超音波(経腹・経膣)……『エコー免除用紙使用(2)』
妊婦一般検査(尿検査、血圧、体重測定)……『一般検査免除用紙(6)』
血液検査(肝機能・腎機能・貧血)
──で、4500円(血液検査分)でした。
ちなみに、今回の経膣の超音波は出血部位を確かめる為に行いました。
泌尿器科をメインにしている病院って少ないですよね。
だいたい皮膚・泌尿器科がセットになっていて、個人でやってるところというと、“おじいちゃん”が多かったり…。
経験上は“おじいちゃん”でもいいんですが、ある程度の若さがあった方が“最近の知識”を持っているような気がするので、妊婦時期は特にそういう医師が開いている病院を探してしまいます。すると、大抵予約が必要で混んでいるような大きな病院になっちゃうんですよねぇ。
まぁね、予約は予約でいい所もあるんですが、虫歯や膀胱炎など辛い時はすぐにでも診てもらいたいもので…行けば診てくれますが、かなり待たなきゃいけないし、予約済みの人の間に入れてもらうのがどうも申し訳なかったりして、好きじゃないんですよ。
そんなわけで、方向音痴な自分でも行ける場所で、その科を専門とし、更に予約を必要としない病院をネットで探しまくりました。
そこでなんとか見つけたのが今日の病院。内科や耳鼻咽喉科、小児科などもやっていますが、一応、院長の専門は泌尿器科だったのでオーケー
場所も隣の区で、地図上ではちょっと遠いかな…と思ったんですが、いざ行ってみたら思ったより近くて、方向音痴の私でも通える簡単なルートでした。
受付 問診表の記入 検尿
──を済ませ、診察の時間がきたのは受付から30分後くらい。
検尿では潜血(3+)、感染の目安となる白血球も(2+)。
腎臓をエコーで診てもらえば、どうやら右の腎臓が少し腫れているとの事。
“妊娠中は大きなお腹に圧迫され、膀胱炎や結石による腎盂腎炎になりやすい”とか、“尿管結石になりやすい”というのをネットで目にしていましたが、やはり、この腎臓が腫れているのも、尿管に何らかの通過障害が起きているとのことでした。
その原因が、いわゆる“デキモノ”なのか、“結石”なのか分かりませんが、とりあえず、尿の検体を、悪い細胞が出てきてないかどうか調べてもらうことにし、感染もあるとのことで抗生物質を処方してもらいました。
エコーで診てもらった時に、“右側の腎臓あたりに痛みがないか”…と聞かれましたが、全くありません。
ただ、今思い返してみると、出血があった日の散歩途中でちょうど腎臓付近が痛くなったのを思い出しました。でもその時は3日間便が出てなくて、下剤を飲んだ次の日。ようやく数回便が出て落ち着いたので夕方散歩に出かけた時で、“あー、腸が動いている~”と思っていたんですよね。大腸の構造からいっても、痛みが起きても不自然じゃない場所でしたし。
しかも、何年か前からか、右の腎臓もしくは肝臓あたりを叩くとみぞおち辺りというか、内臓に響くような痛み(?)があったので、もしかしたら、その時から腎臓に石があったのかも…と思うようになりました。
正直、他に症状はなかったし、右は肝臓、左は膵臓…。体の作りも左右対称じゃないので、左右の症状が違うのは普通。故に、“そんなもんだ”くらいにしか思ってなかったんですよね…。
でも、数年前に旦那に聞いたら、
「いや、全然 響かんぞ」
──と言われたので、そこで初めて、これは自分だけなのか…と思ったくらいです。
でもねぇ、だからといって病院に行くほどの病気があるとは思えず、単に敏感なだけだろう…としか思わなかったんですよ。
そもそも、どこの科に掛かればいいか分かんないし、“叩くと、なんか響くんです”って言うだけじゃ、ねぇ…?
──というわけで、もしこの通過障害の原因が“結石”なら、“叩くと響く”という症状があった時から既に腎臓に石があった可能性があり、更に、数日前の散歩途中に痛みがあった時というのが、腎臓から尿管に結石が下りてきた時、という可能性が高いのではないか、と思います。
もし結石なら、自然に出てくる事を祈りますが、かといって、体を動かして出そうとすれば、七転八倒するくらいの痛みを覚悟しなきゃなりません。
いくらなんでも妊娠中にそれはムリ。散歩中にそうなっても困るので、ここは静かにしていた方が無難かもしれません。
また、自然に出てこなければその石を砕くしかないのですが、それも妊娠中はできないので、するとしたら出産後だそうです。まぁ、その前に検査をしなくちゃハッキリしませんがね。
とにもかくにも、結石ならばそれほどの痛みなく( 都合よすぎ)、自然に排出してくれる事を祈るしかありません。
2週間後の定期検診日です。
そして、体重測定が憂鬱な日。
今日の体重は、前回に比べて600gの増加で済みました。
ようやっと、あの看護師から
看護師 「体重は、いいですね」
──という言葉が聞けてホッとしたのも束の間、
看護師 「これ以上、増やさないようにね」
──と言われたから、思わず「は?」と聞き返してしまいましたよ。
再び、
看護師 「この体重を維持してください」
──と言葉を変えて言い直されたので、またまた驚く。
私 「最後までですか?」
看護師 「そう、最後まで」
そう言われたので、思い切って聞いてみました。
私 「スケジュール的にはどうなの?」
看護師 「最初が○○kgで…今日で3.5kgの増加だから、まだ大丈夫だけどね」
私 「最終的には何キロまで?」
看護師 「一般には7~8kgっていうけど、増えていいってもんじゃないからね。もうほんと、このくらいの体重を維持する気持ちでいないと、増えるから」
──と言う。
ただ、胎児・羊水・胎盤・乳房・血液量だけで、7kgの増加がある、と院内の壁に手書きの説明書が貼ってありました。
ということは、その必然的に増える分、自分の元の体重を減らせってことか?
それって、かなり体力的にも落ちると思うんですけど?
でもその前に、“最初が○○kg”と言う値がつわり時期に減った体重で、既に間違っているんですけどね。
まぁ…ね。
何を言ったって、結局の所、これからの時期にグンと体重が増えてしまうので大げさに言ってるんでしょうけどね。
お腹が張りながらも40分くらい歩くという努力さえも否定されてる気がして、やっぱりこの看護師の言葉は嫌だ…。
そして、前回あった浮腫は、塩分制限のお陰かなくなりました。
──が、今度は尿検査で蛋白が出ちゃいました。でもま、プラスマイナスという曖昧な値だったので、「これくらいなら、まだいいけどね」と言われました。
あとは…血圧が測るたびに低くなっていきます
最初は122/58だったのものが、114/60 118/52 102/60 100/50 まで下がりました。
前回の時は思ったよりも低かったからか、途中で加圧しなおして測っていましたし、今回は今回で触診(動脈を指で触れて最高血圧を知る方法)で測りなおしてました。
鉄剤を飲んではいるものの1錠/1日に減らしたので、また貧血が増したかな…と心配しましたが、何とか値は2桁になっていたのでホッとしました。
胎児の大きさは…。
前回は「んー、小さくはないね」という医師の言葉が、今日はついに「大きいね」という言葉に変わりました。
計測値から割り出した体重は1616g。前回から約500gの増加です。
母体体重の増加の殆どは、胎児の増加のようですが…。
大きさ的には、どうやら30Wくらいの体重だそうです。
う~む…今からメタボ体型なのかしら…?
次は2週間後の検診です。
今日は、1週間振りの歯科受診日でした。
妊娠中の検診を受けてきたのが、先々週。全部で4本の虫歯があり、そのうち2本は右上奥(一番奥と奥から2本目)で、1本は左上奥(一番奥)…と説明をうけたのですが、いざ治療開始となった先週に確認を取ると、左が2本、右が1本と訂正されました。
3本とも麻酔を使うと言われたので、産婦人科の医師とも相談し、1回につき1本の麻酔にしてもらえるよう歯科にもお願いしました。
先週は左上奥から2番目を治療し始めたんですが、その歯は既に神経を取ってある歯だったので、麻酔は使わなくて済んだんです。
3本使う予定だった麻酔が2本に減ったと少し安心したものの、よくよく考えてみれば、その歯は土台を作って歯の全部を金属で覆い被せてあった歯。検診で、中が虫歯かどうかなんて分からないんですよね。しかも、あとで母子手帳を確認すると、やっぱり虫歯の記述が右2本、左1本だった。
これって、間違ってんじゃないの?
──と、今日の診察の時に確認してもらったら…。
先々週と先週診ていただいた先生とは別の先生が、
歯科医 「この被せ物が大分古くて隙間ができてるから…ってことだったんだけど?」
──と言われました。
いや、「…ってことだったんだけど?」と言われても、そんな説明一切なかったし。
そもそも、虫歯から先に治してよね、って言いたいんですけど?
まぁ、被せ物を取ったら、確かに中の土台の周りは黒く虫歯になってましたけどね。
でも、「そういう説明がなかった」という事を伝えても、謝ることすらありませんでした。
結局、虫歯の数は変わらず、麻酔も3本使う予定には変わらない模様。
更に、新しい被せ物を一時的に被せたら被せたで、あまりにもピッタリはまったからか取れなくなるし。
コンコンコンコンと叩いても全くダメ。最悪、接着剤を付けないままくっつけて、自然と取れるのを待つか…とまでなったんですが(取れたら、また新たに作り直さなきゃならないだろうし、金もかかるので避けたい)、別の先生に変わってもらって、ようやく取れました。しかも、土台まで
神経部分から詰めている土台じゃないらしいので、まだいいらいいんですが、こちとら不信感が募っているから、いい気分じゃありません。
数年ほど前から新しい先生に任せ始めたらしく、院長先生が診てくれなくなったんですよね。
その頃からですよ、段々と治療技術に対して不信感が募っていったのは。
1年ほど前に治療した時も、神経を抜いた後の処置がどうもダメでした…。
いつになっても、響くような痛みやらしこりなどがあって、レントゲンを撮るも原因が分からりませんでした。
そうこうしているうちに、抜いた神経の空洞に詰める薬を強めの物にかえたら、蕁麻疹がでるようになったんですよね。お陰で、妊娠計画が大幅に狂いましたよ。
皮膚科に掛かりながら、今度は歯科の院長先生が出てきて治療してくれたら、そのしこり部分にガスが溜まっていたらしく、そのガスが抜けてからというもの痛みもしこりもなくなりました。
この時、つくづく、“やっぱ、院長先生だよな…”と思ったほどです。
そんなことがあったので、今回の説明不足や技術の未熟さに不信感が募る一方なんですよね。
更に、今日診ていただいた先生は友達のような喋り方…っていうかタメ口。子供にはいいかもしれませんが、謝ることもせず、こんな不信感の募った患者にとって、この喋り方は不愉快以外の何ものでもありません。他にも、麻酔を少なくしたいという、こっちの気持ちさえ理解できないような会話でしたしね。
そのうち、私もタメ口で答えるようになりましたよ。
ようやく新しい被せ物を被せ終わり、
歯科医 「次、どうする?」
──と言われたので、
私 「やって」
──と、不機嫌に一言。
じゃぁ、次は今日治したところの奥をしよう…って事になったんですが、歯科助手からは、「エプロン取りますね」と言われてしまった。
私 「え? 今日はしないの?」
──と聞くと、
歯科医 「今日はしないよ。詰めたばかりだから」
──と返ってきた。
だったら、反対の歯をすればいいじゃん。ってか、以前の話では詰めたその日に、別の虫歯の型取りまでするっていう説明だったはず。
話の流れからいっても(虫歯の本数と、お腹が大きくなって苦しくなる事を考えると、その方が治療回数も少なくて済むし)…型取りまですると思っていたら、そんな答えが返ってきたから、まぁ、苛立ちが最高潮に。
治療費を払った時、思わず、「次からは、今日の先生以外でお願いします」と言ってしまいましたよ。
一生付き合える歯科医院に出会えたと思っていましたが、院長が理事長になり現場から離れた途端、普通の歯科医院のレベルとそう変わらなくなってしまいました。というより、それ以下…?
今日の出来事で、本気で新しい歯科医院を探そうと思いました。
本当は、すぐにでも変わりたいんですが、今変わるとレントゲンとかを撮りなおさなきゃいけなくなるし…大丈夫だと言われても、流石に妊婦の状況でレントゲンは取りたくありません。
とりあえず、今回の治療だけは今のところにして、出産後に掛かる時は新しい歯科医院を探そうと思います。
前回から2週間後の検診日。
試しに散歩をしなかったらどうなるか…と様子を見ていたら、2週間で900gの体重増加。
看護師さんは、
「体重は…ギリギリ大丈夫ですね。もうちょっと減らして行きましょう。──前回は頑張って維持したんですね」
──と言いますが、頑張って維持した前回は前回で、医師から「体重がね…もう少し増やしてもいいんだけど」と言われています。
二人の意見が違う事に不満があるのはもちろんですが、どちらかというと、私は医師の意見に賛成でして…。
そもそも、この看護師にとって理想の体重増加率(体重増加スケジュール)がどんなものか分かりません。
だったら、“何週まではこれくらいの体重を維持してください” というくらいのアドバイスはできぬものか、と思います。
ふむ…。
そうだな。
次の体重測定で何か言われたら、一度聞いてみるか。
「看護師さんと先生の意見は違うが、看護師さんにとって理想の体重増加スケジュールはどういうものか?」
──と。
ま、いちいち気にする事もないんでしょうけどね。
ただ、標準の増加率にも関わらず否定されるのが、なんかイラッとくるんですよねぇ。
──で。
胎児は相変わらず背中しか見せてくれません
よっぽどタイミングが悪いのか、それとも写真が嫌いなのか…。
それでもまぁ、成長は順調で、体重が約400g増加の1180gほど。順調なら順調でよい事ですな。
母体の方は、一昨日あたりから軽い足の浮腫が見られてきたので、塩分を控えるように注意を受けました。
確かに、ここ何日かはちょっと塩分を取りすぎてましたからね…
気を付けます、はい。
あとは、鉄剤2錠/1日飲んでいた物を、1錠/1日に減らす許可を頂きました。
だって、便秘が酷いんですもん…。
その代わり、食事の方を気を付けるよう言われました。
さぁ、前回の検診で性別が分かったので、この2週間のうちに名付け辞典を買ってきました。
姓に合う名前の画数から探してみましたが…。
載っている名前の、まぁー、なんてオシャレな事。
オシャレすぎて、パッと見、読めない名前が多すぎでした。
100人が見て100人が一発で読める名前がいいんですけどねぇ…。
とりあえず、私が1個、旦那が4個ほどの候補を出しましたが…。
決めるのって、大変ですね
名前を呼んで、気に入ったらBabyちゃんがお腹を蹴飛ばしてくれたらいいのになぁ(笑)