そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2015年 徒歩の旅 第6日  大洗町・大洗海浜公園横の空き地へ

2016年03月29日 | 2015年太平洋側の旅-後半
2015年4月6日(月) 晴 (行方市・霞ヶ浦東岸の空き地
                   ~大洗町・大洗海浜公園横の空き地)




5時35分、朝日が差してくる。


テント設営場所の様子。昨夜はかなり寒かった。


5時45分、出発。晴れて暖かい。国道355号線を行く。

6時、「道の駅たまつくり」のとなり、霞ヶ浦ふれあいランドの「虹の塔」が遠くに見える。


1時間ほどで、国道354号線との交点。右折する。頭上は青空で、暖かいので半袖になる。

満開の大島桜あり。


8時5分、旧芦澤村上山の稗蔵跡。江戸時代、凶作に備えて稗や籾を貯蔵した跡地。水戸藩内に28カ所あった、と。


8時15分、右折して県道8号線に入り鉾田方面へ。

すぐに、枝垂れ桜の若木がたくさん植えてあるのを見る。


8時40分、鉾田市に入る。


9時20分、セイコマート発見。
前の旅の時に北海道でもっぱら利用したコンビニだが、茨城県にもあったとは。「鉾田当間店」。何か懐かしくて立ち寄る。聞いてみたら、北海道の他にも埼玉や茨城にも店があるのだそうだ。菓子パンと野菜ジュースを買い、カードを作って、サービスに缶コーヒーを貰った。


9時55分、鹿島臨海鉄道の新鉾田駅前にあったロータリークラブの広場で、昨晩結露したテントを乾かすため小休止。気温も上がりかなり暑くて、短パンになる。

10時40分、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線を跨ぐ。


こちらはソメイヨシノが満開。


11時30分、昨日北利根橋で別れた国道51号線に合流。


合流点は千葉からちょうど100㎞地点だった。


12時15分、庚申塔や道祖神、


牛馬頭観音などの石塔があり、


「聖徳太子之碑」なんぞというものもあったが、これはどういうことかな?


12時35分、「厳島神社」があった。




階段を下りていくと、


確かに広島の宮島に似た造りの小さな神社があった。水の中に拝殿や本殿がこしらえてある。








本殿の中を覗いたら、2匹(2頭というのか?)の龍が神様をお守りしていた。


13時50分、大洗町に入る。


原子力研究開発機構大洗開発センターの南門。


大洗・鉾田・水戸環境組合クリーンセンター、つまり清掃工場。


歩道のない道路が続く。自動車を避けるために、時々ガードレールの外側を歩いたり、草の生い茂った路肩を歩いたり。


14時、大洗海岸。海青し。


再び歩道のない開発センターの横をえんえんと歩く。


15時、大洗海浜公園へ。


海浜公園の東屋で休憩がてら時間待ちをしていたが、風が強く、寒い。
散歩をしていた地元の89歳の男性と話をした。3,11の時は、ここも1mほど水をかぶり、松は強いので大丈夫だったが、ツツジなどの公園の植物は塩水のためだいぶ枯れた。現在は、沖の方で4mの防潮堤の工事を行っており、彼としては海が見えなくなってしまうのでつまらない、ということだった。


途中で道を尋ねた男性からは、海浜公園はテント禁止だが、シーズンオフでもあり、暗くなってコソッと張って、明日の朝早く出発するのなら構わないだろう、と言われた。シラフをかぶって夜明かしかとも思ったが、何ともかんとも寒いので結局は退散。

17時、海浜公園横の松の木の下にテントを設営する。やはりテントは風を遮ってくれるので暖かい(今のところは)。宿泊、0円。

2015年 第6日(佐多岬より68日)
歩数  51927歩  (佐多岬より累計  3565617歩)
距離  36.5km   (佐多岬より累計  2300.5km)
費用  668円    (佐多岬より累計  350421円)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。