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水瓶

ファンタジーや日々のこと

11月の江ノ島

2017-11-05 14:55:15 | 

11月になりましたね。急に寒くなったりあったかくなったり、台風が来たり。
でも昨日は晴れてあったかく、とても気持ちがいい休日でした。
がんばって江ノ島まで足をのばしてみましたので、よろしければちょろっとおつきあいください。


とはいっても江ノ島へは渡らず。
昨日はとにかく砂浜の海が見たい!!!と森のなかまをせっついて行ってきたんです。

休日の江ノ電は混み方がすごいので、大船駅からモノレールに乗って来たんですが、
こちらは空いててゆったり座れ、景色もなかなか新鮮でした。



さすがにもう海水浴のシーズンではないので、海辺にいるのはサーファーの人やヨット、釣りの人たち、
それに同じく砂浜を散策する人たちのようです。



このちっちゃい姉妹、赤い服のお姉ちゃんは服をぬらさないでいましたが、
妹くんの方は全身びしょぬれになってました・・・風邪ひかないでね〜



浜辺に打ち上げられていたのは海草の茎のようです。昆布、、、みたいだけど違うかな。
さわってみるとちょっとぷよぷよしていました。



強い日差しに波がきらきら



昨日なんかはきっとサーフィン日和だったんでしょうね。波に乗れたら気持ちいいだろうなあ。
この辺りは腰越海岸というそうです。



腰越海岸から一回道路に上がって少し進むと、もう少し砂浜の幅が狭い海岸が見えてきました。
この辺は七里ヶ浜というそうです。



この写真だとちょっとわかりにくかもですが、七里ヶ浜は腰越海岸よりもかなり波が荒いようで、
ざぶーんざぶーんと激しい音をたてて打ち寄せていました。



ふしぎなオブジェがあるなと思ったら、護岸工事用に組み立てられたやぐらのようです。
サビで赤い・・!森のなかまが喜んでいました。なんで。



こうして見るとまるで神殿か何かのようですよね。



この辺は海岸通り沿いに江ノ電も走っているのですが、意外にあまりに近すぎていい感じに撮れず。。
けれどこの鎌倉高校前駅の踏切前には沢山の人がいて、みんなスマホやカメラを構えていました。
しかも聞こえてくる言葉はほとんど中国語。なんで???



ほら、交通整理の人までいるんです。あとで立ち寄ってコーヒー飲んだお店の人に聞いたみたところ、
SLUM DUNKという人気アニメのオープニングに出てくる場所なんだそうで、
中国や台湾から来たファンの人たちが撮影してゆく人気ポイントになっているんだそうです。へえ〜

ちなみにこの話を教えてくれたコーヒー屋さんは、長谷駅から大仏へ向かう途中の道の右手にあるお宅の、
庭先に止めてあるワゴン車がお店になっているかわいいお店でした。
ご主人がドリップでいれてくれる本格的なおいしいコーヒーが三百円で飲めますよ

この後七里ヶ浜の駅から江ノ電に乗って長谷駅へ。目的は



そう、鎌倉の大仏さまです。にゃんと森のなかまも私もまだ見たことがなかったのでした。
それにしても駅からの人の流れの多いこと・・!鎌倉は古い町だから道が狭いし、しょうがないんですよね。
平日に来られればそれが一番いいんいだけどな。。。



大仏さまの背中には扉がついてて空いていました。
ちなみに中も拝観できるそうですが、大変な行列だったので昨日はやめておきました。

このあと、さっきのコーヒー屋さんで聞いておいた近道を使って鎌倉駅まで。
距離は少々あったけど、人の少ない通りで鎌倉駅まで行きつけました。
昨日は三週続けての雨のあとの晴れで、休日にしても人出が多かったんだそうです。

これから年末にかけて、なんとなく慌ただしい気持ちになりそうですが、
いつも行ってるみなとみらいの港の海とも違って、砂浜の海でのんびりできました。
やっぱり海はいいね〜

モノクロームの江戸川

2017-09-16 22:09:56 | 

台風前夜。

今日は市川の病院へお見舞いに行ったあと、江戸川べりをおさんぽ。
雨こそまだ降ってなかったけれど、どんよりとした曇り空、写真を撮ってもどこか冴えない色合い。
あ、そうだ、いっそモノクロで撮ってみたらどうだろう?と思って撮ってみたら面白くなってしまい、
気づけばけっこうな枚数になっていました。

















勝手ながら、この釣り人の方けっこう撮らせていただきました。ちょうど絵になったもので。。



うっすら浮かぶスカイツリー。


森のなかまも昔よく仲のいい友達と、こうして江戸川べりで話し込んだりしたそうです。


にゃんだよお〜?








彼岸花を撮っていたら、この黒アゲハが「撮って!」といわんばかりにファインダーの前に入ってきました。
よく見るともう羽がボロボロ。。でも赤い花の間をあちらこちらと元気に飛び回っていました。



少しずつ雨風が強まっているようです。台風、あまり被害が出ないといいんですが。。

草津の町並み

2017-05-06 14:22:50 | 
関東はお天気に恵まれた様子のGW、夫婦ともども初めての草津は大変な人でした。

だいぶ久しぶりの更新です。

番付一位というのがまったくもってうなずける草津の湯。
そんなにたくさんの温泉に行ったわけではありませんが、入ってすぐ、また出た後も長々と実感できるお湯の効果。
あったまるし、疲れとれるし、いったいなんでしょう、あのミラクルの湯は。。


草津といえば湯畑と湯もみショー。湯もみショーは大変な行列であきらめました。。
湯畑は町の中心部にあり、まるで原宿のよう。
なんでも岡本太郎プロデュースということで、統一感のある建物で景観がつくられているそうです。


草津の湯は八代将軍御献上の湯とのことで、ていうことは暴れん坊将軍でしょうか?
町の素浪人と将軍の二足のわらじで疲れた体にしみる草津の湯。
ホテルの温泉で一緒になった女性と話をしてたら、「草津は混むんだけど、主人がどうしても草津の湯がいいって」と。
お湯につかってみると、その気持ちがよくわかるんですよね。。。


かなり狭い範囲に急な高低差のある町で、歩くのは少し大変かもしれませんが、景色に変化があって飽きません。




古い旅館かなにか取り壊した跡でしょうか。




ほんの狭い隙間にも温泉。ここは一度に入れるのは三人までとのことです。




小腹が空いたので、濡れおかき串などいただきます。温泉まんじゅうはお土産用。




土産物店などが並ぶ通りは大変なにぎわいでしたが、ちょっと一本入ると急に静か。これはこれでいいですね。




遠くに見える雪をかぶった山は白根山だと思います。


温泉まんじゅうを作るための排気口かな?スチームパンクな町並み






・・・ん?ウィンドウにずらっと並ぶ郵便ポスト???そして、さま〜ずと大江麻理子アナの色紙?

はい、草津の町で一番印象に残ったのがこちらのお店です。
なるほどいかにもモヤさまが見過ごすわけにはいかない雰囲気なんです。


温泉のもとが置いてあります。ぐんまちゃんグッズとか置いてない一本筋の通った、厳選された品ぞろえ。
ちょっとだけ入りづらい雰囲気ですが、えいやっと入ってみると奥からやさしそうなおじいちゃんが。

写真の「草津名湯の湯」と、つまようじ入れミニポストと、草津のカラータオルを購入すると、
とても上手な字でお店の名前を包み紙に書いてくれ、ていねいに包んでくれました。
待ってるうちに奥様とおぼしき女性も出てきます。

「不思議な品ぞろえですね」というと、

「売ってる人が不思議だからね


「もぐらが逃げる品あります」

これもどういう品かうかがいましたが、概要はぜひ訪ねた時に聞いてみてください。
このお店、2日目に行ったんですが、どうしても気になって、3日目帰る前にもう一度行って、
1040円のポスト型貯金箱を買い、お二人にまた面白いお話を伺いました。奥様は草津節の歌い手なんだそうです。


こちらがその草津移動拠点のバスターミナル近くにある梅田商店さん。
郵便ポストの並ぶウィンドウに気をひかれた方も多いのでは。大丈夫、安心して入れるお店ですよ!
ていねいに包んでくれますので、時間に余裕をみて行かれるといいかと思います。せかしちゃダメよ。


何度も行った草津バスターミナル。ちょっと風通しがいいので、日陰で寒くなったんですが、
行き届いたことに、すぐそばに足湯があるんです。
これがとても熱いお湯で気持ちよく、ちょっとつかっただけでも足が軽くなります。バスの時間合わせにぜひどうぞ!

しかし驚いたのは、関東バスの鬼神のごとき配車のさまで、さすが番付一位というか。。
待ってる人の数を数えて臨時でじゃんじゃんバスを出すんです。すごい。


梅田商店さんで買った郵便ポスト型貯金箱とつまようじ入れ。
そういえば小学校の時に持ってたなあ、郵便ポスト型の貯金箱。やっぱり貯金箱にはレトロな丸型ポストがいいですね。

というわけで、ハイシーズンで大変な人だったにもかかわらず、とても楽しめた草津でした。
お湯はミラクルだし、町並みも変化に富んでるし、リピーターが多いのもよくわかります。
できれば今度はハイシーズンを避けて、もっとゆっくり色々見てみたいなあ。

お正月の川崎大師

2017-01-12 08:19:49 | 
先日、川崎大師に行って来ました。前回行ったのは一昨年のお盆直後で人も少なかったんですが、今回はさすが人が多かった。
三が日はものすごく混む話を聞いてましたが、十日でもまだけっこう混んでました。

前回は南武線で川崎駅まで出て、そこからバスに乗ったんですが、今回は横浜から京急で川崎まで出て、
川崎大師線に乗り換えるルート。うちは横浜市と川崎市の境界近くなので近いイメージがあったけど、
京急では横浜川崎間はかなり駅数があってびっくりしました。特快乗れば十分ぐらいで着きますが。


駅を出てすぐの門。


この建物はなんだろう、、、かなり立派な大きいもの。


参道には沢山のお店。だるまとくず餅と咳止めあめが有名です。


ここから仲見世通り。


奥に本堂の屋根が見えます。かなりの人。三が日にはどんな混み具合だったんでしょうか。。
とんとこ飴といって、飴を切る実演販売が名物だそうで、
この時は実際に飴を切ってはいなかったけど、職人さんが板の上で包丁をたたいてとんとこ音をたてていました。


厄年ではないので、三百円の護摩木を三本買って願を書いて納めます。
そして手前に見える煙もうもうの例の所でお線香を買って、火をつけようとしますが

あっつ!!!

とてもじゃないけどお線香に火がうつるまで手を入れていられない。。。
隣の女の人も「あっつ!あっつ!」と言ってました。
どうしたらいいんだろうと戸惑ってる人たちの脇から、ただお線香をポンと入れてくだけの人が。
そうか、こんだけ熱けりゃただ入れときゃその内火がうつるよね。。。


お参りした後は干支のお守りを買って、出店がいっぱい出てる方をぶらぶら。
このお寺と出店が一緒にある風景が好きなんですよね。やきそば食べました。

長い参道をぶらぶらと歩きながら、とんとこいう音を聞いたり、破魔矢やだるまなんかの置物を見て山門まで行くうちに、
ちょっと落ち着かない気持ちもリラックスして来ました。
で、お寺に入ると今度は神妙な顔のお坊さんとかいて、なんかちょうどいいバランス取ってるんだなあと。
昔は庶民にとっては、伊勢講とか富士講とか、こういう所にお参りするのが大きな娯楽だったでしょうし、
普段の日常生活では満たせないような何かが満たせる、特別な場だったんだなあと思います。
でも今でもけっこうそのご利益ありますよね。だからこんなに人が来る。


帰りがけに撮った京急川崎大師駅前ロータリー。


川崎大師線は駅数少ないんですが、なかなか面白い線のようです。
土手の向こうに海を思わせる景色が見えて、立て看板にカモメが並んでたりしていました。
AJINOMOTOの大きな工場とかも見えたので、ひょっとしたら工場夜景クルーズで回る辺りかも知れませんね。
写真は電車の中から撮った港町駅。駅のホームに、港町十三番地の譜面がディスプレイしてあります。

帰りがけに麩まんじゅうをお土産に買いました。よもぎらしき草を使ったふわふわしたガワのおまんじゅうでおいしかった。
年末からこまこましたことがあってなんとなく落ち着かなかったんですが、
川崎大師に行ったらなんだかほっとして落ち着きました。
まあ、ほんとに心から落ち着くには、長い時間がかかることだとは思うんですが、ちみちみやっていこうよ。

水上・月夜野びーどろパーク

2015-10-18 15:17:12 | 
セイロン 型吹きオパールグラス ルネ・ラリック 1924


特にガラスに詳しくなくても耳にしたことはあるラリックとガレ。セイロンは作品名?
オパールグラスというのはこのほんのりした色づき具合からついた名称でしょうか。
8月に旅行した群馬水上、月夜野びーどろパークの記事です。

観光地にガラス美術館多けれど、ここのはほんとの本格的!
工場に体験室、展示室、売り場、レストランなど、かなり広い面積で見応えもあり、半日ぐらいつぶせそうな感じでした。


何がすごいって、最寄りバス停がすでにガラスで出来ているという力の入れよう。
上越線後閑駅からタクシー5分、新幹線上毛高原駅からバスで15分くらいだったかな?
タクシーでもそんなに料金かからないと思います。


敷地内の手すりにも一つ一つガラスの動物たちが陣取っています。


こんなのも。カニカニ。


ガラスを作っている工場の中も見学できます。広くて暑くて働いている人も沢山・・!


ガラスを吹いている様子。柵で仕切られた通路側から見学できるようになっています。


作業する人たち。


ガラスの溶解炉。いわゆるるつぼといわれるものです。燃料ブタンガス、最高1450℃、溶解量3トン。
これはルツボ式窯といって、たくさんの色のガラスを同時に作れるそうです。

色ガラスはそれぞれの色ごとに調合された原料を溶かして作るそうで、たとえば赤は金と銅とセレンとカドミウム、
青はコバルトと銅、黄色は銀とニッケル、クロムとカドミウムなどだそうです。
ひょっとして花火と同じ?と思って調べたら、使う材料は全然違うようです。


なんか大きな煙突、、じゃないな……なんだろう???


        

以下、グラスアート美術館の写真です。近代のガラスの流行や、世界のガラスの歴史がわかるように展示されています。


このタイプの花瓶、うちにもありました。白菜に似てるなと思ってましたが、、、
こんな感じで、ガラスの花瓶一つとっても流行ってあるものなんですね。


これはもう少し新しい感じの流行でしょうか。


札を撮り忘れてしまったのですが、外国で出土したトンボ玉のレプリカじゃなかったかと思います。サイケな色柄ですね。

ガラスの発祥はメソポタミアで、かなり古い時代のようです。トンボ玉とはガラス製のビーズのことで、
紀元前15世紀以前の北メソポタミアの遺跡からかなりの量が発見されているそうです。


ローマングラス。左:手付き水差し 1~3世紀  右:手付き瓶 6世紀頃

(以下説明板にあったものを要約)
ローマ時代紀元前1世紀から紀元5世紀頃までに作られたガラスをローマングラスといいます。
鉄の竿で息を吹き込んで作る方法が発明され、古代の型による制作よりも、
一挙に沢山のガラスが製造できるようになり、庶民の日常品にまで普及しました。
ローマ帝国以外へも、シルクロードを東へ、フェニキア人の航海術によって西へと、世界中へ広がっていきました。
表面が玉虫色に変色しているのは銀化現象で、土中に数百年以上埋まっていたことで起きる現象なんだそうです。へえ~。


正倉院に収蔵されているガラス器のレプリカ。これもシルクロードを通じてはるばる日本まで旅して来たんでしょうね。
正倉院のガラス器は、当時からここにしまわれていたため、保存状態が大変いいそうです。物持ちがいいね!


中国は清の時代に作られたガラスを乾隆ガラスというそうです。
鼻煙壷とあるのは、今でいうアロマポットみたいなものかしら。最近ネックレスになっているものも見かけます。


4世紀頃、ケルン近郊で発見された色模様の杯のレプリカ。シンプル&キュートでカジュアル?


14世紀頃ヨーロッパのゴブレットのレプリカ。純金などが使われている大変豪華なもの。


アメリカのディル・チフーリという人の作品のようです。


アメリカはティファニー工房のガラス。アール・ヌーヴォー期の代表的ガラス工房だそうです。


菖蒲文大花瓶。酸によるカメオ技法。エミール・ガレ。


はまなす文鶴首花瓶。イングリッシュカメオ。


ガレかなあ。


ガレちゃうか。


ロスコフ。型吹きオパールグラス。ルネ・ラリック。
実はこの手のつぶつぶ模様をよくよく見ると鳥肌たつタイプですが、面白い意匠だったので。


この珍妙な両手鍋のようなガラスはピカソデザインによるもの。さすがピカソ、面白いなあ。



美術館を見た後にソフトクリームを食べたり、自宅用に買ったお手ごろなガラス皿を宅急便で送る手配などして、
2時間ぐらいいたかな。。絵付け体験とかも興味あったのですが、新幹線の時間もあったのでこの辺で、と。
工場は熱気で暑かったけれど、ガラスは夏に、目に涼しくていいですね。

旅行からずいぶん間を置いてしまって、このまま書かずに終わっちゃうか~と思っていた記事の続きが、
ちゃんと書き終えられてよかったです。なんかやり残した宿題みたいで気にかかっていました。
これで夏に旅行した群馬水上の記事はおしまいです。ああほっとした。。。

さあて、次の旅行はどこにしよう?あんまりあちこちで噴煙上がらないといいなあ。