水瓶

ファンタジーや日々のこと

お正月の川崎大師

2017-01-12 08:19:49 | 
先日、川崎大師に行って来ました。前回行ったのは一昨年のお盆直後で人も少なかったんですが、今回はさすが人が多かった。
三が日はものすごく混む話を聞いてましたが、十日でもまだけっこう混んでました。

前回は南武線で川崎駅まで出て、そこからバスに乗ったんですが、今回は横浜から京急で川崎まで出て、
川崎大師線に乗り換えるルート。うちは横浜市と川崎市の境界近くなので近いイメージがあったけど、
京急では横浜川崎間はかなり駅数があってびっくりしました。特快乗れば十分ぐらいで着きますが。


駅を出てすぐの門。


この建物はなんだろう、、、かなり立派な大きいもの。


参道には沢山のお店。だるまとくず餅と咳止めあめが有名です。


ここから仲見世通り。


奥に本堂の屋根が見えます。かなりの人。三が日にはどんな混み具合だったんでしょうか。。
とんとこ飴といって、飴を切る実演販売が名物だそうで、
この時は実際に飴を切ってはいなかったけど、職人さんが板の上で包丁をたたいてとんとこ音をたてていました。


厄年ではないので、三百円の護摩木を三本買って願を書いて納めます。
そして手前に見える煙もうもうの例の所でお線香を買って、火をつけようとしますが

あっつ!!!

とてもじゃないけどお線香に火がうつるまで手を入れていられない。。。
隣の女の人も「あっつ!あっつ!」と言ってました。
どうしたらいいんだろうと戸惑ってる人たちの脇から、ただお線香をポンと入れてくだけの人が。
そうか、こんだけ熱けりゃただ入れときゃその内火がうつるよね。。。


お参りした後は干支のお守りを買って、出店がいっぱい出てる方をぶらぶら。
このお寺と出店が一緒にある風景が好きなんですよね。やきそば食べました。

長い参道をぶらぶらと歩きながら、とんとこいう音を聞いたり、破魔矢やだるまなんかの置物を見て山門まで行くうちに、
ちょっと落ち着かない気持ちもリラックスして来ました。
で、お寺に入ると今度は神妙な顔のお坊さんとかいて、なんかちょうどいいバランス取ってるんだなあと。
昔は庶民にとっては、伊勢講とか富士講とか、こういう所にお参りするのが大きな娯楽だったでしょうし、
普段の日常生活では満たせないような何かが満たせる、特別な場だったんだなあと思います。
でも今でもけっこうそのご利益ありますよね。だからこんなに人が来る。


帰りがけに撮った京急川崎大師駅前ロータリー。


川崎大師線は駅数少ないんですが、なかなか面白い線のようです。
土手の向こうに海を思わせる景色が見えて、立て看板にカモメが並んでたりしていました。
AJINOMOTOの大きな工場とかも見えたので、ひょっとしたら工場夜景クルーズで回る辺りかも知れませんね。
写真は電車の中から撮った港町駅。駅のホームに、港町十三番地の譜面がディスプレイしてあります。

帰りがけに麩まんじゅうをお土産に買いました。よもぎらしき草を使ったふわふわしたガワのおまんじゅうでおいしかった。
年末からこまこましたことがあってなんとなく落ち着かなかったんですが、
川崎大師に行ったらなんだかほっとして落ち着きました。
まあ、ほんとに心から落ち着くには、長い時間がかかることだとは思うんですが、ちみちみやっていこうよ。


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