今年の水稲は6月半ばまで好天に恵まれて順調に生育してきました。昨年もかなりハイペースでしたが、今年はそれを上回るペースとなりました。
分けつも早く、6月20日には1株の茎数は25~30株と十分過ぎる本数に達しました。これ以上の分けつは無駄なだけですから、直ちに中干しをスタートしました。
中干しは、田んぼの水を切ることで、無駄な分けつをなくし、根の活力を保ちます。また、田んぼを固くすることで秋の作業をやりやすくする効果もあります。
ところが、中干しを始めた途端、連日の雨模様です。九州では大変な豪雨に見舞われたようですが、この辺りは大雨にはなっていません。ただ、終日晴れたという日は2週間のうち1日、2日あったでしょうか。未だ水が溜まっているところもあります。
分けつも早く、6月20日には1株の茎数は25~30株と十分過ぎる本数に達しました。これ以上の分けつは無駄なだけですから、直ちに中干しをスタートしました。
中干しは、田んぼの水を切ることで、無駄な分けつをなくし、根の活力を保ちます。また、田んぼを固くすることで秋の作業をやりやすくする効果もあります。
ところが、中干しを始めた途端、連日の雨模様です。九州では大変な豪雨に見舞われたようですが、この辺りは大雨にはなっていません。ただ、終日晴れたという日は2週間のうち1日、2日あったでしょうか。未だ水が溜まっているところもあります。
昨年、この辺りは近年にない空梅雨で、中干しもバッチリと効きました。田んぼもかなりきつい亀裂が入るほどに乾きました。
一転、今年は完璧な梅雨となりました。中干ししても田んぼはほとんど乾きません。
この田んぼは、茎数30本を越えている株もかなり多く、過剰気味です。
一転、今年は完璧な梅雨となりました。中干ししても田んぼはほとんど乾きません。
この田んぼは、茎数30本を越えている株もかなり多く、過剰気味です。
こちらの田んぼも同様です。
水はないもののぬかるんでいます。
僅かの晴れ間にできたほんの小さなひび割れの痕跡が見えます。
天候は悪くてもそんなに気温が低いわけでもないので、まだ例年より生育が進んでいる可能性が高いです。そろそろ穂の元になる幼穂ができる時期で、すでに始まっていてもおかしくありません。水を入れる必要があります。
秋の作業が思いやられます。不本意のまま中干しは終了となりました。
秋の作業が思いやられます。不本意のまま中干しは終了となりました。