そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2014年 徒歩の旅 第48日  松阪市・JR 松阪駅へ

2016年02月18日 | 2014年太平洋側の旅-前半
4月27日(日) 晴 (風見荘~JR 三瀬谷駅
                 ~松阪市・JR 松阪駅~伊勢市・風見荘)




今日は、昨日の到達点であるJR三瀬谷駅まで、参宮線と紀勢本線で行き、そこからJR松阪駅まで歩き、再びJR伊勢市の風見荘に戻る、という予定。

5時50分、宿出発。JR伊勢市駅へ。

駅前から外宮参道。


JR参宮線を多気駅での乗り換え、紀勢本線で三瀬谷駅へ。


8時10分、JR三瀬谷駅を出発。そばの「道の駅 奥伊勢おおだい」にて、大内山牛乳を飲んで、今日も国道42号線(熊野街道)を行く。


すぐに、「松阪31㎞」の標識あり。


藤の花が満開。


8時30分、徒歩の中年男性と出会う。埼玉の人。ずっと熊野古道歩きをしており、ほとんど踏破してしまった、伊勢道が最後に残されていて今回歩いている、とのこと。お互いの無事を祈り、エールを交わして握手で別れた。

途中から、国道42号線とはなれ、熊野古道の細道を辿る。

8時55分、道中安全祈願地蔵と、


隣に弁慶岩。


9時10分、お茶の畑が時々現れる。


一時国道42号線に出て、

9時15分、道標地蔵。




伊勢茶の畑あり。




再度、古道を行く。


静かでたいへんよろしい‥‥と思って歩いていたら、突然、大きな熊蜂が現れる。スズメバチと違って襲ってこないのだが、体のまわりで旋回されるとあまりいい気分ではない。以後も、何匹かにつきまとわれた。

路傍にスミレ。


大隅半島の肝属川沿いの自転車道を、みなみらんぼうの「コートにすみれを」を口ずさみながら歩いたのは、もう40日以上も前のことか。あの頃は寒かったが、今はもう半袖で歩いている。

10時30分、「バカ曲り」という妙な名前の標識あり。ここから樹林の中を下っていくらしいが、省略。




栃原で国道42号線に合流、ここは伊勢茶の産地。霧がよく立ちこめるのを利用して、酪農とお茶、ということ。そういえば、もう少しで「夏も近づく八十八夜」だ。


11時5分、多気町に入る。後は松阪まで国道通し。


その先、なんかデッカイ鶏の看板。


12時15分、佐奈駅先、民家の軒下にあった、熊野古道と和歌山別街道との交点を示す道標。


12時50分、人けのない松阪多気バイパスを行く。


13時、松阪市に入る。櫛田川にかかる新両郡橋。


橋の上から櫛田川。


13時30分、左に本居宣長の墓の案内があるが、3.4㎞は、ちと遠し。素通りしてしまう。


14時50分、市街地に入り、駅も近い。和歌山街道の道標。


駅の近くで声をかけてきた中年男性と話しながら、駅へ向かう。伊勢市役所の職員で、伊勢の魅力をたっぷり。明日の朝、伊勢神宮の内宮によってから、津に向かうと説明したら、伊勢神宮は早朝にお参りするのが一番だ、と。何といっても空気が違う、日中のざわついた雰囲気がなくて、空気が張り詰めた感じがお参りにはいいのだ、と。

15時10分、JR松阪駅。今日はここまで。JRよりも近鉄の方が先に来る、と彼に教えられ、近鉄で伊勢市駅に帰る。


16時20分、宿に着く。連泊、素泊まり 2600円。
宿の風見荘は、外人バックパッカー、ライダー、チャリダー、リピーターで、ちょっとした旅人の梁山泊のようなところ。雑然として活気があるのが面白かった。


歩数  48049歩    (累計  2468578歩)
距離  32.5㎞     (累計  1600.5km)
費用  4921円     (累計  261863円)


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