夕刊やテレビ報道で市内の尊い子どもの命が失われたこと、ご存じかと思います。明朝刊で大きく採り上げられるでしょう。まだ、事態をつかみ切れていない段階で安易な発言は控えなければなりませんが、前途ある少年の命が失われた事実を受け止めなければなりません。彼の日々の暮らしを想像すれば、ただただ、悼むしかありません。
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支持率低迷に悩む安倍晋三首相の通常国会衆議院本会議施政方針演説が報じられました。「美しい日本」を連発し、憲法を頂点とする戦後の体制が時代の変化について行けなくなったと断じ、世界の新しい模範となるべく改憲手続きの国民投票法を成立させると言い切りました。その一方で格差や貧困の言葉が一切出ず、あえぐ庶民の政治への期待を真っ向から裏切る演説に終始しました。彼は、政治とは美辞麗句であると考えているのか、そ . . . 本文を読む
私が尊敬する人生の先輩が、ボクはいじめをする子どもの気持ちが分かると言っています。その人は難解な論文を読みこなし、社会の問題を鋭くえぐって、示唆に富んだ話を聞かせてくれる人なのです。ところが、彼は、「小学校も満足に出ていないが、その方が良かった。学校に行っていたらきっと自由に考える力を持てなかったろうし、国の言うがままを信じる人間になっていただろうから。」ともかねがね言っているのです。学校で働い . . . 本文を読む
首相直属で肝いりの教育再生会議が第一次報告を公表しました。報道の通りです。私は、そこに表された「提言」に真っ向から反対の意思を表明します。国民が自由に教育について意見を表明し、教育論議に参画することは当然のことです。教育を学校だけに独占させる訳ではありません。しかし、政治の最高権力によって選任され、各界の成功者を集めて構成される教育再生会議なるものが、一体何を提言できるというのか、根本疑念を持た . . . 本文を読む
活動報告とご挨拶の行脚を続けています。今日の日程を終えて、話題の映画「硫黄島からの手紙」をマイカルの映画館のレイトショーを鑑賞しました。年末年始と作品にちなんだ番組が放映されました。主演の渡辺謙は私が以前から注目してきた役者です。作品が硫黄島の激戦をアメリカ人監督が制作したとあって、時間がない今、こんな時間の捻出で久しぶりの劇場鑑賞となりました。
山根靖則県議から、お父さんが玉砕した島へ遺骨収 . . . 本文を読む
1月13日から14日にかけて、密度の濃い二日間でした。13日は、私の連合後援会総会が開催されました。その報告は、もうホームページに掲載しましたが、私を応援して下さる方々やグループの本当に有り難いお心によって、心熱くなる総会にして頂きました。平和に優る福祉無し、「バラバラでいっしょ」違いを認め合ってつながり合う社会を目指して、がんばるそ!
翌14日は、「多文化の隣人たちの声」と題する集会、「が . . . 本文を読む
昼食をかねて香林坊の旧映画街地区にそばを食べに出ました。かねがね寄ってみたかったハーブティーのお店に立ち寄りました。遇Z goozu という名前のこぢんまりとしたお店は、第一印象落ち着いた清浄感ある空間でした。「リンデン」つまりドイツ語で菩提樹(シューベルトの歌曲「菩提樹」はリンデンバウム)の葉をお茶にして飲ませてもらいました。なかなか意外に香りが良く飲みやすいものでした。いろんなティーが揃えら . . . 本文を読む
今年度中の策定をめざして、金沢市は国民保護計画のパブリックコメントを締め切りました。11日は、午前中に国民保護法は私を守るの?会が、午後は、金沢地区平和運動センターと社民党金沢が連名で申し入れしました。私も帯同しました。市民の平和的生存権保障、そのための軍民分離の徹底(要は却って危険だから市民とは分けなさい)、自治体平和外交の推進と国への非軍事政策要望、そして、密室ではなく市民的議論を保障する「 . . . 本文を読む
かつての教え子たち(この表現は本意ではありませんが、替わる適当な言葉が見つかりません)を訪問すると、それぞれに社会への巣立ちに差しかかっていることに出会います。もう子どもをもうけて、その幼子の成長に小さな不安を垣間見せる人、大学院をそろそろ終えようとしているが、道を見つけあぐねている人、毎晩帰りが11時過ぎのモーレツ社員、資格試験に備えて不眠不休の毎日にある人・・・。私が尊敬するある先輩が言いま . . . 本文を読む
昨日の続きです。「ゆとり教育」 日本では、印象が良くない言葉になってしまいました。楽をするというイメージがあるでしょう。「学力低下」の根元のように言われています。
でも、「ゆとり教育」とはと問われると、私は「ものを考える力を育てる教育」と答えます。そのために何をと問われます。私は、行政の責任としては、子どもも教職員も、じっくりと向き合えて、自分でものを考えながら学ぶことを創造し、決めて行かれる . . . 本文を読む