里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

野にネジバナとナデシコ

2021年07月24日 | 野山

田んぼの畦や土手にネジバナとナデシコが咲いています。
ここは例年ネジバナが咲く場所。
今年も無事咲いてくれました。


大概、雑草の刈り払いの時期に咲きます。
刈り払いの作業は1週間ほど前に終えました。


この下が大きな土手になっており、一部が一昨年10月の台風19号の豪雨で崩落。
補修の際、散々傷め付けたのでどうなるかと思いましたが、生き残りました。
今年は昨年より多少増えたような気がします。


正直なところ、これを残して刈り払いするのは少々面倒。
仮りに刈り倒しても、茎葉は残るので再生するはずですが、刈り倒してしまうのはいささか忍びない。
ここの周辺の雑草は、野芝とチガヤが多い。
年に3度は必ず刈り払いをするので雑草に埋もれることがありません。
日当たりも良好、ということでネジバナが絶えないのでしょう。


実に可愛らしい野草ではあります。


この辺りではネジリバナと言うことが多い。
右巻きと左巻きがあります。


我が家周辺でまとまって確認できるのはここだけ。
一服の和みを与えてくれる貴重な存在です。
こちらはナデシコ。


カワラナデシコと言うのが正確か。


土手の刈り払いの最中に見つけました。


以前は方々で見ましたが、久しぶりです。


おそらく、前からあったものを気づかないまま刈り倒していたのでしょう。
花が咲いていた時に刈り払い作業が偶然当たったと言うことです。
これまた、悪くありません。


汗だくで刈り払いをするのは楽ではありませんが、ホッとできる束の間の時間は嬉しい。