私や旦那がリビングから出てローカの扉を閉めると、今やもう、慣れた手つきで大福が扉を開け、私たちがどこに行ったのか確認してきます。
移動できるローカの間には、洗面台(お風呂や洗濯機があるところ)とトイレの二つの扉があります。
どこに入ったのか明確ならば、その下を覗き、明かりがついていて人の足が見えるのを確認。
どちらに入ったのか分からなければ、最初に洗面台のある扉の下を覗き、そこが真っ暗だと、次にトイレの下を覗き見します。
時々、そぉ~っと寝室の方へ隠れる時があるんですが…。
両方の扉の下を覗き、その両方に誰もいないことを確認した大福は……。
これがまぁ……。
テレビを見に行ったり、またローカに出てきたり…を繰り返すだけで、ちっとも泣きゃぁしない。
ま、テレビが点いているから余計なんでしょうが…。
散歩に出かけると、まぁ~…進まない…
木の枝を持ってそこら中弄っているからなんでしょうが、50メートルほど先に進んで隠れても、全く気にしない。
下手すりゃ、「早くおいでよー」と大福に近づいていくと逃げる始末。
逃げるって、どういうこと
当然、
「おかーちゃん、手ぇつないでー」
──という要望はないので、こちらから手を繋いでも振り払われてしまう
ある日、車のよく通る歩道を歩いていると、後ろから低音を響かせて近づいてくる車がいました。
その音に、なぜか大福が反応。
「な、なんだ…?」
──と、後ろを振り返ってその車を目で追う大福。
「すごい音だね~。でもほら、行くよー」
──なんて呼んでも微動だにせず、目で追いかける。
しょうがないからその車が行き過ぎるのを待っていたら…。
車の向こう側に隠れて見えなかったバイクが走って行った。
そう、あの低音は車ではなくバイクからのものだったんです。
お、お前もか…。
その年で、バイクの音に反応
そ、そりゃさ…バイク好きの旦那の血を引いているからバイク好きになるだろうとは思っているけれど…。
でも、でも、その年で…?
い、いや…バイクの音…とかいうより、音が大きかったから気になったんだよね? ね?
前髪がちょっと長めだったので、既に切りたいくらいの長さになりました。
でも、前髪だけで散髪しに行くのもなんですから、家で切ることに…。
なんか、とても昭和の子のようです。
でも、親としてはとてもかわいく見える(笑)
いいんだよ~
“昭和の子”は、おじいちゃん、おばあちゃんに好かれるんだから(笑)
ソファと旦那の間に入れてあげると…。
顔はこんなんですが、結構このはまり具合が好きなようで、しばらくそこから出ようとしませんでした。
そして、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
さて、気になっていた大福の“アトピー疑い”ですが…。
膝の裏、肘の裏のシワにできた赤みは、保湿のお蔭か、なんとか綺麗になりました。
ただ、やっぱり腹部や腰の周りは小さなブツブツ(鳥肌様)ができて痒がります。
掻けば、蚊に食われたような膨らみができるので、更に痒くなって掻き続ける。
殆ど掻かない日もあれば、頻繁に痒がる日もあって、その時の食事を思い出すと、やっぱり、小麦が関係あるような気がするんだけどー…。
──と、8日に小児科へ。
アレルギーの血液検査をしてほしかったので、皮膚科受診の前に、乳幼児の採血に長けている小児科にしました。
しかし、医師がアレルギー検査をしたがらないのか、3回ほど不安要素を言って要望しても全くしてくれません…。
前回、卵アレルギーの検査をしてくれた医師は、「じゃぁ、また気になる項目が出てきたら言ってください」と言ってくれたので期待したんですけど…。
今回はその時の医師じゃなかったので、ダメでした…。
──で、結果は、乾燥肌とあせも。
掻いて蚊に食われたような膨らみができるのは、掻いたことによる蕁麻疹だそうで。
ちょっとホッとしました。
──ってか、驚いたのは“あせも”ですよ。
あせもができるほど厚着をさせているつもりはなかったんですけどねぇ…?
半袖肌着に長袖Tシャツ、その上に普通の(裏起毛でない)トレーナー。
昼寝中にちょっと汗を掻くのはしょうがないにしても、それであせも
でも、医師がそう言うんなら…と、着せる服を変更。
しかしながら、体幹のブツブツは消えたり出たり…の繰り返しです。
──と言うわけで、昨日は皮膚科を受診しました。
すると、小児科と同じくアトピーの診断はなく、乾燥による湿疹とのことでした。
…ほら。
…ほらほらほら。
やっぱ、あせもじゃなかったジャン。
いやまぁね、最初に出来た発疹が「たらこのような細かい発疹」って言っちゃったから、あせもって思ったんでしょうけど。
しかも、小児科に見てもらった時は、症状が治まっている時でしたしね。
とにもかくにも、専門の皮膚科で乾燥による湿疹だといわれ、ずっと安心しました。