里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓ありサヤインゲン「いちず」が穫れ始める

2021年07月30日 | 畑:豆類

蔓ありサヤインゲンが穫れ始めました。
種播きは例年より少し遅れました。
梅雨明けが早まり気温の高い日が多かったことから莢の肥大が進んだようです。
品種はカネコ種苗の「いちず」。


これまでは専ら「ケンタッキーカンサス」を作ってきました。
昨年、初めて「いちず」という品種を試しに作り、「ケンタッキーカンサス」と比べたところ、非常に成りが良かったので、今年は全てこの品種にしました。
畝間は150センチ、株間は30~35センチのネット栽培です。


直播きですが、ごろ土が酷く、発芽が悪くなる心配があったため3、4粒播きにしました。
結果的には発芽は良好。
ネキリムシにやられた株があったものの欠株はありません。
1本立てにするか2本立てにするか迷いましたが、ほぼ2本立てになっています。
昨年の経験から葉も茂り成りがいいので1本立てが望ましいのかもしれません。
今年は再度2本立てでやってみることにしました。
蔓がネット支柱の頂点まで伸びてきたので、摘芯します。


畝間に飛び出している蔓は切り戻します。


この「いちず」という品種は生育も早く、旺盛に茂ります。
しかし、今年は昨年ほどではなく、2本立てで問題なかった感じがします。


従来作っていたケンタッキーカンサスに比べ、開花や莢の肥大も早い。


穫れ始めて間もなく、一気に成り込んできました。

たちまち篭いっぱいになりました。莢の形も非常によい。


すでに支柱の上部まで花が咲いています。


蔓ありインゲンの長所は長く収穫できることです。
夏から秋まで出来るだけ長く穫りたいところですが、この成り方だと株疲れが危惧されます。
こちらは蔓なしサヤインゲン。


ほぼ収穫完了です。


蔓ありインゲンへと間を置かずムーズに移行しました。