里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ジャガイモの芽かきと追肥、土寄せ

2022年05月20日 | 畑:土物類

ジャガイモの芽かきをし、追肥、土寄せをしました。
今年も省力植え付けをしているジャガイモ。生育は順調です。
品種は男爵一品種。
昨年から自家種は止め、全て購入種芋にしているため生育は揃っています。


今年も4月下旬に強い霜がありましたが、この畑は霜の降りることがほとんどありません。
周りにあるケヤキの大木などが防霜の役目を果たしているからです。
しかし、そのため午後の日当たりが悪く、芋の生長に悪影響を与えている可能性が高い。
今の姿は悪くありません。
まず芽かき。3本仕立てにします。
株の根元を押さえ、株を傷めないように強い茎3本を残し、他をかき取ります。
自家種は芽の数が多く、7、8本あるのがざらですが 購入種は少ない。
せいぜい4、5本と言ったところ。芽かきの必要ない株もあります。
比較的芽の多い3株で芽かきはこの程度。


これで全て3本仕立てになりました。


自家種の場合は芽かきは必須ですが、購入種では必要ないかもしれません。
芽かきをすると、このように茎が乱れるものが出ます。


次に追肥。
畝の肩の部分に速効性肥料を両側に施します。


次に土寄せ。
昔は花が見え始める頃に大きく寄せると教えられました。この辺りでは6月初め頃。 
畝間は1mと広くしているものの、機械作業をスムーズにするには早めに済ませたい。
やはり芽かき直後にやるようになります。
管理機の畝立てロータの2連の爪を外向きにして逆転で土をはねあげます。


両サイドは片側だけの逆転ロータではね上げます。


これで機械作業が終了。


機械作業だけだとこの程度。


鍬で少々手直しをします。


根元までしっかりと土寄せしました。


近年不作のことが多くなっています。今年はどうか。
この畑は日照条件が悪いハンディはありますが、山砂を客土したため肌の綺麗な芋が出来ます。