そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2015年 徒歩の旅 第41日  室蘭市・室蘭ユースホステルへ

2016年05月05日 | 2015年太平洋側の旅-後半
2015年5月11日(月) 晴 (伊達市・アルトリ岬キャンプ場
                         ~室蘭市・室蘭ユースホステル)




夜は風がおさまって安眠した。が、その結果、夜露が降りてテントはぐっしょり。真夜中、北斗七星が頭上に大きかった。

4時50分、出発。快晴無風。絶好の歩き日和。

噴火湾には漁船が。




足にとっては嫌な砂利道を2㎞ほど引き返し、




岬のてっぺんのキャンプ場に別れを告げる。


国道37号線に戻って、上り坂、下り坂の後、

6時、伊達火力発電所。


7時10分、伊達紋別駅前の「道の駅 だて歴史の杜」へ。




すごく広い敷地に、広場あり、


松林あり、


枝垂桜あり。


道の駅自体はまだ新しいもの。町おこしのためにつくったので、立派な石垣もそんなに古いものではない、とお爺さんから聞いた。そういえば、いかにも観光物産館がメインで、それに道の駅をくっつけただけ。商魂がちらり。


宮尾登美子文学記念館も早朝故開いておらず。

伊達市は、1869年(明治2年)に仙台藩分家の伊達邦茂とその家臣が移住し、開墾、発展した町。

8時、左手後方に、雪をつけた羊蹄山に気づき、撮影。


緑の田園地帯を行く。



途中でテント干し、30分。

10時、黄金駅で小休止。
「撮り鉄」さんがいた。羊蹄山と室蘭本線の特急をねらっているのだ、と。ここに来るバスの中でザック姿を見かけたけど、すごい人がいるもんだと思いました、と言われた。いいえ、物好きの遊山です。




10時15分、室蘭市石川町のフライング標識。


少し先の、チマイベツ(千舞鼈)川にかかる第二チマイベツ橋を境に、室蘭市へ。チマイベツは、「チマイペツ・オツ・イ(chimaipe-ot-I 焼乾鮭・多くある所)であったと思われる。」、と。室蘭は、アイヌ語の「モ・ルエラニ」(小さな・下り路)、「モ・ルエラン」(小さな・下り坂)が由来。




10時55分、白鳥湾展望台にて大休止。昼食。


観光案内マップなど。




室蘭市街地方面を望む。湾をまたぐのは白鳥大橋。






白鳥大橋は橋長1380m、中央径間720mで、「東日本最大」。さぞかし夜景はきれいなことだろう。(ただし、日本全体では10位。)


11時30分、工場群を見つつ、


11時50分、橋の下をくぐり、


室蘭港と室蘭本線を眺めつつ、




東室蘭駅を左に見る大きな跨線橋を渡り、買い物をし、道を尋ね、坂を上って、

14時20分、室蘭ユースホステルに到着。宿泊、素泊まり 3240円。


ユースの庭からの海は、もはや噴火湾にあらず。再び見る太平洋である。海青し。
チェックインは16時なのだが、オーナーにいろいろと取り計らってもらい、時間前だったが入室。7日ぶりの風呂につかった。


2015年 第41日(佐多岬より103日)

歩数  57451歩    (佐多岬より累計  5230062歩)
距離  36.5㎞     (佐多岬より累計  3448㎞)
費用  6356円     (佐多岬より累計  493195円)


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