春に艶のある新芽を出し、若葉が清々しいサンショウの木ですが、葉はどんどん深みを増し、今、青い実を沢山着けています。
「木の芽」として利用されるのは、山椒の若葉ですが、この辺りでは使われることなく、青々と茂ってきます。そして、梅雨時になると青い小さな実を着け、今、このようになっています。
山椒は、雌雄異株ですから、実がなるのは雌株だけです。
これは、家のすぐ裏にある雌株で、かなり大きな木になっています。ただ、周りが竹藪の状態なのでサンショウの木に覆い被さるようになってきました。
これは、家のすぐ裏にある雌株で、かなり大きな木になっています。ただ、周りが竹藪の状態なのでサンショウの木に覆い被さるようになってきました。
山椒の木にはトゲがあるのですが、この木はあまり多くありません。雌株は少ないのでしょうか。
小さい青い実がびっしりと着いています。噛んでみると香りが凄いです。ピリリとした辛みで、舌が痺れたような感覚になります。
山椒の青い実は、青山椒あるいは青実山椒と言われて佃煮にされ、ちりめん山椒もよくお目にかかります。中華料理や洋食などにも利用されるようですが、残念ながらこの辺りの山椒の青実は日の目を見ることなく過ぎてしまいます。