ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

韓国のバラード

2008年01月10日 22時11分40秒 | Weblog
 韓国のバラードは依然として人気が高い。

 舞台狭しと踊るダンス、ロック系のミュージックが優勢だとしても、バラードはやはり根強い人気をもつ。日本でも何度もコンサートを開いているシン・スンフンは「バラードの王様」ともいわれる。高音の透明感と甘い声がのし上げた。

 政治的メッセージを込めた曲が流行するのも韓国ミュージックの特徴だ。「パクダ」という「変わる」という韓国語が歌のテーマになったことがある。

 高音部でメロディーをリードする曲が多いのは、コマーシャル性が強いことを意味しているとみる。低音部の世界は宗教的世界に導くものだ。ミュージックは無論宗教音楽もあるが、流行するのは高音部が主旋律で流れる曲が多い。

 尾崎豊が1983年にリリースした「I LOVE YOU」は、イム・ジェウクが2001年に歌い、韓国中に流れた。逆が「冬のソナタ」だ。音楽は政治の日韓交流より何歩も早い。
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