森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

くるま座で地方政府論を考える連続講座その1

2012-11-25 00:00:45 | 議員活動
 金沢大学名誉教授の鴨野幸雄先生に講師をお願いして、地方政府論の連続講座を開始した。地元住民も多く参加され、予想を超える人数で第一回の講座を終えることが出来た。先生と開会時刻の打ち合わせが不十分で、先生と参加者に迷惑をおかけした。反省!  第一回のテーマは、「住民と国民をめぐる諸問題」国家成立以前から、自然人としての住民が生を受けて存在しており、住民としての生きる権利は天賦のものである。(住民の前国家的存在論・住民主権論)にもかかわらず、行政執行に当たる国家が主権を行使しているかのように、住民は感知させられている。 . . . 本文を読む

市民協働の質を想う 世田谷のパートナーシップ

2012-11-16 23:53:02 | 議員活動
 昨夜東京から戻り、今日は輪島へ飛んだ。もちろん、総選挙対策だ。殺人的なスケジュールになっていく。今の内に世田谷を振り返っておきたい。  南相馬市の桜井市長が『闘う市長』を出版したことを真似たわけではないと冗談を飛ばした保坂展人区長は、集英社新書で『闘う区長』を出版した。着任早々から、議会とのせめぎ合い、節電や電力料金値上げ問題を巡って東電とバトル。それは、新規参入電力会社からの買電へと突き進む。全国初の脱原発首長の誕生は、上原公子さんらと共に、全国脱原発首長会議へと発展を続けている。  熱烈な応援の反面、手厳しい市民との丁々発止のボールの投げ合い。しかし、意見の違いは丁寧に傾聴し、合意形成には時間を厭わない。それでいて、発想はいつも斬新大胆で、決断は思い切りが良い。保坂さん曰く、「すべては、3.11から始まった。」  そうなのだ、情報の歪曲統制と「安全神話」によって成り立つ上からの支配は、崩壊したはずだ。それに変わる人生の価値観と社会のしくみ・ルールを市民の側から創造しようとするのが、保坂流の市民主義、市民協働の真骨頂なのだ。 . . . 本文を読む

世田谷から

2012-11-15 09:17:50 | 議員活動
世田谷区長保坂展人さんがたたかう区長出版記念パーティーで述べた。生活の地元からしっかり仕事を積み上げていくことが、民主主義を発展させる。同感だ。福島みずほ党首に国保問題で面談した。党首から解散を直接告げられた。決戦!やるしかない!! . . . 本文を読む

明日、明後日、世田谷の行政視察

2012-11-13 23:50:36 | 議員活動
明日、世田谷区長の保坂展人さんの出版記念パーティに参加することを機会に、明後日、世田谷区の行政視察をさせてもらうことになっている。    敬愛する「国会の質問王」保坂さんが、自治体の首長となって一年半。保坂イズムが世田谷のリベラルな市民力とどう共鳴し合って、自治の進展に拍車がかかっているのか、「地方政府論」をくるま座で学習を深める計画にある今、興味津々だ。視察行程は、以下のように予定されている。 . . . 本文を読む

会派視察 東京事務所、相模原市公契約条例

2012-11-09 17:21:54 | 議員活動
昨日から、会派で東京周辺に視察に来ている。昨日から、今日にかけて、金沢市の東京事務所・営業戦略室を視察している。都市間競争が叫ばれるなか、新幹線誘客には、それなりのスタッフ体制がいることが再認識される。 相模原市の公契約条例は、契約課のリーダー職員が制定にがんばった。行政の貧困防止責任をよく自覚して。 . . . 本文を読む

第7回全国市議会議長会研究フォーラム終わる

2012-10-11 23:09:47 | 議員活動
 愛媛県松山市で行われた第7回全国市議会議長会研究フォーラム二日目が終わり、帰宅した。  二日目は、課題研究として、災害時の議会の役割が議論された。東日本大震災に被災した南相馬市、名取市、陸前高田市の議会議長、前議長が、被災の状況と議会としてどう対応してきたのかを報告した。言うまでもなく、南相馬市は、沿岸部の津波被害と共に福島第一原発からの放射能放出事故、名取市、陸前高田市は甚大な津波により、多くの住民、職員、議員が命を奪われている。南相馬市、名取市には、私自身被災後に視察で訪れている。 . . . 本文を読む

議会改革全国フォーラム

2012-10-10 17:37:18 | 議員活動
全国議長会研究フォーラムで松山市に来ている。議会改革フォーラム初日。片山善博元総務大臣は、教育委員会制度の堅実・強化と議会の人事選任同意権の責任の大きさを説いた。極めて納得する内容だった。 議会権能の充実を議論されると、財源脆弱、スタッフ少数、情報劣勢で悩ましい。そんな反論がパネラーにむけられる。 首長と対等な議会は、そんな体制改革と一体でなければ実現は難しい。客観的な課題だ。 . . . 本文を読む

市民自らが立つ!熱い議論の市民の政策研究会第4回総会

2012-09-30 21:19:00 | 議員活動
 市民の政策研究会「くるま座」が、発足から丸四年、昨日29日、4回目の総会を開いた。くるま座は、次の問題意識から難産の上生まれた。紹介し、再確認しておきたい。昨日の総会では、共同出資で借りている事務所いっぱいの25人が、熱の籠もった討論を繰り広げた。いつになく、来る2012年から2015年に実施される選挙闘争に、自発的にくるま座の意思でもって関わっていこうと意思統一が行われた。皆一般庶民だ。政治がここまで劣化し、民主主義そのものが危うくなっている今だからこそ、学び討論してきたことを社会的な影響力に変える時がきているのだ。 . . . 本文を読む

9月議会招集を控えて

2012-09-06 08:14:32 | 議員活動
月議会の招集を控え、情勢と課題について議論する日々が続いている。昨日は、夜にさよなら志賀原発ネットワークの定例会議があった。渡辺満久さんの講演会の成果「変動地形学からみるとS1断層は活断層と結論は出ている。再調査は必要なく、新たな活断層隠しに他ならない」をいかにして世論としていくかだ。そのために意味を持つ社民党国会調査団が不当にも北電によって拒否されている。ここを打開するために、強い運動が必要だ。  金沢では、災害廃棄物中漁具漁網の受け入れと埋立処分方針が説明されている。今夜該当地域役員クラスへの説明会から、順次市民説明会が開催されていく。私は、これに反対する市民団体から、受け入れ撤回を求める議会請願の紹介議員を要請されている。 . . . 本文を読む