そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2015年 徒歩の旅 第20日  陸前高田市・マイウスユニウスへ

2016年04月15日 | 2015年太平洋側の旅-後半
2015年4月20日(月) 曇のち雨 (気仙沼市・ホテルパールシティ
                    ~陸前高田市・マイウスユニウス)




補陀寺住職が手配しておいてくれた朝食をとり、お礼の電話をして、

7時40分、ホテルを出発。天気予報は、曇のち雨なので、まだ降りだしていないが、はじめからゴアの雨具を着用。


JR気仙沼駅。


駅北側の跨線橋より。JR気仙沼駅方面。


国道45号線へ上がり、

8時、すぐに松川トンネル。歩道あり。


続いて、1646mあまりの安波トンネル。ここも歩道があり、安心して歩けたが、


8時30分、鹿折トンネル。


8時35分、鹿折高架で錆びたまま放置されている鉄路の写真撮る。この区間は高台のため被害はなかったようだが、他が寸断されているため不通。


左前方、海寄りでは工事中。小雨、降ったり止んだり。


9時15分、次の唐桑トンネルは歩道なし。しかも漏れた水たまりが埃をかぶってドロドロになって滑りやすい。後方から来る大型車などに緊張を強いられた。


9時30分、次の三陸道の霧立トンネルは、自動車専用道路になり歩行者通行不可。


回り込んで国道45号線を行く。一気に車が減り、静かな中緑の中をのんびりのんびりと下っていく。空気はひんやりしている。路肩の温度計が10℃をさしていた。

9時50分、只越トンネル。


広田湾に沿ってアップダウンを北上する。




10時40分、束の間の静寂は終わり、再び三陸自動車道(自動車専用の国道45号線)に合流し、

10時40分、「黄金海道」表示あり。


荒谷の入り江。


10時50分、大沢の賀茂神社。




11時5分、陸前高田市に入る。ウグイスの声しきりなり。




本格的に雨降り出す。

陸前高田市街地跡に入っていく。中央、奇跡の一本松。右手、陸前高田ユースホステル跡。左、「夢のかけはし」という、かさ上げ用の土を運ぶベルトコンベア。


気仙中学校跡。


ここへ来る途中で、たき火をしていたお婆さんに挨拶したら、「高田は何もなくなっちまったよ」との答え。なるほど全く何もない。想像以上だ。見渡す限りベタ一面が一大工事現場状態。




気仙大橋を渡り、




国道340号線へ。頭上はるかに巨大なコンベア、まるでジェットコースターのごとし。






雨中、国道380号線を歩き、コミセンというところで尋ね、一山越えて、


13時30分、宿に着く。宿泊、2食付き 6480円。

宿は、自動車学校の合宿所で、空いているときは一般者にも開放しているのだ、と。管理人さんが、「今、ニュージーランド人が歩いて日本縦断した本を読んでいたところ。似たような人が来たよ」と言っていた。ここも、工事関係者がほとんど。



2015年 第20日(佐多岬より82日)

歩数  36377歩    (佐多岬より累計  4251841歩)
距離  25.5km     (佐多岬より累計  2808㎞)
費用  6990円     (佐多岬より累計  414917円)


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