そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2014年 徒歩の旅 第21日  岩国市・ホテルAZ山口岩国店へ

2015年12月04日 | 2014年太平洋側の旅-前半
3月31日(月) 晴 (周南市・ホテルAZ山口徳山店~JR徳山駅
                  ~JR柳井駅~岩国市・ホテルAZ山口岩国店)





6時30分、出発。

6時55分のJR山陽本線に徳山駅から乗って、7時29分、柳井駅へ。

昨日の道をやや戻り、国道188号線に合流して歩き始める。

7時50分、柳井川防潮水門通過。


8時、新柳井大橋を渡り、


太陽に向かって東進。


8時14分、柳井港。フェリー乗り場。


柳井は「白壁の街」とあるが、現在、至る所で工事中。風情を味わう感じではない。


その先の分岐で、188号線の交通を避けて、北側の裏通りを行ってみる。

8時25分、静かな小道の途中に、松戸八幡宮の入口。


反対側に、幕末の海防論者で勤皇僧である月性の像と


白壁の展示館あり。月性は、吉田松陰や久坂玄瑞とも親交があった。


8時40分、再び海岸沿いの道路に出て、柳井市街の方向を振り返る。


このあたりの海は、周防灘と安芸灘を結ぶ大畠瀬戸と呼ばれる。


指呼の間にある笠佐島。


大島大橋を遠望。


9時5分、漁港の隣にあった「国威宣揚」碑。昭和十三年建立、とあった。


その奥に天満宮。


漁船。




桜満開の鳴門神社。


9時25分、屋代島と結んでいる大島大橋をくぐる。休日の晴天なのでたくさんの自動車が渡っている。


山陽本線と並行する。


神代橋からふりかえる屋代島。


貨物列車通過。


10時、安芸灘。
晴れて、海底が見えるほど澄んでいる。


10時5分、岩国市由宇町へ。


JR山陽本線とJR貨物の線路と国道188号線が海に沿って絡むように走っている。






瀬戸内海は波穏やかに。沢山の小島が見える。薄雲か春霞か。






ところどころ歩道がないので、対向車には注意。




小さな漁港。


11時10分、由宇歴史民俗資料館。定休日でもないのにまったく人影なし。


11時35分、潮風公園みなとオアシスゆう。広々とした公園。


民話「長祖生きつね」の案内板。


海を眺めながら小休止。昼食。


12時、JR由宇駅通過。


12時40分、通津駅通過。




線路をまたぐ。


13時50分、岩国発電所。




14時、藤生にて、錦帯橋方面への道を尋ねたところ、車で連れて行ってやる、と言われた。例によって、歩き旅だからとお断りしたが、新しいバイパスも出来ているし、道路が入り組んでいてわかりにくい、簡単には説明できない、ちょうど錦帯橋の方に用事もあるからぜひ乗れと言われ、乗せてもらうことにした。まあ、年も取ったし、必ずしも前回の縦断旅のように硬直した対応をすることもなかろう、と考えて、ご好意に甘えることにした。
20分ほどで錦帯橋のそばに着いたが、なるほどわかりにくい道だった。しかもいくつかアップダウンもあった。橋の撮影のポイント(臥竜橋)を教えてもらい、感謝の言葉を述べて、橋に向かって歩き始める。

日曜日ということもあり、いやぁ、大変な人出だった。人も車もめちゃくちゃ多い。消費税が明日から8パーセントになるというので、ガソリンスタンドも大満車。

14時30分、なんとか教えられたポイントから写真を撮ったが、


眺め渡したところ、右岸方面に桜がたくさん咲いているので、そちらに回って錦帯橋を見ることにした。








14時40分、錦帯橋に着く。満開の桜である。桜前線の真下にいる実感。




300円で橋を渡り、左岸へ。








15時50分、左岸からの錦帯橋。


あとは、国道2号線に合流して、


再びJRを跨いで北上し、


16時40分、宿に着いた。宿泊、朝食サービス 4800円。

自動車に乗せてもらったことについて。一応歩き旅だからと言ってお断りするが、それでも乗っていくように言われた場合は、これまでのように硬直した対応を押し通さず、ケースバイケースで行くことにする。今日の場合も、乗せてもらったおかげで、錦帯橋も時間をとって眺めたり、写真を撮ったりすることができた。あそこを歩いていたら、かなりのアルバイトになったことだろう。

19時45分、宿の窓から、岩国の工場夜景。




歩数  54322歩  (累計  1172821歩)
距離  42km    (累計  767.5km)
費用  6347円   (累計  105365円)

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