強い台風が対馬沖を通過する中、危ぶまれた民族音楽院の帰国フライトが何とか無事行われたようだ。昨日16日夜の尾山神社境内特設ステージには、サムルノリの神髄に触れようと、金沢市内外の多くの市民が詰めかけた。
チャンゴのみによる合奏「ソルチャンゴ」で幕が開き、李光壽院長のピナリの名人芸が、言葉の壁を越えて、魂を揺り動かした。三曲目は、李光壽が創作した四つの楽器で遊ぶ「サムルノリ」で締めくくられた。 . . . 本文を読む
居丈高な外交が何をも解決できないことが、今また露わになっている。政治家はそれにどう責任をとれるというのか。
来演中の李光壽・民族音楽院と私たちは、国は違っていても各々の自治体に生きる市民同士として、海と空を超えて友情で結ばれている。14日の来沢すぐに頂いた李光壽自筆の掛け軸にその共有する重いが達筆で書かれている。
彼らのサムルノリ演奏が昨日始まった。今夜19:00過ぎから二度目の公演が行われる。会場は尾山神社境内の特設ステージに移る。是非とも誘い合わせて足を運んで頂き、平和の使者たちの入魂の演奏を聴いて頂きたい。 . . . 本文を読む
農楽からサムルノリ芸術を創造した大家李光壽・民族音楽院が金沢にやってきた。李光壽院長は、ケンガリ(雷鳴)の名手として、世界を股にかけてあらゆるジャンルのミュージシャンと音楽の垣根を越えてきた人だ。ジャズにも類い希なセンスを発揮してきた。2009年秋の文化ホールを熱狂させた本格公演を思い起こす方も少なくないだろう。2007年の能登半島地震、昨年5月の東北大震災では、ギャラも取らずに、慰問とチャリティの公演に魂のこもった演奏を繰り広げてくれた。
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「KANAZAWA JAZZ STREET 2012」に、あの李光壽率いる民族音楽院が来演!来沢が14日に近づいてきた。再度お知らせし、こぞって公演に来場頂きたいと思う。入場は無料だ。口コミで広げて頂きたい。
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金沢市が9月に開催する国際まちなか音楽フェスティヴァルである「KANAZAWA JAZZ STREET 2012」に、韓国禮山郡から、あの李光壽率いる民族音楽院が来演する。2006年10月の国際交流まつりの特設ステージにはじめて立って以来、2007年の輪島市門前での震災慰問公演、金沢城公演、2009年の金沢市文化ホールでの本格的公演、2011年は文教会館ホールで東日本大震災チャリティ公演と、その至芸を石川と金沢市民に披露してきた。もう、私の友人と言ってよい李光壽院長は、艱難辛苦を耐えてきたサムルノリの創造者であり、いまや韓国を代表する伝統芸術の巨匠である。彼の下に集う若い奏者たちも第一級の技術と愛すべき心映えの持ち主たちだ。
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泉野図書館と連携したささら語り説経「おぐり」(小栗判官と照手姫の物語り)の公演が成功した。私たちの気心知れた仲間でもある戸水さんの尺八、寺本さんの琵琶語り「壇ノ浦」が、日本特有の幽玄の世界を演出し、その後「五説経」を編集し、第一人者として語る横山光子さんの一時間に亘る素晴らしい語りに聞き入った。
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石川日独協会の招きで、ドイツのカールスルーエ独日合唱団が来日している。昨日は音楽堂のランチタイムコンサートに出演し、夜は石川日独協会が交流会を主催した。私は、ランチコンサートには行けなかったが、この交流会に参加し、第9の一節を歌って音楽の友の輪に入れてもらった。 . . . 本文を読む
市政に関する意見交換を四方山話で行い、古本等の交換市を通じて文化のリユース交流の場としてきたよもやまニュー本市が46回を重ねた。今回は久しぶりに土日開催なので、四方山話は、ドイツ・デンマーク土産話会にした。年度替わりもあって、随分とたくさんの古本が持ち寄られた。私も求めがあって本の受け取りに行ってきたくらいだ。くるま座の応援隊が、9時から本の搬出、搬入、設営に汗を流してくれた。また愛好者の方々も複数、手伝ってくれた。これだけ回を重ねてくると、自分たちの行事として受け入れてくれるのだ。有り難いことだ。
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私のサイトでもお知らせしてきたが、地元演奏家によるコンサート「春に寄せて」が、小松市文化会館「うらら」で開催された。教え子の石冨絵里がピアノを担当し、木藤みき、久瑛姉妹がクラリネット、フルートを演奏した。 . . . 本文を読む
昨日のドラマ工房キッズ・クルー公演に続いて、ティーンエイジャの青少年が舞台狭しと躍動する金沢ティーンズミュージカル(KTM)の第三回公演が行われた。演目は、KTMの中心的指導者の山科妃登美さんが脚本を書いたオリジナル作品「チェックメイト」だ。卒業旅行に旅立った女子中学生が、不可思議な列車に乗せられて、不可思議な出会いと体験を重ねる。その中で生きる目的や命の価値などを問いかけられていく。そして現実化した別れ・・。
こういったいのちとか生きるといった深遠なテーマを子どもたちは自己投入して見事に演じきった。 . . . 本文を読む