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ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

疾走する方が寒くない?

2008年01月24日 16時08分04秒 | Weblog
 私の前を走る単車。交差点で信号待ちのとき、ハンドルを握る男性に異変が。

 さかんに体を震わしているのだ。どう観ても寒さに震えているように見える。

 かと言って、薄着ではない。厚めジャンパーも着込んでいる。赤信号の間、2-3分。その振るえは止まらない。

 青信号。

 意を決したのか、スタートよろしく、アクセルを踏み込み走り去ったが、その時は振るえから解放されたようで、前方に投げ出されるように前かがみになり疾走していった。

 よほどの寒気なのか。しかし疾走する方がもっと応えるはずだが。そんな物理的解釈はヤボというものなのか。小雪舞い、アスハルト道路を低く巻くように粉雪がたたきつける光景がしばし続いた。
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テレビ・ジャックで画一化―23日の東京の雪が炙り出す報道の姿

2008年01月24日 00時03分31秒 | Weblog
▼コラム子が住む奈良も月曜日は2年ぶりの雪で、山間部は積雪10センチを記録した。別段大騒ぎされるわけではない。しかし、東京は別だ。

▼「犬が人を噛めばニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」。ニュースの大原則。常識を覆すほどニュース価値が高い。地球温暖化のご時世、それが暖冬ならず厳冬の象徴として雪に見舞われる、それも東京という日本の首都がーというのがニュースが大きく取り上げられた要因だ。

▼しかしテレビはすぐジャックされることに、ほとほとあきれる。東京キー局ジャックである。関西の自主制作がどれほどのパーセントを占めるのか。コメンテターもジャックされる。メディアの均一化は恐ろしい。

▼新聞は現場主義だから地元主義は地域に張りつかないと記事化できないが、全国紙の通信部、支局からの撤退が顕著だ。新聞の危機だそうだ。いや、言論の危機ではないのか。ますます一極化していく。

▼東京基準でものごとが進む。沖縄の教科書検定での日本軍による「集団自決」強制削除の問題。検定意見撤回の運動は11万6000人の大会参加者、沖縄全市町村の議決を受けて粘り強い運動が続けられている。一時は全国化されてニュースとなったが、昨年12月26日の文科省の「関与」記述の幕引きで、もう終結したような錯覚をうける。

▼東京まで揺さぶる運動でないとなかなか取り上げられない。何もないのではないが認知されにくい。結論は全国に広げることしかないが、それは至難のワザだ。

▼1961年から高知・長浜の被差別の主婦たちにより始まった教科書無償闘争は全国化した。カギは生存権にかかわる懸命の運動ということなのだ。余談だが、文学や哲学の営みは全国など関係ない。おのれが勝負だからだ。広げる必要もない。コツコツ地道に。  

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