接種が許可されている最低年齢の12歳。
大人の接種人数は多く、それに比例して副反応の症状や発症率なんかも多いので「打つか打たないか」の判断材料としてはとても助かります。
──が、12歳での「判断材料」は少ないので少々迷ってました。
でも、クラスの中でも打っている子が増えてきた…というのを子供から聞いて、ここは年内に打っておこうかと予約する事に。
予約の電話対応はとても好印象だったので「いい病院だな」と思っていたのですが…。
初めて行ったその病院。
診察室に呼ばれるときは、名前で呼ばれます。
いや、正確には名前で呼ばれたり名字で呼ばれたりしてます。
正直、その時は気にも留めなかったのですが、コビトが呼ばれたのは苗字でした。
でもね、この苗字、よくある苗字なんですよ。
全国の苗字では上位にある苗字。
しかも、声質や大きさなどで「か」とも「さ」とも聞こえる。
故に、通常であれば苗字を呼ばれて「ん? 私?」とか迷う時はちょっと待つんですよね。
そうするとちゃんと苗字と名前で呼んでくれるので、何度か迷いながら待っていたら、ようやく名前を呼ばれました。
(…ってか、最初から名前まで呼んでくれよ。よくある苗字なんだからさ)
──と心の中でイラッとしたものの、そこはほら大人ですからね。ちゃんと言葉を変えましたよ。
私 「…すいません。名前で呼んでくれると助かりま──」
医師 「うちは名前で呼ばない事にしているんだ。色々あるからな。同じ苗字の人がいたら名前まで呼ぶけど、今はあなた(の苗字は)一人しかいないから名字で呼んだの」
──と、私の言葉を遮ってこの説明。
正直、「はぁ!? 知らんがな!」です。
初めて来た病院でそんなルール知りません。
受付で説明もされてませんし。
個人名で呼ばれて周りの人に知られたくないという意見もあってそうなったのだとしても、それなら尚更、この待合室に自分と同じ苗字の人がいるのかどうかさえ患者には分からないでしょうよ?
スタッフしか知らない上に、よくある苗字で、聞こえ方次第では自分の苗字に聞こえないような呼ばれ方して、「今は〇〇さんは一人しかいないから名字で呼んだんだ」と言われたって、「そうだったんですか、すみません」なんて言えるか!
そのあとはもう、「ワクチン接種が終わったら二度とこの病院にくるか」という思いでいましたがね。
まぁ、12歳でのワクチン接種をしてもらえるところが近くではそこしかないので、とりあえずワクチンの接種が終わるまではいきますけど!
何にせよ、プライバシーの問題でそんなルールにしてるなら事前に説明するか、番号札で呼ばれた方がよっぽどマシだと思いました。
さて、話はワクチン接種に戻ります。
コビトが打ったのは、私が打ったものと同じファイザー製のワクチンでした。
40歳も過ぎると、蚊に食われたあと5センチくらい腫れて3日間くらいずーっと痒い…なんて事が多々出てきました。
慢性蕁麻疹もありますし、アレルギー体質があるんでしょうねぇ。
その反応はコビトにも時々出たので、モデルナアームの不安からファイザーを選んだわけですが。
1回目のワクチン接種後は、大多数の人と同じで打った手の筋肉痛で腕が上がらない…という症状のみで済みました。
それから3週間後。
いよいよ2回目の接種(土曜日の午前中)です。
たまたまその日は旦那が休みだったので、代わりに連れて行ってもらいましたが、特にイラッとしたことはなかったそうで…(くそぉ、なんで私の時だけ…)。
夕方になって微熱が出始め、22時には38.9度だったのでカロナールを1錠飲ませました。
翌日の日曜日、9時半になっても38.8度で頭痛もあったので、2回目のカロナール1錠を飲ませました。
その後の日中は、38.2度38.4度(頭痛あり)・カロナール1錠38.4度。
更に翌日の月曜日は、38.5度37.5度38度37.4度(10時)37.6度37.2度37度37.6度。
更に更に、その翌日の火曜日は、朝の体温が36.1度。
──という感じで打った翌日は高体温が続き、2日目は昼頃からようやく37.5度~微熱になり、3日目に復活…という経過を辿りました。
腕の筋肉痛は1回目が強く、2回目は腕の筋肉痛と熱と頭痛が主な症状でした。
高熱が出た時の体中の筋肉の痛みはなかったようで、それはやっぱり若さゆえなのかなぁ
ま、そんな感じで2回目の接種は無事終わりました。
そのうちまた3回目がやってくるんだろうなぁ。
あの病院、いやだなぁー