里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

夏秋キュウリは2本仕立て完成し収穫盛りに

2021年07月01日 | 畑:果菜類

夏秋キュウリは親蔓と3~5節目から出る強い子蔓の2本仕立てにしています。
今年は気温の高い日が多く生長が早い。
すでに親蔓は支柱の頂点近くで摘芯が終わっています。
伸ばしている子蔓も支柱の頂点近くまで伸びてきたので、摘芯します。
隣には摘芯が済んだ親蔓の主枝。


摘芯しました。

主枝2本の芯止めが終わり、2本仕立てが完成


主枝が30~40センチ間隔に配置され、ネット全体が葉で覆われてきました。  


親蔓主枝の下位の方の側枝。
摘芯された子蔓からは孫蔓が伸びています。


孫蔓は、摘芯しないのが基本ですが、このように地面に這いそうなものは摘芯します。


子蔓の主枝からも側枝が伸びてきたので摘芯しました。


ただ、子蔓主枝の側枝は孫蔓に当たるわけで、あまり伸びないものは摘芯しません。
親蔓主枝であっても、成長点を確保するため中段の側枝を1、2本摘芯せず伸ばします。


勢いのいい孫蔓が伸びてくれば必要ないのですが、この辺の判断は難しい。
初期に穫れすぎると株は弱りやすく、いわゆる「成り疲れ」を起こします。
そこで、効果的と思われるのが摘花(摘果)。


形の悪いもの、ダブルで成っているような所は搔くように努めます。


2本仕立てが出来上がれば、側枝からの収穫が増え、最盛期を迎えます。


一年で最も旨いキュウリが味わえる季節です。
ただし、目標収穫日数100日からすると、今年は出だしがややオーバーペース。