育現場から議員として出てきた私として考えるところがある。
ここ一両日の教育に関する二つの活動を交えて考えを述べてみたい。
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17日、能登キャラバン街宣から一路、大阪は豊中市に飛んだ。豊中市教育センター支援教育チーム視察のためだ。障害のある子どもが「地域で共に学び生き育つ」インクルーシヴ教育の課題解決を私はずっと目指してきた。金沢市教委も意識がだいぶ変わってきて、条件整備に前向きになっている。政権交代の少ない果実の内、最もプラスに動いてきたのが、障害者施策の改革だろう。保護者本人の希望を尊重し、地域の学校、通常学級に就学することのハードルは下がった。支援員の配置も随分進んできた。しかし、地域の通常学級を原則とすることや、医療的ケアを必要とする子どもの受け入れ態勢など重い課題はまだまだ残っている。全国でもこれらの課題にチャレンジし、先導している自治体のひとつが豊中市だ。 . . . 本文を読む