泌尿器科をメインにしている病院って少ないですよね。
だいたい皮膚・泌尿器科がセットになっていて、個人でやってるところというと、“おじいちゃん”が多かったり…。
経験上は“おじいちゃん”でもいいんですが、ある程度の若さがあった方が“最近の知識”を持っているような気がするので、妊婦時期は特にそういう医師が開いている病院を探してしまいます。すると、大抵予約が必要で混んでいるような大きな病院になっちゃうんですよねぇ。
まぁね、予約は予約でいい所もあるんですが、虫歯や膀胱炎など辛い時はすぐにでも診てもらいたいもので…行けば診てくれますが、かなり待たなきゃいけないし、予約済みの人の間に入れてもらうのがどうも申し訳なかったりして、好きじゃないんですよ。
そんなわけで、方向音痴な自分でも行ける場所で、その科を専門とし、更に予約を必要としない病院をネットで探しまくりました。
そこでなんとか見つけたのが今日の病院。内科や耳鼻咽喉科、小児科などもやっていますが、一応、院長の専門は泌尿器科だったのでオーケー
場所も隣の区で、地図上ではちょっと遠いかな…と思ったんですが、いざ行ってみたら思ったより近くて、方向音痴の私でも通える簡単なルートでした。
受付 問診表の記入 検尿
──を済ませ、診察の時間がきたのは受付から30分後くらい。
検尿では潜血(3+)、感染の目安となる白血球も(2+)。
腎臓をエコーで診てもらえば、どうやら右の腎臓が少し腫れているとの事。
“妊娠中は大きなお腹に圧迫され、膀胱炎や結石による腎盂腎炎になりやすい”とか、“尿管結石になりやすい”というのをネットで目にしていましたが、やはり、この腎臓が腫れているのも、尿管に何らかの通過障害が起きているとのことでした。
その原因が、いわゆる“デキモノ”なのか、“結石”なのか分かりませんが、とりあえず、尿の検体を、悪い細胞が出てきてないかどうか調べてもらうことにし、感染もあるとのことで抗生物質を処方してもらいました。
エコーで診てもらった時に、“右側の腎臓あたりに痛みがないか”…と聞かれましたが、全くありません。
ただ、今思い返してみると、出血があった日の散歩途中でちょうど腎臓付近が痛くなったのを思い出しました。でもその時は3日間便が出てなくて、下剤を飲んだ次の日。ようやく数回便が出て落ち着いたので夕方散歩に出かけた時で、“あー、腸が動いている~”と思っていたんですよね。大腸の構造からいっても、痛みが起きても不自然じゃない場所でしたし。
しかも、何年か前からか、右の腎臓もしくは肝臓あたりを叩くとみぞおち辺りというか、内臓に響くような痛み(?)があったので、もしかしたら、その時から腎臓に石があったのかも…と思うようになりました。
正直、他に症状はなかったし、右は肝臓、左は膵臓…。体の作りも左右対称じゃないので、左右の症状が違うのは普通。故に、“そんなもんだ”くらいにしか思ってなかったんですよね…。
でも、数年前に旦那に聞いたら、
「いや、全然 響かんぞ」
──と言われたので、そこで初めて、これは自分だけなのか…と思ったくらいです。
でもねぇ、だからといって病院に行くほどの病気があるとは思えず、単に敏感なだけだろう…としか思わなかったんですよ。
そもそも、どこの科に掛かればいいか分かんないし、“叩くと、なんか響くんです”って言うだけじゃ、ねぇ…?
──というわけで、もしこの通過障害の原因が“結石”なら、“叩くと響く”という症状があった時から既に腎臓に石があった可能性があり、更に、数日前の散歩途中に痛みがあった時というのが、腎臓から尿管に結石が下りてきた時、という可能性が高いのではないか、と思います。
もし結石なら、自然に出てくる事を祈りますが、かといって、体を動かして出そうとすれば、七転八倒するくらいの痛みを覚悟しなきゃなりません。
いくらなんでも妊娠中にそれはムリ。散歩中にそうなっても困るので、ここは静かにしていた方が無難かもしれません。
また、自然に出てこなければその石を砕くしかないのですが、それも妊娠中はできないので、するとしたら出産後だそうです。まぁ、その前に検査をしなくちゃハッキリしませんがね。
とにもかくにも、結石ならばそれほどの痛みなく( 都合よすぎ)、自然に排出してくれる事を祈るしかありません。