里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年の茎立ち菜は豊作

2022年05月12日 | 畑:花菜類

今年の茎立ち菜(とう立ち菜)は豊作です。
厳冬だったものの春は好天日が多く、追肥や土寄せのタイミングも上手くいったようです。
我が家で茎立ち菜として作っているのは「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」の3種。
何れも10月19日に直播きしたもの。
今年の収穫開始は「三陸つぼみ菜」が3月半ばと最も早く、「仙台雪菜」と「かき菜」は3月末から。
今、最も穫れているのが「かき菜」。


もともと3種の中では最も旺盛ですが、今年はとりわけ勢いが良い。


今は、殆どが孫にあたるトウを穫っています。
数だけでなく、例年以上に茎が太い。


「かき菜」は花芽が見える前に穫るのが基本ですが、この時期になると花芽は見えてきます。


穫るのが遅れると茎は硬くなってきます。
しかし、今年は軟らかい。老化していないと言うことでしょう。
いずれにせよ、蕾が大きくなり長く伸びた茎は硬くなります。
その時は、茎が手でポキンと折れる上の方30センチくらいを食べるようにします。


こちらの「仙台雪菜」の勢いも良い。


近年では一番です。


茎立ち菜3種の中では一番弱いですが、今年は旺盛にトウが伸びています。
こちらも今伸びているのは孫の茎ですが、数も多く太い。


「仙台雪菜」のトウは花が咲くくらいになっても問題ありません。


やはり、食べては一番軟らかく美味しい。


「仙台雪菜」は葉物としても美味しいですが、改めて茎立ち菜としての美味しさを実感しました。
こちらは「三陸つぼみ菜」。


さすがに細くなりました。今は一番勢いが悪くなっています。


茎立ち菜としては、他よりはっきり早くから穫れる。それが大きな魅力です。


早くから穫れている分、今はこのくらいに細くなるのはやむを得ないところ。
と言ってもまだ食べられます。


他の2種に比べると、品質は落ちているので、良いところだけを穫ることになります。
3種を一握りずつ並べてみます。
右から「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」。


今年の茎立ち菜はまだしばらく穫ることが出来ます。