里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ビワは珍しく豊作と思ったが

2019年07月12日 | 畑:果実類

 ビワの実が色づきました。
 今年のビワはもともと花芽が多く花が沢山咲いていました。できれば摘花しようと思ったのですが、手が回らず、結局やらずじまいでした。それでもこの木にしては、最近になく実が着きました。


 このビワの木は植えて30年くらいになるでしょうか。1本だけなのですが、両親がまだ健在だった頃に購入した苗なので、30年近く経っていると思います。品種は忘れてしまいましたが、結構大きな実が成ります。 
 多分、ビワはこの辺りが北限に近いと思います。

 畑の外れの方に植えていますが南向きで日当たりが良く、後ろは立木で北風が遮られるので条件はいい場所です。ただ、木を高くならないようにするのが第一の自己流剪定ですから、お世辞にも本気とは言えません。


 実がかなり黄色くなってきたので、後2、3日で収穫と思っていたところ。
 実は、これらは昨日の写真。



 過去に、収穫間近になるとハクビシンにやられることが多いのですが、今年はやってこないのでどっかに行ってしまったのか。しかし、もしかして今晩あたり、と少々の胸騒ぎがして、写真だけ撮っておいたものです。
 一晩明け、胸騒ぎは的中。食い散らかして行きました。これから熟すところもやられてしまうでしょう。


 面白くないので残った黄色い実を少し採ってきました。

 幼少の頃、我が家の裏にはビワの大木がありました。実は小さかったのですが、大変甘く、木によじ登って採ったのを懐かしく思い出します。しかし、邪魔になるからと伐採されたのは50年以上前のことです。あの頃は、ハクビシンもイノシシもいなく、せいぜいいたのは狐ぐらいのものでした。