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水瓶

ファンタジーや日々のこと

渋谷の街・B/W

2017-10-27 20:06:16 | 東京の町
再開発で大工事中の場所が多い渋谷。でもこの辺りは比較的昔のままのようです。

年に何度か用事のある渋谷に行ってきました。どうも苦手でしょうがないんですが、
またもやモノクロで撮ってみたら…?と、ちょっとモーティベーションをあげてみたら、
なかなか面白く撮影できました。



ビルのエレベーターから見る南口バスターミナル。以前東急プラザのあった右手の場所は工事中。



スクランブル交差点の方は人もすごいだろうからと避けて、反対側の歩道橋から。



国道246も工事中。この道は昔よくバスで通った道。渋谷からバスで3~40分ぐらいの所に姉と二人で住んでたんです。



落書きが多いです。今は少し減ったそうですが、若者の街ならでは?






スクランブル交差点側よりは少ないとはいえ、やっぱり渋谷は人がとても多いです。



この辺は桜丘町。ほとんど来たことがないんですが、
なにかフレンドリーなものを感じてちょっと歩いてみることにしました。



こんなに車間つめて走ってぶつからないの?
っていうぐらいピュンピュン早回しのように速く走って見えました。
こんなに違うものだっけ。。。



左手はJRの線路、すぐそばを山手線が忙しく行き交っています。よし、この道沿いに歩いてみよう。


盛大な落書き。東京のダウンタウンってここだったのか。。
ギターケースを背負った少年少女の姿もちらほら見えたりして、ちょっとなつかしい雰囲気も。



車の道と交叉する日差しの道。太陽の位置が低くなってきましたね。



空はガンガン快晴



駅のホーム






渋谷が苦手なわりには本屋のバイトをしたり、ウェイトレスをしたりと、何かと渋谷を拠点に動いていました。









慌ただしく駆ける人。ハイ、パチリ!



右手の壁にあるマークわかります?インベーダーっていうんですよ。いつ描かれたんだろ。。。



やっぱり東京はスピードが違うなあ。




写真を撮ってみたら面白かった渋谷。
特に桜丘は狭い道が多いので、大規模な再開発が難しいのかもしれませんね。
ちょっとなつかしい雰囲気もあって、写真を撮っていてとても楽しかったです。
次は半年後ぐらいかな。今度はどのぐらい変わっているんでしょうね?

サンシャワー・東南アジアの現代美術展/森美術館

2017-10-10 13:46:29 | 東京の町

ゾウさんが歩いてる所を下から見せてくれるんでしょうか。

先日世界ふれあい街歩きでラオスのルアンパバーンという街をやっていたんですが、
ゾウに乗った視点の映像がかなりインパクトありました。サトウキビを求めてさまよう鼻。
う〜ん、乗ってみたい。。。

タイトルはこの美術展のタイトルでもある「サンシャワー」。
タイのアビチャッポン・ウィーラセタクン+チャイ・シリさんの作品です。
東南アジアの名前の響きはなじみがないせいかものすごく覚えにくいです。

ASEAN設立50周年記念「サンシャワー・東南アジアの現代美術展」、国立新美術館に続き、森美術館の記事です。
森のなかまも私も、六本木ヒルズに入ったの初めてでした。
けっこうあの辺りの道、入り組んでてわかりにくいですよね。遠くに見えるからいいけど。



「言葉と動きの可能性」 ジョンペット・クスウィダナント インドネシア



「グラフィック・エクスチェンジ」 ジャカルタ・ウェイステッド・アーティスト インドネシア
新しい看板を描くかわりに、もらってきた古い看板を集めたものだそうです。



「私の国への提案」 リュウ・クンユウ マレーシア



「国家への提案」 アディティア・ノヴァリ インドネシア 
建築材料を集めたお店のようです。東南アジアは建築ラッシュみたいですね。



「地」「火」「水」「風」「空」 ポー・ポー ミャンマー



ウドムサック・クリサナミス タイ



会場のようす。けっこう広かった。



「ビッグ・ベン(大きなメンガ)」 ソビアップ・ピッチ カンボジア
籐を編んだ大きな作品。シルエットも大変きれいです。



「溶ける虚空/心の型」 モンティエン・ブンマー タイ
この中に頭を入れてのぞいてくださいと書いてあったのでのぞいてみると・・・



こんな感じに仏像の顔になってました。外からはわからないんだけれど。



「社会の鏡」 アグス・スワゲ インドネシア
ラッパの前に立って耳をふさいでいる僧侶。



「寛容の壁」 アグス・スワゲ インドネシア
ところどころにポツポツ見える金色は耳の形をしています。壁の前ではイスラム教のお祈りの声が流れていました。
インドネシアは色んな宗教の人が暮らす多民族国家だそうです。



「崇拝のアイロニー」 トゥアン・アンドリュー・グエン ベトナム
たしか手前が何か珍しいトカゲで、奥がセンザンコウ。どちらも漢方薬に使われるため乱獲されているそうです。



「エクス/ポート」 マーク・サルヴァトゥス フィリピン
ちょっとわかりにくいですが、スクリーンの手前下にはツボがあります。
フィリピンの焼き物を日本の居酒屋で見つけたことが、この作品をつくるきっかけになったそう。



「誰もいない椅子」 バン・ニャット・リン ベトナム



「荒れそうな空模様」 フェリックス・バコロール フィリピン





面白く楽しめ…というにはちょっと重い暗いテーマの作品が多かったですけれど、
知ってるようで知らない東南アジアが少しだけ見えたような気がします。
勇気を出して六本木、行ってみてよかったかな。


サンシャワー・東南アジアの現代美術展/国立新美術館

2017-10-08 10:52:01 | 東京の町

プリントの前に木の椅子、そしてスタンプ。色んな指の形は何のサインなんでしょう?

横浜トリエンナーレからすっかり現代アートづいてるこの頃。
六本木の国立新美術館と森美術館の二館で並行開催されている
ASEAN設立50周年記念「サンシャワー・東南アジアの現代美術展」に行って来ました。

最近東南アジアの歴史の本を読んだりしてちょうど関心も高まっていたところで、ナイスタイミング!



「移民の皮膚」 ウォン・ホイチョン マレーシア
植物の皮を使って、実在の人のマスクを型どったもののようです。
東南アジア特産の植物が材料に使われているようです。



「ぼろぼろになった五大陸」 アウン・ミン ミャンマー



「青い10」月シリーズより ワサン・シッティケート タイ 



「遺骨の墓地のモニュメント」 FXハルソノ インドネシア






「声なき声」 FXハルソノ インドネシア 



「石けんのブロック」 ティン・リン ミャンマー
狭い四角に閉じ込められた人。作家の方が投獄されていた時に、石けんに彫ったものだそうです。
他にも、獄中で手に入る物を使った作品が展示されていました。ちょっとなんと言ったものかわからない…。



「政治指導者へのショックセラピー」 ヘリ・ドノ インドネシア
東南アジアの伝統的な影絵芝居ワヤン・クリを使った作品。どこかユーモラスな感じも。



「わんぱくな馬」 ヘリ・ドノ インドネシア



「奇妙な果実」 リー・ウェン シンガポール
この提灯のかたまりはパフォーマンスのための物で、
体中を黄色く塗った上にこれを上半身にかぶって街などを歩いたようです。リンク先のトップの写真ですね。



「ワニの穴」 メラ・ヤルスマ インドネシア
インドネシアで1965年に起きた9月30日事件のことを思って、このワニの皮を頭にかぶるものだそうです。
ワニの穴と呼ばれる地域から事件が始まったからだそうです。



「バラ色の眼鏡を通して」 イー・イラン マレーシア



「私物のコレクション」シリーズ ヤスミン・ジャイディン ブルネイ
これは作家の方の私物を砂糖でくるんで型にしたものだそうです。中身が何かは書いてありません。
サトウキビは東南アジアの重要作物だからかな?



「黄金の涙滴」 アリン・ルンジャーン タイ



「必需品の店」 アングン・ブリアンボド インドネシア






「黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないのか)」 スラシー・クソンウォン タイ 
現代アートは作品のタイトルがわりとストレートだったり、まるで詩のようだったりしますね。



この5トンの糸の中には亡霊のシンボルが施された9本の金のネックレスが隠されていて、
見つけた人はもらって帰れるそうなんですが、探ってみたけどぜんぜん床まで手が届きませんでした……





横浜トリエンナーレでも思いましたが、社会的政治的メッセージが強いのが現代アートの特徴のようです。
どっちかっていうと私は苦手だったんですが、最近世界の歴史の本とか読むようになって、面白いと思うようになりました。
この展示も取り上げられているテーマはかなり重いものが多かったのですが、
東南アジア独特の熱い風土のせいでしょうか、色彩が明るく派手だったりして、
陰鬱にどおーんと来るのとは少し違って感じられたようです。

このあとにまわった森美術館の記事もあげる予定です。10月23日まで、ご興味のある方はぜひ!

恵比寿の街並み

2017-08-06 09:40:39 | 東京の町
タコの中で遊ぶ夏休み。小さめのタコだけど、けっこう楽しそう!

いっときのような猛暑は一休みのようだけれど、むしむしと暑い日が続きますね。
昨日は恵比寿の山種美術館へ、川端龍子展を見に行って来ました。
少し前に日曜美術館で紹介されたせいか、大変な人。
大作が多くてとても見応えのある展示でした。今回は美術館に行く途中に撮った恵比寿の街の写真です。


日比谷線恵比寿駅の二番出口を出て少し行った交差点の近く。なんかちょっとなつかしい感じ。


小学校にほど近い歩道橋。


ちょっと古びてしまった建物。最近はなぜかこういうのをいいなあと思うようになったんですが、
森のなかまも同じように思っていたそうです。


渋谷では地下にもぐって見えなくなっている渋谷川は、恵比寿で顔を出していました。


入り口に立派なダヴィデ像のあるビル。ここが山種美術館かと思ったら違うんです。


美術館のすぐ隣には、絵に描いたような魚屋さんと八百屋さんが並んでいました。
今こういうお店、逆に地方では見かけなくなりましたよね。へえー。。。

暑さまだまだ続きそうですね。熱中症や夏風邪ひいてる方も多いようです。うまいこと夏を乗り切りましょうね。

御茶ノ水の街並み

2017-01-15 19:33:21 | 東京の町
東京を横断して森のなかまのお母さんのお見舞いに行ったあと、さてこのまま帰るのもなんだし……と降り立った御茶ノ水駅。
市川に住んでた頃はわりとよく行っていました。今大々的に工事中なんですね。護岸工事かな?


ガイドブックで目をつけていたおりがみ会館。今は折り紙でつくったおひなさまの展示。
撮影OKとのことで撮ったので、あとであげる予定ですが、いまいちピンがあまかった、、、


おりがみ会館を出るともう暗い。。。でも少し日がのびてきましたね。


今日は雪で大変なことになっていますが、それを予感させるような不穏な雲が御茶ノ水駅を覆おうとしていました。



こういう街中の景色を面白いなと思うようになったのは、写真を撮りだしてからでしょうか。
ファインダーで見る絵が、実際に目にしてる景色より面白く見えたんですよね。フレームで区切られてるからかな。
それで、あ、この景色は撮影すると映えそうだなあとか思うようになったんですが。
街とか人工物よりも、山や田園風景の方が、美しく面白く撮るのが難しい気がします。


楽器屋さんの並び。森のなかまがハーモニカを買うのに付き合って、よく御茶ノ水に来てたんです。
今は街角で耳にすることも少なくなったヘヴィメタルサウンドがかかっていました。
かつてバンドブームがありましたが、今はやっぱり楽器やる人も減ってるのかな。お金も時間もかかるしなあ。。


森のなかまが清水真里さんの写真集を探したいというので、神保町の方へ向かいます。


待ってる間に三省堂近くをぶらぶらしてたら、古書店のワゴンに「敦煌への道」上下巻が800円で売ってるのを発見!!ワッホーイ!!!

敦煌近くの莫高窟千仏洞は、一般には撮影が禁止されてるそうです。
この本のカメラマンが撮った時も、あれはダメ、これはOKという具合に、突然その場で指示されるので、かなり苦労したそうです。
でも井上靖のエッセイ読んでると、どうしても実際にはどんなものなのか見たくなるんですよね。
その他西域のオアシス都市や人の写真などもあって、雰囲気つかめてよかった。
ちなみにこの本を見つけた悠久堂という古書店は、写真集や画集、美術展などのカタログがお安く入手できるようです。おぼえとこ。




三省堂雑貨売り場のウィンドウ。あったかそうなモコモコ具合。

寒さも底をうったかな、、、いや、まだ二月がありますね。油断大敵風邪インフルノロ退散。