今朝は、金沢刑務所を出所する男性を出迎えに行った。まだ若いと言っていい年齢の男性だ。受刑が決定するまでの裁判進行への不信感から、法律相談を受けたことがきっかけで、この二年九ヶ月の間に、獄中の彼と十数通の書簡のやりとりをやってきた。その彼も、すべてを呑み込み、罪の償いの思いも秘めて、娑婆にでた。社会復帰への強い不安を訴えていた彼は、しかし資格取得と再就職への強い願いがある。それを何とか実現させて欲しいと私は願う。
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昨日の夕食交流で意気投合した佐藤さんは、午前中半沢さんの案内で鈴木大拙館や野田山史跡を観光して、元気に会場にやってきた。本当に暑い中、会場の石川県教育会館には約300人の来場者を迎えて、金沢で初の佐藤栄佐久さん講演会を幕開けた。
短時間の開会挨拶で、私はのべさせてもらった。今なぜ佐藤栄佐久さんの話を聴くのか、それぞれが、3.11前後、日本や石川で起こってきた原発に関連する問題や手の届かないところで動いている政治の状況に照らし合わせて、お越しになったはずだ。地方に住む私たちが、これからをどう生きるべきか、福島で佐藤栄佐久さんが直面し闘ってきた深い経験から、私たちはその指針を見い出したい。
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午後、佐藤栄佐久さんが、金沢にやってきた。これを聞きつけた、丁度、志賀原発2号機の一次ストレステストに付随して現地調査に参加していた原子炉設計者の後藤政志さんが、午前中の金沢での記者会見を終えて、金沢駅で待ちかまえていた。佐藤栄佐久さんとぜひ挨拶がしたいというたっての希望だった。佐藤さんも後藤さんも、今闘われている山口県知事選挙で、脱原発政策の候補の応援に馳せ参じている。1000人のボランティアが選挙戦を支えているという。各地様々な戦線で脱原発に向けて闘いが果敢に行われているのだ。
会場の教育会館で、前日の記者会見に臨んだ。地元紙二社と毎日新聞社が取材に来てくれた。また、Uストリームのネット生中継も行われた。志賀原発直下の活断層問題に揺れる石川県で、佐藤栄佐久が語ることは、地方自治体の責務と可能性についてだ。 . . . 本文を読む
佐藤栄佐久さん講演会があさってに迫ってきた。再度のご案内だ。ときちょうど、志賀原発直下に活断層が問題になっている。昨夜も佐藤さんと電話で打ち合わせしたが、志賀原発をめぐる情勢にも関心を持っておられ、知事としてのリーダーシップのありかたを、ご自身の経験に照らして話をして下さるようだ。
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大津市で起こった中学生のいじめ自死事件で、教育界が厳しい批判にさらされている。教育現場から議員として出てきた私として考えるところがある。
ここ一両日の教育に関する二つの活動を交えて考えを述べてみたい。
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昨日は、142回目の早朝街宣「社民党の声」から始まったが、眠い目をこすって、昨夜から早朝にかけて、社民党県連合が明日26日の午後4:30から石川県に申し入れる書面を執筆した。志賀原発の廃炉を求める申し入れだ。言うまでもない、1号機直下を走る活断層により、志賀原発は立地不適格であるからだ。この主張を鮮明にして、谷本知事に廃炉化を迫りたい。 . . . 本文を読む
今日はいつもの「サタディ社民党の声」。佐藤栄佐久さん講演会を一週間後に控え、呼びかけ人も加わって、香林坊と武蔵が辻で、2時間、街頭演説と案内チラシ配布に取り組んだ。
私たちの足元の志賀原発直下に活断層がある! 裁判と稼働時の調査を通じて、公然たる秘密であったことが、白日の下にさらされてきた。これが、反・脱原発の世論の力だと感じている。北電の再調査が信用できないことは、誰もが感じているだろう。では、国が真実を明らかにしてくれるとでも言うのか。9月に発足することになっている、原子力規制のための新しい機関、すなわち原子力規制委員会の人事案が政府によって、公表された。
案の定というか、やはり原子力ムラから抜けられない政府のやりそうなことだ!以下の声明を転載する。
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今朝は、141回目の「社民党の声」を高尾台2丁目交差点で開始した。中心の訴えは、志賀原発直下の活断層指摘だ。これは全国ニュースになっている。昨日の原子力安全・保安院専門部会は、北陸電力に対し、Sー1断層の再調査を支持した。これで、北陸電力は、しぶしぶ再調査に応じることになる。しかし、「活断層ではない」ことを報告する目的で再調査を行うだろう。言うまでもない。再稼働うんぬんではなく、あってはならない原発が立っているのだ。民事裁判とも連動して、廃炉へと追い込んでいくばかりだ。 . . . 本文を読む
7月17日、17万人集会翌朝のビッグニュースは、志賀原発サイト直下に、活断層が走っている可能性高し! だった。地元紙はもちろん、全国紙各社が一面で報じた。この日に開催された原子力安全・保安院の専門部会での厳しい議論が、報道番組でも詳細に放映された。今泉委員が厳しい口調で、「よくこういうものが審査を通ったなと思う。シームS1は典型的な活断層だ。あきれてものが言えない」、「非常に無理がある。結論ありきに見える」、「特定の人だけに依存しているのではないか。誰が調査しているか、そういうことも公表すべき」と迫った。ご覧になった方も多いことだろう。
その通りだ。調査を依頼したコンサルタントも原子力ムラに支配されているのは、周知の事実ではないか。
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