水瓶

ファンタジーや日々のこと

春が来る前に・B/W

2018-02-25 12:02:55 | 日記
寒い・・!けど日は長くなりましたね。
昨日は森のなかまが、横浜美術館でやっている高円宮妃殿下の根付コレクションとその写真展を見たい!というので行ってきました。
同じチケットで横浜美術館のシュールレアリスムの写真コレクション展も見られたので、ついでにそちらも、、、
って思ったらこれも面白かった・・!!

絵画や彫刻の展示もあり、ダリやクレー、ミロ、エルンストの絵もありました。写真はマン・レイやブラッサイなど。
なんか昔ちょろっとだけ興味を持って、名前は知ってたぐらいの人たちの写真です。
でもこうして見るとまたいいんだなあとか思いながら、けっこうじっくり見てきました。

・・・と、そんな展示見た後なんでちょっとかぶれてますが、またなんか新鮮な感じで写真撮れたので、よかったらおつきあい下さいませ。



この写真撮った時はモノクロモードになってるの忘れてたんですが、意外にきれいに撮れてうれしかったので結局この日もモノクロモードの日になりました。



ジェラール水道の水面に映った電線と鯉。鯉がお化けに見えます



水仙。下のギザギザがある葉っぱは同じ鉢に植えられていたアロエ。



たしかこれはアカシアかミモザの木だったかな?今は細いサヤエンドウのような実がなっていました。



元町公園の鉢植え。



毎度おなじみ元町公園の木・木・木!









なんかウィリアム・モリスみたいになりました



元町公園のカラスはカメラ向けると飛び立つんですけど、この二羽はずっと残ってた度胸のいいやつら。



ガンとばしてくるカラス。












冬の木の荒々しいむきだしの姿も、もうじき緑の葉に隠れて見えなくなりますね。ちょっと残念。。












ヒイラギナンテンの黄色い鈴のような花。



植え込みの小石にピントが当たったらこれも面白かったので。

それにしても展示されていたような写真を撮った昔のカメラは、液晶モニターで映る様子が確かめられるわけでもないのに、よくあんなにしっかりした写真撮ってたなあと。
頭の中にこうするとこう撮れる、みたいな経験則がしっかり入ってたんでしょうね。
もちろん今だってプロのカメラマンの人とかはそうなんでしょうけど、私はモニター見てぐるぐる回しながら、あ、ここきれいだ!みたいな感じに撮るので、昔のカメラだったらこんなに楽しくは撮れなかったんだろうなあ。。









春の指標木、外人墓地のコブシ。芽は順調にふくらんでいるようです。





昨日は急だったので、メイン展示の方を見なかったんですけれど、これも行っとけばよかったかな。。。
石内都さんの写真展・高円宮妃殿下の根付の写真展・シュールレアリスムの写真展、どれもみんな3月4日、来週末まで。
横浜美術館はフラッシュ撮影は禁止だけれど、原則、作品の撮影はみなOK!だそうです。ふとっぱら〜

横浜人形の家・追悼特別企画 『後藤由香子展 ~時空を超えた愛の贈り物~』

2018-02-18 13:32:15 | 横浜人形の家

節分もすぎましたが冬将軍がこれでもかとラストスパート。
花粉の尖兵もすでにやって来て、何もそんなにがんばらなくてもいいのに。
へっくしょん!

昨日は横浜人形の家の追悼特別企画 『後藤由香子展 ~時空を超えた愛の贈り物~』に行って来ました。
この時期に雛人形の展示は恒例なんですが、今回は急逝された人形作家・後藤由香子さんの追悼企画とのことでした。
以前見た展示でも、ひときわ印象に残るおひなさまを作られる方でした。

おひなさまの顔が少しずつ変わってゆく様子が見てとれるように思いましたので、
今回は特におひなさまの顔にスポットを当ててみました。
本当にひとりひとりお顔が違うんですよ!


































上二つのブルーのおひなさまは、殿姫ぞろいの人形としては最後になる「MANA」という作品だそうです。

人形づくりに使われた道具や、指示したものなどの展示もありました。
小さな花や小鳥のひとつひとつ、本当に細かい所までていねいに書き込まれたメモなど、
採算度外視で打ち込んでいらした様子がよくわかります。

後藤さんは1969年生まれで、私とは一つちがい。
先日は有賀さつきさんが亡くなられ、近い年の女性の死を知り、
まるで何かの問いを突きつけられるように思い、
柄になく今までになく、特別に感じ入る所がありました。
ご冥福をお祈りいたします。

これからこういう機会がどんどん増えていくんだろなあ。。。












なんとなく、伝統的な顔から現代風の顔へ変わってゆく感じがするのですがどう思われますか?
どちらがいいと選べるものでもないんですが。

人形の家に飾られている古今東西たくさんの、素朴なものから贅を尽くしたものまで、
なんらかの願いが込められ、祈るように作られてきたのが人形なんだと、あらためて思いました。
以下は、後藤由香子さんが生前に作られた詩だそうです。


生きること 生きているということ

命は光を持っている。
優しい光、悲しい光。

いろいろな光が混じり合って
その人の光になる。
その人だけの光になる。

時を重ねた分だけ
湧き出てくる光がある。
滲み出てくる光がある

生きること 生きているということ

それは、まわりの誰かに光を与え、光をもらうこと

誰と同じでもない光の結晶を
自分だけが出会う人たちと大切に育んでいくこと

誰のものでもない 自分だけの光で支え合っていくこと

自分にしかない光で


















現物を見ると一目瞭然なのですが、人形そのものや衣装だけでなく、
調度や装飾などの細かい所まで大変に熱を込めておられ、
全体が醸し出す雰囲気も大変独特のものがあります。

人形作家・後藤由香子さんの雛人形の展示は4月8日まで。
どうぞ足を運ばれて、現物をごらんになってみてください。



冬の木・B/W

2018-02-11 10:55:59 | 日記
まるで花のような葉ボタン。じっと見てると目が回る?

こちら昨夜はしっかり雨が降って、今朝は空気も少しうるおったようです。
今日はちょっとあったかいですね。木々の枝にもつぼみや葉の芽がふくらみだして、春はもうすぐ!

・・・といえど、まだまだ寒々しい姿の冬の木。
モノクロで撮ってみたら、カラーとはまた違う表情になってついつい面白く、色々遊んでみました。


冬の野外に貴重なヤツデの花。ほんとに面白い形をしてますよね。






こちらはたぶんサルスベリの樹肌。かなりの大木です。夏の華やかな雰囲気とはガラッと違いますね。



夕日を浴びた影の表情。少しコントラスト上げてみました。









ヒマラヤスギの巨木は冬でもどっさり葉を茂らせていました。






桜のつぼみのようです。だたいま盛大に花を咲かせる準備中






冬恒例のたのしみプラタナスの実のポンポン









日が長くなってきましたね。



枝に残り続ける枯れたアジサイの花



春のさきがけマンサクの花













北国の豪雪に、インフルエンザの猛威。今年の冬はいつにもまして厳しいですね。
体調に気をつけて、なんとか桜咲くまで生きのびましょう。は〜るよこい!