里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスの生育は順調で簡易な誘引支柱を立てる

2023年06月23日 | 畑:果菜類

ナスは植付けて35日ほど。品種は渡辺採種場の中長なすの「くろべえ」。
植付け時には花芽が殆ど見えないような若苗でしたが、順調に生育。


半月ほど前に不織布のトンネルを剥ぎ、中央に支柱を立て誘引しました。
この時点で思った以上にわき芽が伸びており、わき芽の整理を行いました。
仕立て方はごく一般的な3本仕立てです。
主枝と1番花直下のわき芽2本を残し、その下のわき芽は全部搔きます。
残っているわき芽は僅かでしたが、再度綺麗に整理しました。


1番果は自然に留まり、大分肥大してきました。2番花が開花盛りです。


昨年は不良天候で樹勢が弱く、1番果は殆ど着きませんでした。
今年は樹勢も良く枝葉が大分伸びてきました。
ここで、誘引用の支柱を立てます。全て老朽化したパイプハウスの廃材です。
これまで色々な仕立て方や誘引法を試した結果、最も簡易なこの方法に落ち着いています。
基本的にはピーマンの誘引法と同様です。
中央に植えられているナスの両側に適当な間隔でパイプ支柱を立てます。
支柱は上の方が少し広くなるように打ち込みます。


この縦の支柱に、直管パイプを横にフックバンドで止めていきます。
このようにフックバンドは完全に止めず、叩けば簡単に動く状態にしておきます。


この状態で、横パイプは最後まで問題なく持っています。
枝が伸びるのに合わせて、横パイプを徐々に上げていきます。


枝は誘引止めしなくてもパイプに密着すると、垂れ下がることなく動きません。


但し、昨年のように後半丈が非常に伸びた場合は補足的に誘引止めすることはあります。
これで廃材を利用した簡易な誘引支柱の設置は終了です。


今のところ株の姿は良い。数日中には穫れ始まるでしょう。