里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリを不織布で覆い植付け

2022年05月18日 | 畑:果菜類

キュウリを植付けました。
キュウリを夏から秋にかけてネット栽培するのが、いわゆる夏秋キュウリ。
目標は100日以上の長期収穫。
しかし、近年は目標を達成できていません。
要因は色々あると思いますが、今年は畝作りを変えてみました
すでにネット張りまで準備は出来ています。


この辺りのキュウリの植付け適期は最低気温が安定して12、3℃になる5月下旬。
ですから、今時分の植付けでは少々早い。
苗は購入苗。他の果菜とは購入先が違います。


品種は「OS交配ニーナ」。
キュウリの苗はときわ交配かOS交配の苗が希望でした。
しばらく苗が出回っていなかったのですが、今年は2カ所にありました。
苗の姿が良かったこちらを選択。本葉3枚半程度で葉色も良くしっかりしています。


まず植え穴を開けます。ホーラーを使用。


害虫予防の粒剤を施用。


畝間160㎝、株間75㎝。1畝に8本。2本仕立てにします。



植付けました。


ネットの内側に植付け、ネットをくぐらせて蔓上げします。
植付け時の姿としては悪くありません。


不織布で覆いをします。植付け適期よりも早いので保温強風対策です。


上部を中段の横パイプにパッカー止めし、下はマルチ止めで抑えます。


被覆期間も短いのでかなり大雑把な止め方です。少々揺れても気にしません。
どちらかというと強風対策ですが、これまでの結果をみると効果は十分ありそう。
ナス類に比べるとキュウリは弱い。はじめが良くないと尾を引きます。
昔、畑作農家だった我が家には不織布の在庫が豊富にあります。問題はやる気。
ところで、今年植えた「OS交配ニーナ」は埼玉原種育成会の新品種です。
埼玉原種育成会はときわ研究場と並ぶキュウリ専門の種苗会社。
改めて調べてみると、「ニーナ」は周年とは言えハウス用の品種でした。
今となってはどうしようもありませんが、雨除けにも適すると言うことなので何とかなるでしょう。
いつものことながら、新品種には期待半分、不安半分といったところ。
キュウリを植えたので購入苗の植え付けは、これで終了です。
この時期、自ら果菜の苗を作らなくなったので、苗の購入が重要な仕事になりました。
果菜の苗は良い苗でさえあれば安いものですが、満足できる苗を探すのは容易ではありません。