ねこに ねこじゃらし

ねこのそらの話を中心に、ぽつぽつゆっくり更新しています。

momoにおできができた 6

2018年08月25日 | momoの乳腺腫瘍
  猫の映画だから
    それくらいの気持ちでみた映画から
    その時に とっても必要としている力がもらえる
    若かった頃は それを偶然と呼んでいたけど 
    これはきっと必然
    今は力まずに そんな風に思う
    
    役の中のもたいまさこさんに
    教えてもらいました 

    もう一度 観たい映画です 


    7月18日の日記の下書きより  
  






ダンナサンが休み 外は酷暑
ディスカスで借りっぱなしの映画を観る

「先生と迷い猫」
今 見たほうがいいよ
誰かが そう仕組んだ?



momoもそらも 生まれてきたからにはいつか死ぬ
わたしも ダンナサンも 子供たちも みんなみんなそうだ


だけど
だから
出会えて 一緒に生きてる時間を過ごせたのは幸せなんだ
そんなこと さりげなく教えてくれた


怖がっちゃだめだ
自然の摂理だから
やさしい目で 受け止めて
一緒に 慈しみ 過ごす その時まで


そらのナイスおせっかいと黄色いタオル

2018年08月25日 | momoの乳腺腫瘍




momoが 一日の殆どを

オレンジのタオルの上で過ごしていたある日のこと

そらが なにやら 話しかけていた











momo姐 

もう元気になったんでしょ?

オイラ知ってるにゃ


ちっとは ここから離れた方がいい にゃ




なんて言ってるのかな 

なんて思いも あながち間違ってなかったみたい





おぉ momoが 動き出した








パラボラアンテナのような

邪魔っけなカラーが取れたんだから

こんなの楽勝だよ


そう気づかせてあげたのは そら









気が付くと 前は大好きだった窓際に










食卓に と出張ってくるようになっていたよ

この夜は カンパチのカマ

美味しそうに ムシャムシャ 

生き生きしたmomoの表情に

思わず そらにもご褒美あげました









仲良しな場面も増えて










あ オレンジのタオルは空っぽ












オイラが見張ってるから にゃ














カラーさえなければ

ここにも入れる









こ~んなに 丸くなれる












はいはい わかったってば

そんな表情で 窓際へ行くmomo










だから 来たにゃん

あんたが言うから









他になにか モンクあるにょ?











あの~


momo姐・・・









あ~寝ちゃった にゃ

オイラも眠たさには勝てにゃいにゃ


でも


でも










いつのまにか そらは

黄色いタオルが オイラのだって

それをmomoに言いたかった らしいって

この収まり具合から 伝わってきたのでした






momoにおできができた 5

2018年08月23日 | momoの乳腺腫瘍
手術から3週間経って その後の大変な時期も過ぎ
    以前とかわらないmomoを見ていると
    夢だったのかしら という気もしてきます



    今日はとっても疲れてしまったせいか
    そこに ここ何日分もの疲れも被さってきて
    ぐったりして
    ふと そんなことも言っていられなかったひと月前が
    素直に懐かしく おぼろげに浮かんできました

    

    あ~  まだ下書きがあったんだっけ
    読み返してみると 7月18日の下書きは
    術前検査のお迎えにいったときのこと
    こんな日も越えて 今があるんだな
    
    一ヶ月少し 遡ります
    よろしければ 読んでいってください  








昨日の午後三時。
迎えにいった。
だけならいい。
検査の結果を聞きに行った。

午前も午後も、トリミングしてもらうワンちゃんの多いこと。

しばらくして呼ばれて診察室に入ると
カラーを付けたままケージに入ったmomoがいた。

momoは酷く怒っちゃったらしくて
細胞診の時に動いてしまい
血液が一緒に採れてしまったので
検査が出来ないと困るので
わたしの顔を見て落ち着いたところで
もう一度、採らせてくださいと頼まれる。


看護婦さん二名体制。
わたしは抑えたりせずに 顔を見て励ますだけ。
momoちゃん えらいね
おかーさんがいるから 違うね
と褒められながら 初めはおとなしめだったけど
じょじょに怒りがエスカレートして
聞いたことのないような声で 吠える

見ていて痛いんだろうなとこちらまで
苦しくなってくる

はい残り一回
あ~わたしにも覚えがある
腎生検の時 
辛いねmomo

今日一番痛みを伴う検査ですか?
聞いてみると
痛くはないけど
仰向けにされることが屈辱なんだと思うと先生
それなら少しよかったけど

とにかく細胞は採れたので
一度待合に出て
次は第二診察室で結果を聞くことに


詳細の書かれた紙を渡され
ひとつづつ説明してもらう
メモらないと覚えられないほど


ひとつ、momoが怒りっぽいところがあるのは
体質が関係してるのかなという説明も受けた

数値的に「これではとても手術できない」という項目はなく
レントゲンも一見きれいな肺が写っている
転移がまったくないという証拠にはならないけど
写ってる時点で10万個の細胞が感染してるのだそう
ほかの臓器も綺麗だし
今日わかる範囲では手術が受けられる結果だった
あとは細胞の検査の結果が来るまで1週間ほど


先生は、最悪の場合のことを何度もわたしに伝えて
手術を受けさせるかどうかを考えるように促す
もちろん勧めるとは言うが 決めるのは家族だと


細胞の結果が良ければ 手術をお願いします
そういうことにした

昼ご飯を食べさせてくれると言っていたけど
momoが荒れちゃったので 食べていない 申し訳ないと言ってた
momo お腹は空くし やっぱり 荒れちゃうよね ふつうは

熱風の中自転車をこぎ出すと また鳴き始めるmomo
帰ってケージを開けると 一目散に2階へ行ってしまったので
ササミを手に 涼しいリビングに連れてくる
ペロっと食べて カリカリも食べて
落ち着くための毛繕いを始める
それがたまに 傷も舐めてしまうので
ダメ出しするしかなく
また2階へ逃げる
カラーを見せると 階段を駆け下りる
これもストレスだね
今日はいいや
傷だけを舐めてるわけじゃないから
ゆっくり落ち着いて 過ごしてね



穏やかな休日

2018年08月19日 | momoの乳腺腫瘍





土曜日の朝 

そらが momoの大切な場所を またまた占領してた

黄色いタオルを横に置いても

完璧無視

そらの遠慮も限界かな

今日はやすみで じっくり様子を見ていられるし


momo カラーを外そう










前回は ガムテープ外すのに すごく抵抗して

momo これ取らないと外せないんだよ

って手間取ったけれど

今回は 外して って言わんばかりにおとなしくしてた

外した首に momoの首輪


あれ?

カラー外してバランス崩れちゃった?

しばし動かないmomoを

そらも おや?って顔して見てる

でもそれはホントに束の間 

お腹の縫い跡に届くにゃ って 気がついたとたん

すごい勢いで 舐めだした

前回と同じ 見てられない激しさに青ざめるも

ん 待てよ これはお腹を触るチャンスかも

後ろ足で立って毛づくろいのポーズは

お腹がよく見える

この時とばかり 見て 触ってみると


ふんぎゃおぎゃおぎゃぉ・・


やめて って

面白い声で言いながら

毛づくろいは 止まらない


何回か 毛の塊が抜けちゃって口に入ったのか

ペッ ペッ と嫌そうに出してからは

毛づくろいの場所 足やら 背中へと移動していき

むしろお腹は避ける気配










わたしの座ってるところからは見えないた場所で

隠れてるつもり

そっと 遠くから見ていたら

気が済んだかな








3週間分の毛づくろい お疲れさま

ゆっくり布団に横になりました












さてさて 洗濯物干すのが遅れたぞ

momoが来ないのをいいことに 油断してたら









どれどれ おいらも出てみるか

珍しく そらが勝手に出てきたよ









へぇ momo姐は こんな景色を見てたのか












およ ありゃなんにゃ?

どんどん好奇心がエスカレートして

柵の間に顔を突っ込んで 今にも出ていきそうな体勢に

(あ、実際はお腹がつかえるかもですが


無理とは思うも万が一

脱走したら 今日は困る

どこかに引っ掛けて切れてしまったらしく 

首輪のない猫 そらでした


さあさあ 洗濯物も干し終ったよ~ 入ろっか? 

 










この日はオレンジと黄色のタオルは洗濯日

お揃いなら 素直に自分の場所に寝るのね





安心 安心







わたしが一日中いたのに おやつも催促せず

夕方まで ゆ~っくりと寝ていたふたり

momoは 

本当に3週間がんばってえらかったね

と言ってあげたいほど

ぐ~っすり の寝姿でした





激しい雷雨 のち 抜糸

2018年08月14日 | momoの乳腺腫瘍




 昨日は久しぶりに激しい雷雨がありました。
「ひどくなる前に帰った方がいいよ」と30分早く仕事を上がらせてもらい
小雨の中 自転車で帰り着いたとき
最初の大きな雷鳴が轟きました。 


お盆休みで 家にはおねーちゃんがいましたが
momoもそらも すでに不安げな顔
ピカっと光るたびに 
だるまさんがころんだ! のようにピタッと止まって
ゴロゴロゴロと鳴ると そそそっと 位置を変えて を繰り返し
お気に入りのタオルの上で のんびり伸びているわけにはいかないようでした。

やがて激しく鳴り出すと もうじっと固まって
背中を撫でても 耳を後ろ向きにしたまま




そのうちに早番だったおとーさんが帰ってきて
雨も小止みになった頃
やっと雷から解放されたmomoの体を また強ばらせることになりました
例のカゴに入って 獣医さんに行くのです


抜糸をしてもらって 早くカラーとさよならしようよ
力尽くで入れるのは忍びなく いい人ぶって言ってみますが
そんな言葉 通じませんにゃ

仕方なく 脇の下から体を抱いて カゴに入れるしかないのですが
momoは腕を突っぱね激しく抵抗します
その力強さは嬉しくもありますが それはほんの僅かで
無理やり押し込めるたびに momoの信頼を損ねていくような罪悪感が大きくなります 


初めて車で獣医さんに向かうmomoの声は
自転車のときとは まったく違って 心細い声でした


momoの手術をしてくださった先生は 今週はお休みと聞いていましたが
昨日は 以前そらがずいぶんお世話になった先生で
momoのことも何度か診てもらったことがある安心出来る方


わたしが両脇を抱えて立たせると 先生はプチンプチンと糸を切りながら
猫ちゃんの乳腺腫瘍は 悪性が多いんですよね
と抑えた声で 残念そうに話してくださいました


きっと もっと ショックを受けるようなことなんだろうな
先生の話を聞きながら いつも他人事のようにそう思ってしまうのは
感情を抑えてしまうクセのせい?


何もなければ 手術から一ヶ月後くらいに 経過を診ていただく
それまでは プツプツした感じのものが出来ていないか
お腹を触ってみる


カラーは 家に帰って外してみて
傷を舐めてしまうようなら もう少し延期 
ここで舐めてひどくなったら 長いあいだ外せなくなるから・・・




そう言われて 帰ってきました








momo~
久しぶりに すっきりしたね


帰宅してすぐにカラーを外すと
なんだか懐かしいmomoの姿
momoは戸惑い








だれにゃ?


って言いたそうな そら




でもすっきりしたmomoは 30分と持ちませんでした
腕から始めた毛づくろいは 久しぶりでやり甲斐があるのでしょう
だんだんと熱を帯び お腹を舐め始めると 見ていられなくなりました










いつ外しても 外したとたんに
毛づくろいは始まりそうです

ではいつが外し頃になるのでしょう?

何度も外したり付けたり繰り返すのは
かえってストレスになりそうなので
長い時間 ちゃんと見ていられる休みの日まで
カラー外しは お預けになりました





でもにゃんずに嬉しいニュースもひとつ
お盆休みのにーちゃんが 荷物をたくさん持って帰ってきました
なんと 今日着くように宅配便まで








ハコ ハコ うれしいにゃ~ん


あんまり家には居なさそうですが
その方が おにーちゃんが家にいる って実感があるかな


momoにおできができた 4

2018年08月12日 | momoの乳腺腫瘍
今更ですが 7月17日に書いていた下書きを
     読み直して書き直して アップします
     ややこしくなりますが ごめんなさい 






早朝のご飯をくれるおとーさんが留守で
サッカーW杯観戦で 時間が不規則だった数日

14日の土曜日の夜 やっとおとーさんが帰ってきた
いつもと同じように ビールでお疲れさんして
田舎での話を聞いて
終わったころ momoの話をした


おできがある以外は
暑くても2階の部屋で 伸びてるmomo
ごく普段通り









そらが ちょっと気にしてる
なんて思うのも 気のせい?







一緒にいることが増えたように感じるのも
気のせい?







わたしも普段通りに してました
ネットで調べるのは 怖がるためじゃない
ちゃんと知って ちゃんと考えたいから



そうしてるうちに
今日は 術前検査の日



おとーさんには 昨日説明して
ご飯の缶のフタに 張り紙もしておいた




起きたとき 2階で落ち着いてたmomoに安心して









迎えにきた そらと










momoが上にいるあいだに 食べちゃおうね
なんて話していたら


「にゃお そうはいかにゃいわよ
 わたしだって はらぺこだわ にゃお」

momoもすかさず下りてきた

でも 今朝は上げられない
その代わり 一番でお医者さんに行こうね
帰ってきたら すぐご飯にしよう









洗濯物を干すとき
1週間ぶりにベランダに出た momo









あ、しまった!
カタバミ 食べちゃう!
ごめんね
あわてて部屋に入れるけど
気を悪くしたね



腹ペコのうえ
大っ嫌いなケースに入れられて









そらがたじろぐほどの声で 鳴いて









道中も恨み節全開だったmomo


一緒に帰って来れると思ったのに
検査がたくさんだから
ひとりで帰ってくることになった



先生から 再び 先生も言うの辛いだろうな
ってお話を 聞いて
わたしも 先週よりは少し出来るようになった質問をして
納得して検査をお願いしてきた
カラーつけて 爪切り服にすっぽりくるまれ
また怒っちゃった momoと
そんな状態で 分かれて
ホームセンター うろうろしてたら
お水を飲みやすくするような
ご飯が食べやすくなるような
いいパーツを 木工コーナーで見つけた


momo がんばろーね
後で迎えに行って 結果を聞くのは緊張するけど
momoががんばって受けた検査だもの
おかーさんも 受け止めに行くよ







そらには黄色いタオル

2018年08月12日 | momoの乳腺腫瘍
momoは何故か こんな狭い場所が気に入って

オレンジ色のタオルで設えた寝床で

一日の殆どを 過ごしています


ですが この向きなら良い方で

反対向きで タオルから飛び出しているときは そりゃ大変









間違って蹴ってしまったり ぶつかってしまわないように

人間の家族一同 それは気を使って通ります

お皿を持ったり コップを持ったり・・

おまけに 通るたびに momo~って声をかけたり

頭を撫でたりするものだから

そらにはずいぶん 羨ましかったみたい

ある日 仕事の中休憩で戻ってくると

そらが momoの寝床で伸びて

momoは もじもじ困り顔



ごめんね~ そら

これは 怒れません

そらもmomoみたいにして欲しかった

これは かーさんのイージーミスです


さっそく二階に行って引き出しを見ると

もう一枚 おあつらえ向きのタオルがありました











どう そらには黄色の寝床だよ

って言ってもわからないので

かーさん大いに張り切って

身を持って教えてあげました



10分後に目覚ましセットして ね


と たちまちやってきた そら

ごろんと横になり たちまち熟睡













10分後 無情にもベルが鳴って

おかーさんは起きる

そらは グーグー寝込んだまま


家の用事を少ししたら

また仕事に向かう時間です









その日も酷暑

エアコン弱めにかけたまま

後ろ髪引かれて

行ってきま~す




あれから momoはオレンジのタオル

そらは黄色のタオルで スースー

暑い日も よく寝ていました 













ところが 今日は momoが寝床から出てきて

見回しています

そらの寝床は もぬけの殻















そら~













いたいた

なんだ 本当はこっちのほうが

寝やすいのかな


でも いいんです

momoのオレンジ色の寝床が安泰ならば




今日は夏休み

2018年08月09日 | momoの乳腺腫瘍
日曜日の夕方まで サマーストライキを敢行したmomoでしたが
あれ以来 すっかり2階には行かなくなり
狭い通路に 寝そべっていることが増えました








なんで そこがいいのか
そこ 危ないよ
と前は良く寝ていた窓辺に寝床を移しても









ここが いいんにゃ


この場所で 直に床に寝そべって
移動するつもり なさそうです
頑固なmomo 健在な~り~


そうなんです
寝ている姿は 元気なくなっちゃったのかな と少し心配になりますが
起きると 元気で頑固なmomo
そらも たじたじのmomo姐のままです







ザリッ ザリッ
不思議な音に目を向けると







あらら
毛づくろい?
でも それ カラーですよ


もしかしたら 食べこぼしの匂いが残っているのかな
とも思ったけど それだけじゃないみたい
けっこう頻繁です
体の一部になってきた?






ちゃんと 自分の足や尻尾も舐められるようになって
毛づくろいって 落ち着くんだね
表情を見て 思いました













はい こちらも 












    わたしの今の仕事は 夏休み時期が忙しい仕事なので
長いお休みは ありません    


でも今日はお休み
それだけで 気持ちがのんびりとします  



10時には家事もひと段落して
休憩って思った途端に
嗅ぎつけたにゃ?


はいはい 一緒に お茶の時間
おやつは momoの大好物のカニカマ










はい そらにも











momoは いつの間にか
水も ひとりで飲めるようになっているし










数日前までは トイレに行くにも
ウロウロと不安そうだったのに
昨日は わたしが目を離した隙に入ったことが判明
そうよね もういいオトナだもん
見られたくないよね






さて 台風が掠めて行った置き土産
昼ころから 蒸し蒸しと 暑さがよみがえってきました

外に出る用事は 午前中に済ませたので
午後は 夏休み! と決めました










富安さんの この本があれば
たった数時間でも
きっと 40日分の夏休みが味わえる
そう思ったのです





昼寝のにゃんずのあいだに寝そべって
読み始めて 目論見は大正解と叫びました(心の中で)
いま読みたい本に こんなにぴったりな本が あるでしょうか











腰が痛けりゃ
ちょいと起き上がったりして
早く先が読みたい気持ちと
読み終えたくない気持ちのせめぎあい


幸せな読書時間












蝉の声を聞きながら 思わず泪 ジワっときて
13歳の夏休みを追体験

たった数時間の
けれど 十分夏休みを満喫できた
午後でした 

momoにおできができた 3

2018年08月07日 | momoの乳腺腫瘍
ただのおできだと思って病院に行って二日後(7/13)に書いた日記です。
     今読み返してみると とっても遠くて もう手が届かない
     そんな時の隔たりを感じてもしまうのですが
     あまりに当たり前で 目に見えなくても
     わたしのいつもの日常を 強く支えてくれているものの確かさを
     ひしひしと感じていた 土手を走っていたときの気持ちは
     ずっとこれからも わたしを支えてくれそうな気がします    











今朝も 変わりない
ありがとう

夕べ 初めて調べてみた
momoの病気のこと


先週だっけ?
珍しく 毛を梳いてあげようと
ブラシを当てたね
それがいけなかった?



しずかな午前中
momoは いつもの場所
見に行くと 薄く目を開けて
ちょっと元気ないように 見える
少し怒った目に見える

傷 触ってみたら 乾いていた
大きくなってる様子はない


暑いね
そらの暑いにゃポーズが今年も出た






映画 みにいこうか
やめようか
いつもの生活してもいい?

とても悩んでしまう
もう少し経って
momoが眠いのに わたしが邪魔してただけとわかったら
観に行ってこようか




この日は、結局昼過ぎまで決めあぐねたけど
ギリギリに時間に出かけて
終わるとさっと買い物して帰ってきた

自転車で土手の上を走っていると
momoとそらが 元気で 何も心配ない日々が
こうして続いてくれたことが とてもありがたくて
ふたりがわたしにくれた安心感の大きさを 
とても感じた








観てきた映画は 万引き家族
人間も たいへん



退院二日後(8/2)から 抜糸Ⅰ(8/6)の日まで 

2018年08月06日 | momoの乳腺腫瘍
  12歳のmomoが 乳腺腫瘍になりまして
      7月30日に 全摘手術を受けました
      毎日細かいことまで書きつけたい気持ちはやまやまですが
      いろいろありまして 
      時間ズレズレになりながらも 書いている次第です
      読んでくださる方には ややっこしい順番になってしまいますが
      どうか ご容赦を


      今日で手術・入院からちょうど一週間が経ち
      時計を見ると 「一週間前の今頃は・・」と考えてしまいます
      午前中には あれ以来初めての獣医さんへ行ってきました
      抜糸と 摘出した腫瘍の病理検査の結果を聞きに・・・
                                  
      






  退院から二日後の朝  











すっかり伸び姿のmomoがいました

リラックスできるように なったんだね

よかった 













初めて水も飲みました












トイレの周りが狭かったので

邪魔なものは片付け 行きやすいように気を付けたつもりでしたが

二回も 違う場所で粗相してしまったmomo

この時も クンクンしているわりに なかなか入りません

あ、そうか カラーで高さがはかれないんだ

そう思い 仔猫用トイレを 低い入り口仕様にすると

ミャオ! ミャオ! (やっと気が付いた? 遅いニャン!) と言いながら

おずおず入っていき 用を足しました (小さいのと 大きいのも












いちいち書いてもらって いいなぁ momo姐

って顔してる?

そらは いつもより少し遠慮気味に

momoを見ています











仕事に行くときは 

そらの十八番まで取っちゃって

momo 仕事に行けなくなっちゃう









心を鬼にして 出勤

今までニャンたちしか居ない家で

エアコンをつけることは無かったのですが

さすがにこの酷暑ですし

なにより エアコン嫌いな筈のmomoが

エアコンの風が直接当たらない場所を選んで涼んでいる様子に

初めて 付けたまま出かけました


この日は6時間勤務

永かったな~ はやく帰りたかったよ~

っと帰宅すると まさかのご褒美

momoが膝に 飛び乗ってきた







オイラも~

って やきもちはわたしに焼いてたのね

傷を負ったmomoに 頭突きはだめよ

って言ってるのに・・

近くに来たmomoが嬉しくて そらったら・・

なのに 邪険にされて 可哀そう










土曜日から日曜にかけての夜中のことでした

階段でカツカツと音がするので 目が覚めました

momoのカラーの音だ! と気づいた時

ちょうど視界に ゆっくり上がってきたmomoが見えました

そして そのままわたしの布団に

冬でも滅多に布団に入って来ないmomoが です

嬉しかった~

一緒に 寝よ

しばらく 足元で寝る形を探っている様子のmomoでしたが

何を思ったか 突然さっと立ち上がり









行っちゃうの~?




あっという間に

押入れの上の段 扉の開いていた 洋服ダンスにジャンプした音が響きました

クタクタなわたしとは反対に

目が爛々と輝いて

momoは何かを決意したようにさえ 見えました




それが まさか  ね

翌朝 ダンナさんの朝一ご飯もキャンセルだったとは

後から聞きましたが







わたしが起きて そらにご飯を上げる気配がしても

数時間経っても ちっとも降りてこないのです


いくらmomoの好きな場所とはいえ

昼間は36度にもなる猛暑日

二階はその暑さが直撃です

体に障るよ と何度も大好きなカツオを鼻先に突き出しても

カラーを付けた顔が プイっと横を向き

さらに奥へと潜っていってしまいます

傷があるので 無理矢理 引っ張り出すようなことは出来ませんし

薬だけは 飲ませましたが (よほど メディボール の風味が気に入ったようです)

水もご飯も拒んだままの 

これではまるで サマー・ストライキ

momoの頑なな態度に ホント参ってしまった一日でした


そしてそのまま 日曜の18時まで momoのストライキは続きましたが

お姉ちゃんが帰宅した途端に

ミヤン とかわいい声を出して 出てくるではありませんか

なにごともなかったように

お姉ちゃんの足元に甘えているのを見て

ホッとするやら 淋しいやら
 

そんなこちらの気持ちも知らず

ミャオ! ミャオ!(ねぇ お腹すいた! 早くご飯!)

なんで わたしには命令口調?!泣笑



土曜日には momoを拾ってくれた姪っ子が

川口から一人で momoに会いに来てくれました

そのときは‘ピーチ‘って名前だったんだよね

あれから12年 momoも姪っ子も 成長しました



そして今日です

早ければ昼過ぎから雨の予報が出ていたので

早めに行くことにしました

momo~ もしかしたら カラー外せるかもよ

なんて調子のいいことを言いながら








寛いでいるリビングに 持ち込まれた

momoにとっては 地獄行きのケージ

当然 すたこらさっさ と逃げ出しましたが・・

毎回同然 「猫さらいです~!!」と言わんばかりに

鳴き声を撒き散らし

今日の一番の患者さんになりました



縫い跡はとてもきれいで 

今日は半分だけ 抜糸していただくことになり


もっと怒っちゃうかな

もっと暴れちゃうかな


そんな不安は杞憂に終わり

二本足で立ったmomoを 看護婦さんが支え

わたしは顔を見せているだけで 済むという

猫も猫かぶりするのかしら?

ってくらい とってもいいコにしてたmomo

お帰りのケージには自ら すたこらさっさで 笑いを誘い

帰り道では 後ろのカゴがガタガタ言うくらい

元気に動いていました






おかえり~ どうだった?







まったく どうもこうも ないにゃん

あと一週間もカラーが取れないにゃんて

ありえにゃいー







帰って来たときのmomoは いつも ぷんぷんです





そら わたし 悪性だったにゃん

転移もしてるにゃん

でも 今まで通りだにゃん






そっか~

そうだったんにゃ

でも そうだね 今まで通りだにゃん momo姐


そんな会話をしてたのでしょうか ね