森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

田村 光彰さんの退職

2012-03-31 18:21:12 | Weblog
北陸大学教授の田村光彰さんが本日3月31日をもって定年退職された。2月は、退職前の忙しい中を笑顔でベルリンに同行して頂いたのだ。くるま座のメンバーが研究室からの書籍、資料の運び出しの応援に駆けつけた。私も、午後、地元校区の町会総会で挨拶をしてから加勢した。 . . . 本文を読む

地方自治を問う裁判 上原 公子元国立市長 立つ!

2012-03-28 23:56:32 | これでいいのか金沢・日本そして世界
 縁浅からぬ元国立市長上原公子さんが、その国立市から損害賠償請求の裁判を起こされた。上原さんには、保坂展人参院選での金沢への応援行脚、くるま座との交流、私たち市政連議員の選挙応援等々、深い交流にある。 1999年、市が制定した景観条例によりマンションの高さ制限を受けた業者が、営業妨害と信用毀損を訴えて国立市を提訴したことが発端だ。詳しく述べる時間はないが、勝訴した当時の業者は、裁判の目的はマンション建設事業の正統性を明らかにすることだったので、判決後、市が財政調整基金から支払った賠償金3123万円余と同額のお金を市に寄付し、それはまた同基金に戻されているという。市が実害がないことは言うまでもない。ところが、一部の市民が、後任の関口前市長に、上原さん個人への損害賠償をするよう求める裁判が起こされ、一審で市は敗訴。控訴中に市長が交代し、現佐藤市長が控訴を取り下げて判決が確定した。支払いに応じない上原さんに今度は市が損害賠償請求を行う裁判を提訴した。  上原さんは、景観の保護を求める市民住民の運動により、条例制定した市の公的施策を否定する裁判には、真っ向から立ち向かうと力強く宣言している。 . . . 本文を読む

力演!金沢ティーンズミュージカル(KTM)第三回公演

2012-03-25 19:31:02 | 文化芸術
 昨日のドラマ工房キッズ・クルー公演に続いて、ティーンエイジャの青少年が舞台狭しと躍動する金沢ティーンズミュージカル(KTM)の第三回公演が行われた。演目は、KTMの中心的指導者の山科妃登美さんが脚本を書いたオリジナル作品「チェックメイト」だ。卒業旅行に旅立った女子中学生が、不可思議な列車に乗せられて、不可思議な出会いと体験を重ねる。その中で生きる目的や命の価値などを問いかけられていく。そして現実化した別れ・・。  こういったいのちとか生きるといった深遠なテーマを子どもたちは自己投入して見事に演じきった。 . . . 本文を読む

子どもたちやる!二つの公演

2012-03-25 01:15:06 | 文化芸術
 自立の道を模索する市民芸術村ドラマ工房「キッズ・クルー」第14回公演は、素晴らしかった。動物の食物連鎖の中で、食われる弱い立場のカエルのブンナが主役となって、人間・とんび・へび・ネズミ・カエルのいのちの連鎖を感情を移入させた深い表現で演じきった。見事だった。  明日25日は、青少年が演じる金沢ティーンズミュージカルKTMの公演が控えている。 . . . 本文を読む

2012年3月当初議会閉会

2012-03-24 23:58:21 | 議会活動
 昨日は、人事でもめた議会最終日午後から7時間の攻防だった。他会派のことをとやかく言うのはよすが、議会人事ポストをめぐって会派が再編成されるのは私には理解ができない。個々の政策の不一致はあっても少なくとも共通点を尊重するのが会派結成の基本だろう。このことは地元紙が細かく採り上げているから、そちらに譲る。結果として、議長は我が会派から苗代明彦代表が就任することになった。しっかりした議長の誕生だ。  私は、市民福祉常任委員会に残留することになった。一委員として自由に発言できる立場になる。この四年間で三日目の同委員会だが、防災関係所管が教育と合同されて切り離された。原子力防災計画の作成の年になるので、審査に委員として参加できないのは残念だ。  3.11以後の一年は、三期目の最初の一年でもあった。被災地への複数回の現地視察、志賀原発の再稼働阻止の様々なアクション、エネルギー転換を求める提案活動、食からの内部被曝防止の執拗な要求、公共交通システムへの新たなこだわりなどなど、走り抜いてきたと実感する。福井県では大飯原発3、4号炉の運転再開に政府がGOサインを出そうとしている。政治判断を示しても、住民は易々と受け入れることにはならない。この月末にもう一基柏崎刈羽が止まる。残りは泊3号機だけになる。これは間違いなく住民の力だ。攻防が次の段階に移る。  3.11以前のしくみに戻すわけにはいかないのだ!議会が引けたら、地域にまた繰り出していく。 . . . 本文を読む

「信なくば立たず」 私は憤っている

2012-03-22 22:29:47 | 議会活動
 今日の議会は各常任委員会総括質疑が行われた。市民福祉常任委員会では、ポイ捨て等のない美しく快適な金沢のまちづくりに関する条例を修正の上可決した。喫煙者は受動喫煙を防ぐ責任を負い、非喫煙者は喫煙者の人権をも考慮する。そうした議論が市民間で広がることを期待している。明日の本会議では、委員長報告でこの思いを込める。  ところで、地元紙明朝刊でセンセーショナルに報じられると思うが、議会は会派再編が起こっている。多くは語らないが、政治にも道義がある。「信なくば立たず」だ。私は憤っている。  . . . 本文を読む

3月当初議会終盤 議案修正をめぐって

2012-03-22 00:36:05 | 議会活動
 3月当初議会も終盤を迎えた。祝日開けの21日は、五常任委員会連合審査会が行われた。一問一答方式の予算総括審査だ。参与含む機構再編、がれき受け入れ可能性調査、菓子組合物件の取得問題、権限委譲と市役所業務の増大、ポイ捨て等のない美しいまちづくり条例案、新交通システム、浅野川線への財政支援そのほかのテーマが議論された。私は委員長の一人なので、金沢保守議員会の質疑を主宰委員長として采配した。  明日は、各常任委員会での総括質疑を経て、委員会採決となる。 . . . 本文を読む

3月20日はピースウォーク、今日連合審査会

2012-03-21 23:55:07 | 議員活動
 昨日の報告だが、3月20日は、恒例のピースウォークが行われた。金沢のピースウォークのルーツは、2001年9.11ツインタワー航空機事故を引き金に「対テロ戦争」の名でアフガニスタン攻撃を発動しようとする当時のアメリカブッシュ大統領を阻止しようとする世界の反戦運動に呼応して、10月に金沢の市民有志が、市庁舎前に集まったことに遡る。  昨年は、3.11直後のピースウォークとなって、原発反対が喫緊の主張となった。あれから一年、今年の集会は、被曝した福島に思いをはせ、脱原発、原発再稼働阻止をテーマに、午前中、世界の核汚染現地を果敢に取材し続けてきた写真家森住卓(たかし)さんを招いて講演会を開いた。その後、午後、約200人が中央公園から繁華街を音楽に乗って脱原発を訴えて街を練り歩いた。 . . . 本文を読む