水瓶

ファンタジーや日々のこと

鎌倉日帰りの旅 その1 宝戒寺・荏柄天神社

2014-05-05 09:04:19 | 
まるで初夏のような陽射し! 土曜日は鎌倉に行って来ました。
歴史ものをみんな「ちょんまげ」とひとくくりに呼ぶ、
歴史に興味のない森のなかまをたたき起こして、さあ、いざ鎌倉!
(昔、お兄さんが仕事の関係で、一時期鎌倉に住んでいて、
夏休みに遊びに行ったりして地理感はあるようなのですが、
寺や神社には全く行かなかったそうなのです。もったいない……)

鎌倉駅のホームから、行列状態でゆっくりと改札外まで移動。予想通りのすごい人出!
日帰りの旅でしたけれど、色んな人たちとお話できる機会がありました。楽しかったなあ。。。

原宿通りのようなすごい人波の小町通りを途中で裏道にそれて、ようやく少し息がつけるように。
一番初めの宝戒寺に着いた頃には、すでにくたびれていました……


宝戒寺(ほうかいじ)。案内板で、鎌倉幕府滅亡時にこのお寺の近くで一斉に自害して果てた、
北条氏八百七十余名の霊を弔うために建立されたと読んで、入るのをためらっていたら、
森のなかまが「ここまで来たんだから」とずんずん中に入ってゆきます。ひいい。。。


本堂に入ってみると、風が通って、それまでの暑さがうそのように涼しい!
その後、境内の庭などぶらりとしていたら、元気も回復して来ました。入ってよかった……
小手毬(こでまり)の花がきれいに咲いていました。


私はなんとなく鐘つき台が好きなので、今回行ったお寺の鐘はみんな撮りました。
特に違いとかはわからないのですけど。。


今の時季は、ほとんどどこへ行ってもシャガの花が満開で、ウグイスが鳴いていました。
鎌倉ってウグイス多いんだなあ……よく聞いてると、それぞれ鳴き方が違うんですよね。
すごい技巧派の早鳴きウグイスもいました。ケッキョケキョケキョケキョ♪


宝戒寺の次は、祭神・菅原道真公の荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)へ。学問の神様ですね。


扉を開けた蔵には、こんな立派なおみこしがしまわれていました。
御神輿、神様の輿というぐらいだから、お祭りの時にはここに道真公が乗っているわけなのですね。


北鎌倉よりはいくらか人出が少ないかと思いますが、やはり沢山の人。
北鎌倉の方が近い範囲に沢山の寺社が詰まってるので、
ゴールデンウィークや紅葉の時季などの混みようはすごいのです。



寺社の由来など読んでいると、鎌倉の歴史は凄まじい話が多くて、
非業の死を遂げた人がとても多いのですね。
なるほどそういう土地だから、お寺や神社が多いのかなあと思いました。
観光客が多くて、地元の方のご苦労はさぞかしと思いますが、
雨の平日など人の少ない時には、ずいぶん寂しい場所もあるんでしょうね。
諸行無常の響きあり、です。

一応行程通りに記事つくっていきます。次は鎌倉宮から永福寺跡へ


最新の画像もっと見る