ただでさえ矢のように過ぎてゆく日々。
一番短い2月が終わろうとしていたある日、
いつもお世話になっている農家さんのお手伝いで
八王子まで梅の剪定に行ってきました。
そんなに遠くでなかなか手がまわらず、何年も放置してしまったと聞き
大変な作業になるかしら?と出かけましたが
車から下りると春の気配。
わたしたちの里山からはたくさんの梅が姿を消してしまったので、
久しぶりに優しい匂いに包まれて、ウキウキしてきました。
あのはしごを登った上が梅林です。
一度笹を刈りに来たそうで、その量を見ると
どれだけ茂っていたか想像がつきます。
その片付けは、別の方たちに指示されました。
梅トトロ~!?
まずは周りの笹を刈ってすっきりさせて
混んだ枝を伐りましょう。
背が低いのでわたしたちにも作業しやすそうです。
いつも山で一緒に笹を刈っているアンさんとわたしですが
ふたりとも梅の剪定は初めてでした。
「ほかでは通用しないと思って聞いてくださいね」と前置きされて
その日のやり方を教わり、さっそく取り掛かりましたが、
最初は「これで大丈夫かな? 花が咲いてるのにかわいそう」と慎重だったわたしたち
気が付けば大胆にチョッキンチョッキン・・ バチン! と剪定しています。
梅の小枝は鋭いトゲのようにツンツン刺してきます。
ついいつもの癖で、束ねるとき膝で抑えてしまい、イタタタということも。
農業修行で通っている男性陣が片付けを担ってくれたので
わたしたちはまるで職人さん気取りで作業を進め
夕暮れが近づく頃には、なんとなく梅林らしく・・・なったでしょうか。
またお手伝いの要請がかかるかな。
梅もぎも楽しみです。
帰りの車では、背中がシートに沈み、全身から疲れが出てぐったり。
地元に戻り自転車に乗ると、全身ストレッチされて心地よい疲れで帰宅しました。
そして・・・
あと何日かある・・・と思っていた2月は
本当にあっけなく終わり、気づけば今日はお雛様。
お出ましいただいたのは、ついさっき
なんだか今日だけというのも申し訳なく
それならいっそ賑やかにいきましょうと
子供たちが保育園で作ったお雛様たちとぞろ~りと並べ
気になるのは いたずらニャンズ
今日はずっと寝ていてね
というわけにはいかないでしょう
久しぶりに家で のんびりの1日
起きたら遊んでもらいましょ=^_^=