こんにちは。おいら久しぶりに出かけました。
おっかあがこのケージの入り口を開けた時は
また部屋の中で使うんだと思って、喜んで自分からはいっちゃったよ。
右下唇のあたりに黒いものがあるって、おっかあが見付けたんにゃ。
濡らした脱脂綿で拭いてくれたけど取れないし、じっと我慢するのも限界。
やっと、拭けた！ と喜んだおっかあだったけど
脱脂綿を見ても何も付いてにゃいんだって。
momoの時も始めは外傷だと思ったのにね。
おっかあがボソッと言ったのをおいら聞き逃さにゃいぞ。
久しぶりの自転車は、カゴよりケージが大きくて斜めになるわ、揺れるわ、災難だにゃ。
結局、汚れてただけだった、あ～恥ずかしかった。
でも先生が「猫ニキビ」って話もしてて
ニキビも悪い病気のときもあるからって。
おっかあも知れてよかったにゃ。
でもワクチンはびっくりした。
いきなりだったし、ずいぶん久しぶりだったからにゃ。
これでもし、避難するようなことがあっても
ちょっとは安心できるらしい。
そんなことにならないといいけどにゃ。
立派なお腹をダイエットしようと始めた体操だけど
さすがにスケールには飽きたとみえて、気の乗らない態度のそら。
（わかるよ、おっかぁも飽きたたから
）
そこで久しぶりに買ってきた玩具は定番、ねこじゃらし。
伊達じゃないね、その名前。
遊んでも遊んでもキリがない。
ジャンプあり、背伸びあり、じゃれ捲って終わりが来ないスグレもの。
momoの具合が悪くなって休みがちだった里山の手入れに
今年になって復帰して、今日も楽しみにしてたのに、朝から雨。
さぁ、たくさん遊んだし、そろそろ読書させてね、
と座っても「もっと遊ぶ」の視線がイタイ(>_<)
ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ降りながら本を読んでも、愉しくないね、お互いに。
頼むから、ちょとでいいから、本を読ませて～と、
座布団の下に挿してみたら
パンチするたび ﾋﾞﾖ~ﾝﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
一人遊びが始まって、
椅子に飛び乗り ﾋﾞﾖ~ﾝﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ﾋﾞﾖ~ﾝ ﾋﾞﾖ~ﾝ・・
楽しげなそらを隣に感じながら
やっと借りられた『ハレルヤ』を再読中。
一度目はモヤ～っとしてた箇所でハッとなって涙が出たり、
しばし没頭してふと見ると、いつの間に寝ていたの。
もっと遊べばよかったね、ごめんね、反省なんて猿でも出来るって古いCM頭をよぎる。
今日の雨、予報より長そうだから
起きたらまたダイエット体操、始めるぞ～
「寒いけど そらも来る？」
洗濯物を干すベランダに珍しく出てきたと思ったら
ダッシュでお姉ちゃんの部屋を覗いてる。
今では布団部屋になったお姉ちゃんの部屋。
momo好きだったもんね。
植木鉢の隙間にも首をつっこんでみるけど
やっぱり いないね。
掃除の最中 momoの首輪を見ていたら
「オイラも」とそらが見上げてる。
「momo姐の匂いにゃ～」
余計さみしくなっちゃったかな。
そんなそらを残して、天気に誘われ、
川を渡って買い物に行った帰り道。
富士山を見て悦んだり
信じられないほど透き通った水にびっくりしたり、
わたしはこんなことで少しずつ気分を変えていける。
ここは去年の台風19号で流れが大きく変わった場所。
もともと暴れ川だった多摩川にすれば、
これっくらいの変化で何を騒ぐ、と仰りたい？
寒いような、でも暖かな冬は、春は？夏は？と思いが先走り、
今年もやっぱり来るのかな、大きな台風、今度は避難しないとな。
そんなことまで考えたところでハタと気づく。
そっか、momoとは避難出来ないんだ～。
momoがいないことを実感する瞬間。
でもmomo、怖い思いしなくてよかったよ。
橋を渡り自転車に跨り家に着けば、玄関にそらが出迎える。
かわいいやっちゃー。
でもね、そらとはすれ違い。
「おっかあ約束だよね、帰ったらご飯だって言ったよね！」
( 一一) ﾊｲﾊｲ。
外は冬晴れ。
とは言わないのかな、もう立春を過ぎてしまったしな。
春になってしまうのが淋しいよ、なんだか。
そんなおっかあの独り言は耳に入れず、
ガブルくんの小さなお尻にくっついて昼寝のそら。
夢の中では多分 こんな感じ？
今日は冬晴れ って今日は言わせてください
