11月16日(水) 晴 (戸川公園~観音寺市・民宿「青空屋」)
○本日の参拝
第65番札所 由霊山慈尊院 三角寺 (御本尊:十一面観世音菩薩)
第66番札所 巨鼇山千手院 雲辺寺 (御本尊:千手観世音菩薩)
野宿にとっては冷え込む夜が続く。ダウンのインナー上下を着こみ、テントシューをはいてシュラフで寝た。
6時15分、薄暗い中を出発。
徐々に明るくなってくる空の下、へんろシールを目印に進む。空は晴れわたり頭上に雲なし。
6時40分、伊予三島の街が眼下遥かに見える。
山道に入り、すぐに地蔵の祠。
7時10分、ところどころに急な登りがあるが、歩きやすいへんろ道。
舗装道路に出て、すぐに、
7時20分、第65番三角寺へ。
山門。
石段を上がると境内で、冬桜が咲いていた。
本堂と、
大師堂。
大師堂は紅葉が真っ盛り。
地蔵尊。
境内にある休憩所。
参拝後、椿堂(常福寺)への標識に従って歩き始めたところ、中年男性が上ってきて、標識は車用のもので、歩きへんろ道は反対方向だと丁寧に教えられる。聞いてみると、彼は「へんろみち保存協力会」の会員で、先達をしている、ということだった。これはラッキー。さらに雲辺寺への上りについて、一般的に採られている国道通しで境目トンネル経由、佐野から上るというルートを採ろうと思っていたが、曼陀峠ルートを勧められた。一部急なところもあるが、舗装されている区間もかなり長く、総じて傾斜もきつくないので歩きやすい、と。
彼のアドバイスに従って常福寺方向へ。
8時10分、樹間から伊予三島を見下ろす。
8時25分、同(望遠)。
8時35分、お小屋倉跡の碑。
そばに、中務茂兵衛建立の道標。
8時45分、ゆらぎ休憩所(半田休憩処)。
9時5分、人形のいるお遍路さん休憩所。一人なら宿泊可能な畳敷きの部屋がある。
段丘の耕作地をゆるゆると下っていくと、
9時40分、番外霊場の常福寺(椿堂)。
鐘楼門。
本堂と、
大師堂。
国道192号線を行き、
10時15分、しんきん庵(ヘンロ小屋・法皇・第五七号)で小休止。
壁にはさまざまな貼り紙。
管直人のものも。
「お接待のつるし柿」があり、「十二月上旬頃美味しくなります」とあったが、前に誰かが食べた形跡があり、ためしに1ついただいた。まだ干し柿にはなっていなかったが、こってりとした中身が、それこそ頬っぺたが落ちるほどに甘く美味しかった。御馳走様。
しんきん庵に別れを告げ、再び国道を少し行く。
10時40分、曼陀峠への分岐。左「曼陀峠 雲辺寺」。右「境目峠 佐野道」。アドバイスに従って左へ行く。
七田橋を渡り、曼陀峠上り口。「うん遍んじ」とある。
急坂を上り、振り返る。
さらに上り、
獣よけの電気牧柵の横を通り、
道標を確認、
45分ほどでなだらかに道になり、起伏の少ない歩きやすい道。
11時40分、曼陀峠。愛媛・徳島の県境の「境目」。
11時55分、曼陀トンネルへの分岐。
12時15分、旧曼陀峠。
広い景色の曼陀高原。
平家落人の集落と寺院の解説。
曼陀高冷地野菜団地の説明。
12時50分、雲辺寺口バス停への分岐。
後ろから来た車が止まり、「よかったら乗って行きませんか。」と男性から声をかけられる。歩き遍路の旨を告げて、お礼を言った。
13時10分、四国のみち案内板。
13時30分、第66番雲辺寺。雲辺寺は標高910m。88カ所中の最高所にある。
仁王門。
本堂と、
大師堂。
五百羅漢像。
涅槃像。
参拝の後、毘沙門天展望台へ。
展望台より、ロープウエー。
霞む讃岐平野。
展望台で、先ほど声をかけてくれたドライバーに会う。彼は、香川県のへんろ道でのお勧めは、白峰寺と根香寺の間の靴が沈むほどに落葉が敷き詰められた静かなルートだ、と言っていた。楽しみだ。
さて、五百羅漢が立ち並ぶ道を下りにかかる。
14時25分、落葉の道や、急傾斜の階段状の道などを、国道まで中一本で下った。
15時20分、途中での、讃岐平野展望。溜池がいくつも見える。
さまざまな案内板。
15時45分、国道へ。
15時50分、民宿「青空屋」に到着。
夕食後、同宿の大分から来たというご夫婦のお遍路さんとよもやま話。奥さんから、金の納札をいただいた。
夜、空は澄みきって、空気は非常に冷たかった。お遍路も4県目、ついに涅槃の道場に入った。
歩数 35,458歩(いきいき歩数) (累計 1,420,275歩)
距離 34.5km (累計 983.5km)
費用 0円 (累計 138,246円)
○本日の参拝
第65番札所 由霊山慈尊院 三角寺 (御本尊:十一面観世音菩薩)
第66番札所 巨鼇山千手院 雲辺寺 (御本尊:千手観世音菩薩)
野宿にとっては冷え込む夜が続く。ダウンのインナー上下を着こみ、テントシューをはいてシュラフで寝た。
6時15分、薄暗い中を出発。
徐々に明るくなってくる空の下、へんろシールを目印に進む。空は晴れわたり頭上に雲なし。
6時40分、伊予三島の街が眼下遥かに見える。
山道に入り、すぐに地蔵の祠。
7時10分、ところどころに急な登りがあるが、歩きやすいへんろ道。
舗装道路に出て、すぐに、
7時20分、第65番三角寺へ。
山門。
石段を上がると境内で、冬桜が咲いていた。
本堂と、
大師堂。
大師堂は紅葉が真っ盛り。
地蔵尊。
境内にある休憩所。
参拝後、椿堂(常福寺)への標識に従って歩き始めたところ、中年男性が上ってきて、標識は車用のもので、歩きへんろ道は反対方向だと丁寧に教えられる。聞いてみると、彼は「へんろみち保存協力会」の会員で、先達をしている、ということだった。これはラッキー。さらに雲辺寺への上りについて、一般的に採られている国道通しで境目トンネル経由、佐野から上るというルートを採ろうと思っていたが、曼陀峠ルートを勧められた。一部急なところもあるが、舗装されている区間もかなり長く、総じて傾斜もきつくないので歩きやすい、と。
彼のアドバイスに従って常福寺方向へ。
8時10分、樹間から伊予三島を見下ろす。
8時25分、同(望遠)。
8時35分、お小屋倉跡の碑。
そばに、中務茂兵衛建立の道標。
8時45分、ゆらぎ休憩所(半田休憩処)。
9時5分、人形のいるお遍路さん休憩所。一人なら宿泊可能な畳敷きの部屋がある。
段丘の耕作地をゆるゆると下っていくと、
9時40分、番外霊場の常福寺(椿堂)。
鐘楼門。
本堂と、
大師堂。
国道192号線を行き、
10時15分、しんきん庵(ヘンロ小屋・法皇・第五七号)で小休止。
壁にはさまざまな貼り紙。
管直人のものも。
「お接待のつるし柿」があり、「十二月上旬頃美味しくなります」とあったが、前に誰かが食べた形跡があり、ためしに1ついただいた。まだ干し柿にはなっていなかったが、こってりとした中身が、それこそ頬っぺたが落ちるほどに甘く美味しかった。御馳走様。
しんきん庵に別れを告げ、再び国道を少し行く。
10時40分、曼陀峠への分岐。左「曼陀峠 雲辺寺」。右「境目峠 佐野道」。アドバイスに従って左へ行く。
七田橋を渡り、曼陀峠上り口。「うん遍んじ」とある。
急坂を上り、振り返る。
さらに上り、
獣よけの電気牧柵の横を通り、
道標を確認、
45分ほどでなだらかに道になり、起伏の少ない歩きやすい道。
11時40分、曼陀峠。愛媛・徳島の県境の「境目」。
11時55分、曼陀トンネルへの分岐。
12時15分、旧曼陀峠。
広い景色の曼陀高原。
平家落人の集落と寺院の解説。
曼陀高冷地野菜団地の説明。
12時50分、雲辺寺口バス停への分岐。
後ろから来た車が止まり、「よかったら乗って行きませんか。」と男性から声をかけられる。歩き遍路の旨を告げて、お礼を言った。
13時10分、四国のみち案内板。
13時30分、第66番雲辺寺。雲辺寺は標高910m。88カ所中の最高所にある。
仁王門。
本堂と、
大師堂。
五百羅漢像。
涅槃像。
参拝の後、毘沙門天展望台へ。
展望台より、ロープウエー。
霞む讃岐平野。
展望台で、先ほど声をかけてくれたドライバーに会う。彼は、香川県のへんろ道でのお勧めは、白峰寺と根香寺の間の靴が沈むほどに落葉が敷き詰められた静かなルートだ、と言っていた。楽しみだ。
さて、五百羅漢が立ち並ぶ道を下りにかかる。
14時25分、落葉の道や、急傾斜の階段状の道などを、国道まで中一本で下った。
15時20分、途中での、讃岐平野展望。溜池がいくつも見える。
さまざまな案内板。
15時45分、国道へ。
15時50分、民宿「青空屋」に到着。
夕食後、同宿の大分から来たというご夫婦のお遍路さんとよもやま話。奥さんから、金の納札をいただいた。
夜、空は澄みきって、空気は非常に冷たかった。お遍路も4県目、ついに涅槃の道場に入った。
歩数 35,458歩(いきいき歩数) (累計 1,420,275歩)
距離 34.5km (累計 983.5km)
費用 0円 (累計 138,246円)